アポロ13 コズミックフロント

2012-09-18 10:26:59 | タナカ君的偏見
 映画「アポロ13号」を見て感動を覚えた人ならば、今朝8時からBS-NHKで再放映されたコズミックフロント、そのサブタイトル 「アポロ13号奇跡の生還」 も興味深く見たに違いない。 当時のコントロール・ルームに詰めていた管制官、エンジニアそんな人達が語る当時の状況や感想。 地球への帰還コースの決定(月に到着前にコース変更して地球へ戻るか、月を周回してくるか)、 月着陸船への移乗、司令船のコンピュータデータを月着陸船のコンピュータへの手動での移し替え、お馴染みのCO2吸収フィルターの付け替え。

 コントロール・ミッションの全権を握る管制官、 26歳だった若い電力担当エンジニアは残された容量の少ないバッテリーをどんな風に使用したら地球帰還まで保つか? 再度乗り移る司令船の休止させていた電源を立ちあげる手順書の作成を短時間で作った逸話など・・・

 当時、事故後の対応にあたる管制室はメディアにも公開され、全国に放映され、 国民も固唾を飲んで事の成り行きを見守った。 その70数時間の帰還に至るまでの彼等の活動の様子を僕も興味深く眺めました。

 事故発生の様子をNASAの長官に報告を入れた時、色々な質問があるかと想っていたら長官側からは「我々にしてあげられる事は何かあるかね?」の一言だったというエピソードもまだ頭の中に鳴り響いている。



 それに引き替え、福島原発事故処理での話。 まだ原子炉が爆発する前、ベント作業を指揮中の所長さんのTV会議のカメラの前での発言「今、やっているんです、ディスターブしないで下さい」の声が僕の脳裏にこびりついている。 「早くベントをやれ」 そんな本社側の指示も聞こえていたが、 全部の原子炉建屋ごとに必要な作業員の数は相当な人数が必要な筈、 交代要因を含めたら必要な作業員や防護服の数はもっと必要、 そんな人数の確保など、やるべき事は沢山あったはず、 本社はそんな事をしてあげていたのだろうか? まさかそんな下世話な作業まで現地の所長に負わせていたなんて事ないでしょうね?


 TV会議の録画について言えば、記録を隠したり、削除改ざんしたり、そんな事をさせないで、あるがままの形で全て完全に公の形で保存する必要があるでしょう、 全権を発揮しても良さそうな原子力安全委員会も国の首相もそんな事を命じているのかいないのか? そこら辺はいい加減なまま、放ったらかしなのかな?

 大体に置いて「個人の発言が特定されるのはまずいから」と言って、TV会議の画面にモザイク掛けたり、一部だけ公開してみたり、 あのような事故の今後のために「個人情報保護法」もへちまも無いだろう、そう思うのだけれど、マスコミも原子力委員会も、国や東電の首脳も全てを明らかにする態度を取っていない。 こんな有様では「原発の安全性を確認したから再稼働を認める」 そんな言葉なんか、まったく信じられませんって!!
コメント

AMAZONでお買い物

2012-09-17 19:16:58 | タナカ君的日常
 碁盤の上に置いた囲碁の本4冊、左側の2冊は図書館から借り出し中の図書、右側の2冊はAmazonの通販で購入し、昨日届いた同じ本です。 

 最近の囲碁専門書の購入パターンは、

 1. 本を借りて読む。
    (図書館で借り出したり、囲碁のお師匠さんが貸してくれた本)

 2. それらを読んで、気に入って中古本をAmazonで購入する。

 こんな塩梅です。



 ちなみに今回購入した中古本ですが、
1冊、2500円 定価の物が、 送料込みでおよそ 1300円 です。

 注文商品案内のコンディション欄で説明されている様に、”カバーに光沢あり、角折れも無く、書き込み、ヨゴレ、スレ等御座いません。” その説明に偽りなく、良い状態の中古本でした。

コメント

中国に頼るの止めれば

2012-09-16 22:14:12 | タナカ君的偏見
 シリアの様な紛争地帯に従来だったら地球の警官気取りでしゃしゃり出るアメリカ、 それが今のシリア紛争には経済的旨みを感じないからか、アフガンの地での戦争に草臥れたからか、しゃしゃり出て格好良く抑えこむ自信も無くなったからか、だんまりを決め込んでいる。 そして日本はその国内に駐留し番犬の役目もしてくれていたアメリカ軍を邪険に扱い始めて、ぎくしゃくともめている。 中国はそんなアメリカと日本の様子を見て取って、アメリカの軍事力の庇護の元にあった日本に対しても尖閣列島の領有権問題で事を荒立て始めた。 弱い相手とみればちょっかいを出してくる、学校でのいじめ問題と同じように国家間の関係なんかもそんなものなんですね。
 
 ここ暫くは中国の安い労働力に魅力を感じて工場進出も行われ、 購買力を挙げてきた中国市場に向けた商業施設の進出も行われて来ましたが、 これからは中国を頼らずにやって行くしか無いでしょう。

 べちゃくちゃと大声を出すのが特徴の中国人観光客を相手にすることもありませんよ、 今迄だって、そんな連中がのさばり歩く国内の観光地なんか、敬遠したい気分だったのですから。 彼らがいなくなれば清々するってものです。

 こんな相手を嫌う気分のぶつかり合いが国家間の紛争拡大の火種になるのかな? 戦争は悲惨だから回避すべし、 そんな感情も無いではないけれど・・・  最近は増えすぎた地球上の人類の数を減らすには第二次大戦を上回る死者を出す世界的な戦争も必要なんじゃないのか? とも思うし、 冥土の土産にそれを見てみたい気もする。 危険だな~ >> 俺
コメント

うな重を食べた日

2012-09-15 22:57:04 | タナカ君的日常
 3連休の初日、1歳になった孫のお披露目と墓参りを兼ねて僕の実家へ帰省する計画が今月に入ってから予定されていた。 実家を継いで、まだ会社勤めしている弟は土曜日は仕事のある日だったけれども休暇を取って迎えてくれる手はずになっていた。 だから3日前にギックリ腰になったばかりで身動き不自由だからと言って計画を中断する気分になれなかったのです。 それでチャイルドシートを取り付けたレンタカーでやって来た息子の運転する車に乗って群馬県に向かいました。 とにかく3連休の初日ですから中央高速は小仏トンネルを先頭に、関越は高坂SA辺りを先頭にした渋滞発生がすでに伝えられていました。 だから当初から高速道路の利用は諦めて、秩父・鬼石を経由する下道ルートで群馬入りする進路をとりました。 チャイルドシートに押し込められた孫と、ぎっくり腰で通院中の僕にとって苦難のドライブの一日の始まりです。 

 兄弟家族での会食予定時刻の昼少し前になんとか実家に到着出来ました。 まずはやれやれです。 しかし随分と遅れてしまったので、墓参りを済ませてから会食の予定は前後させるしかありません。 そんな訳で弟が手配してくれてあった旅館の食事処へあたふたと向かいました。

 そこでは嬉しいハプニングが待っていました。 浦和に住んでいる甥っ子の健ちゃんと同じ年頃の女性が加わっていて、なんと「結婚しますお披露目会」の場にもなっていたのです。 なんだかスポットライトは孫から甥っ子達の方に向いてしまった感じ無きにしもあらずです。 そして僕達の到着遅れ、 食事に手を付ける前に始めたお互いの紹介などで、既にテーブルに並んでいたうな重も肝吸いもやや冷め気味になってしまいましたけれど、 嬉しい会食の場となりました。「うな重を食べた日」として一生の想い出に残ることでしょう。
コメント

贅沢な悩み

2012-09-14 10:54:49 | タナカ君的偏見
 まだ60歳の定年まで3年ほどの期間を残す元職場で席を並べたことのある知り合いが彼のブログでぼやいている、 人事的な扱いに不満を募らせ、仕事に意欲が無くなった事や、 60歳以降の過ごし方等に思いを馳せる心境を綴っている。 まあ彼の場合、以前にもそんな事があって、子会社と言う新しい環境への移籍などで立ち直ってきたのだが、また再発してしまった感じです。 

 貧乏人ならいざしらず、 親の遺産の土地に贅沢な間取りのアパートを建て、一室を自分の「秘密基地」として確保して他の部屋を賃貸していたりするのだから、 「本当に職場が面白くなかったら定年を待たづにさっさと辞めれば・・・」と思ってしまう。 それをしないのは自分の専門能力への強烈な自信、 彼を理解している少数の有力者への期待、 そんなものが引き止めているのだろうか? 勿論まだ高校や専門学校に在学中で社会人に成り切れていないお子さんの教育費用を考えたら、やはりおいそれとは収入源の仕事から離れられない事情もあるのかもしれない。

 実際のところ、彼が今の会社を飛び出した場合、 専門能力を持っていると言った所で、他所の会社でそれを必要としているかと言えば、その関わって来た製品分野の特殊性故にとても範囲が狭く、 生きがいを感じつつ仕事を続けられる新たな職場が容易に見つかるとは思えない。 まあ彼のアルバイト歴・職歴・趣味暦、そんな人生の幅広さの中で、収入金額に拘らずに仕事を探せば、何か見つかる事でしょうけれど。

 ともあれ残りの人生が25年として、その3年間(残り人生の12%)もの期間を鬱々とした日々として耐えるのは馬鹿な話だ、 なんとか上手く気分を変える方法を見つけて人生を楽しんで下さいな。 と言っておこう。

 この2日間、ぎっくり腰で通院と時以外は家にくすぶっている僕には、嫌な会社勤めだとしても外を出歩ける健康な身体があることだけで、素晴らしい人生の様に思えてしまうのだけどね。 ユウちゃん あんたは贅沢なんだよ!!
コメント

ギックリ腰発症

2012-09-13 10:30:30 | タナカ君的日常
 いつもならブログを書くのを休んでいる水曜日の昨日、 床に置いたキーボードやマウスを操作するのに僕はお尻を折りたたんだタオルケットの上に乗せてぺったりと座り込み、やや前屈みの姿勢で作業をしていました。 そして、文章の見直しも済ませてUpする直前、 俯き加減だった姿勢を変えようとした瞬間、 腰からすぐ上の背筋に細く鋭い痛みが走った。 それ以降身動きが自由に出来なくなっていまいました。 横たわりたかったのに、姿勢を変えようとすると激痛が走って思うようにならないのです。

 なんとかだましだまし身体を横たえて暫くジッと我慢していたのだが、今度は手洗いに行きたくなって来た。 上をむいて横たわった姿勢をようやっとうつ伏せに直し、膝を突いたハイハイの姿勢をとり食卓脇の椅子まで進み、 椅子にすがってようやく立ち上がりました。 腰骨と背骨の関係を一定に保ったままなら痛みは出ない様です。 2脚の椅子を少しずつずらしながら、それを支えにトイレの入り口まで前進します。 便座に腰を降ろすのも、両手を壁に突っ張って、そ~っと座り込みました。(便所のスペースが狭くて良かったよ)

 そんな訳で、昼前に妻が外出から帰って来るまでは、 床に横たわったままの姿勢で、とにかく辛抱してました。

 午後、息子がサッカーで怪我をした時に使った松葉杖を物置から出してもらいそれを使いながら車に乗り込み、妻の運転で近所の接骨院を訪れました。 完治までどのくらいの期間を見込めば良いか、今のところ判りません。 来週に延期された山登り、多分登山口まで車を運転するのさえ難しいだろうと思います。

 と言うわけで、昨日Upした記事は縁起が悪いから、草稿状態にステータスを戻して、見掛け上ブログは水曜日のお休み状態にしておきました。 今は椅子の座面上に置いたキーボードをその椅子に肘を乗せて、すがりつくような格好して入力しています。
コメント

1億年を越える寒冷化周期

2012-09-11 10:07:29 | タナカ君的日常
 今日は山仲間と群馬県沼田市の奥にある山に出かける予定があったのだけれど、日本海にある前線の動きしだいで雨降りになる心配があったので、予定は延期されました。 朝の5時には家を出なければならない慌ただしい気分が無くなり、何時もよりものんびりした朝食を摂り、 お気に入りTV番組の一つ「コズミックフロント」を見始めました。 番組のサブタイトルは「銀河系の謎に迫る」。 

 銀河系の謎って何さ? と想いながら見ていると...

 恐竜絶滅に結びついた地球の寒冷化、その1億年以上の長い周期の気温変動の原因は星々が集中する銀河系アームと呼ばれる部分を地球を含む太陽系が横切る時期と一致するのではないか? 銀河系の中を移動する星の動きの観測をしている天文学者はそんな仮説を思いつき、 地質学者が行った貝殻化石に含まれる成分変化、つまり海水中の成分変化を推測する研究、そんな異なる分野のデータが不思議なほどの周期の一致を見ている、そんな状況を紹介する番組内容でした。

 ぼくは初めて聞く話だったのですが、調べてみるとWikipediaの”宇宙気候学”の項で紹介されているほど有名な話なのですね。

 興味深いい番組でした、山には出かけられなかったけれど、楽しい一日が始まりました。 2時間後に昼食を食べれば囲碁に出かけてまた楽しめます。
コメント

生産緑地

2012-09-10 22:34:42 | タナカ君的偏見
 中央線が走る線路の直ぐ脇、立川駅北口から新宿方向、直線にしたら1.2km そんな所にも「生産緑地」の標柱を立てた農地がある。 今そこに植えてある作物はさつま芋、と陸稲。 さつま芋の方は葉っぱが盛大に育っているから、地中の芋も多分立派に育っているのかも、 しかし陸稲の方は葉だけ茂っているが、稲穂はまったく見えない。 去年の秋、10月過ぎてもここの陸稲はほとんど実りが無かったと記憶する。 まあ作物を栽培する振りをしていれば立川市の様な市街地の広い土地であっても農地としての安い固定資産税で済んでしまう、農家にとっては優れものの制度。 

 長いことサラリーマンやってた俺なんか「ふざけた制度だ」と思う気持ちも持つけれど、 なん種類もの梅の樹を土地の税金対策のために畑に植えて、 自分で収穫するわけでもなく地面に落としてしまう熟した梅の実を「樹に登って採っても良いよ!」 そう言ってくれた藤岡の農家のお爺さんもいたりした訳だから、「満更悪い制度でも無いか・・・」そう思う時もたまにある。
コメント

暑さも、もう少しの辛抱

2012-09-09 20:55:18 | タナカ君的日常
 空に薄衣の様な絹雲が浮かび、 賑やかなミンミンゼミの鳴き声の中にツクツクホーシの鳴き声が混じり始め、 梅雨入り以降顔を覗かせる事の少なくなっていた富士山が2日も続けて姿を現したりと、 色々な指標がここ東京多摩地域でも季節は夏から秋に向かいつつあることを示しています。

 あと2週間で秋の彼岸、そこまで板敷の床の上でごろ寝する我が家の暑さ対策は続くでしょうけれど...

 「暑さも、もう少しの辛抱だぞ!!」 と自分自身に言い聞かせる。
コメント

トライアスロン見物@昭和記念公園

2012-09-08 18:39:50 | タナカ君的日常
 「昭和記念公園の中でトライアスロンが行われるから見物に行こう」 妻がそう言うので見物して来ました。

なんでも妻の通うフィットネスクラブの掲示板に、「コーチの人達が参加するから、見に来てね」と宣伝してあったらしいです。

 スタートは11:30からだったので、早めの昼を食べて出かけました。 トライアスロンと言えば「水泳・自転車・中距離走」 水泳は公園の中の流れるプールの水の流れを止めて、周回させていました。 普段ならプールエリアは公園の入場料金の他に別料金を払って立ち入るのだけれど、今日は出場者を応援する人達のために、自由に立ち入らせていました。 「子供向けの流れるプールなんて幅が狭い」そんなイメージでいましたけれど、久しぶりに眺めてみたら屋内プールの4レーン分ほどの幅がありましたね。

 いろんな年代やレベルの人達が、クラス分けされて競技に参加していて、 僕達が見物を始めた頃に泳いでいたのは一般男子だったのかな? 本格的なトライアスロン競技で水泳の泳法と言えばスピードの面からクロールなんだろうけれど、平泳ぎで泳いでいる人や、プールの水深が背の立つ深さなものだから、足を付いて立ち上がって一息入れている人がいたり。 なんでもありでしたね。  参加者の総数は千人近くもいたらしい、 盛況ですね。

 あ、それから自転車競技は園内の自転車専用レーンを使っているのかと思い込んでいましたが、 園内整備のために使用されている自動車走行道路を走らせていましたよ。
コメント