釘煮の戴き物

2014-02-16 07:46:21 | タナカ君的日常
 「キビナゴ」と呼ばれる小魚を使った佃煮の「釘煮」、 関西方面では今からが最盛期のはず。 囲碁仲間から昨年その釘煮を戴いて、 山椒の香りが口の中に広がるその佃煮に魅了されてしまったのだ。

 「今年は自分で作ってみようか」そんな気持ちもあったけど、 昨年それを分けてくれた囲碁仲間に「今年も欲しいなー!!」そうおねだりしておいたら本当に持ってきてくれた。

 正月に出かけた長野県・大町市で試飲させてもらって、これまた感激した酒(北安醸造:「大黒・しぼりたて生原酒)を飲み干し、 その肴に釘煮を早速頂いた。 至福のひとときですね。


 そんな「至福の刻」なんて、太平楽な時を過ごして僕がいた一方、 山梨県内の豪雪の場では大変なおもいをしていた人が大勢いた。 ツイッターでその豪雪の様子が伝えられています。


 中でも スコップで除雪した”lootone”さんのこの写真、一昼夜でこれだけの積雪だったのか?!と見入ってしまいました。
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再び大雪@2014

2014-02-15 12:41:55 | タナカ君的日常
 朝には雪は雨に変わっていて積雪は大部沈んでいたけれど、立川あたりの我が家の周辺では丈の高い長靴が沈むほどだったから、40cmを越える積雪だったのだと想う。 山梨県の甲府では1mを越え記録的な大雪となったと聞く。

 先週の大雪の時は大月周辺で車が動けず、 翌日自宅に戻った時には周辺住民の手で歩道の雪かきが終わっていた。 だから今回は僕の番だとばかりに、朝めし前に除雪に精をだしましたよ。

 それからベランダに半分割した林檎を串刺しにして出しておいたら、ヒヨドリ君が喜んで食べに来てくれました。
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また南岸低気圧で雪降り

2014-02-14 09:40:23 | タナカ君的日常
 先週末の大雪は本州南岸を進んだ低気圧に寄るものだった。 そして今朝また東京に雪が降りだしたが、 それもこれから進んでくる南岸低気圧によるものだ。

 先週の降雪時は自宅の外で雪の結晶(六花)が沢山あるのを確認しながらも、 より良い低温環境の場所でと思って河口湖まで出かけて、 交通止で酷い目にあった。

 だから今回は家の近所で雪の撮影をしてみようと思っている。 しかし、起き抜けに確認した雪には六花がまったく見られない。 それから3時間経過した今の時刻は9時半なのだが、相変わらず結晶は見られない。

 仕方なくこうもり傘を屋外に出して、そこに降りかかる雪の粒の様子を撮影しています。 夕方まで、適当な間隔でそんな雪の状態を撮影して、後で写真はまとめて追加Upするつもりでいます。

 *** 夜になって 追記 ***

午後の囲碁の最中も、対局が一区切りする度に建物の外に出て雪の様子を確認したのだけれど今日の降雪は結局綺麗な六花の結晶の無いまま終わってしまいました。 Top写真は朝一番に撮影したこうもり傘に落ちてきた雪の様子です。 夜までずーっとこんな状態でした。

 気温は天気予報で伝えられるように、夜に向かって気温が上昇する傾向です。 雪もべたついて来ています。

 もう撮影は諦めました。 (20:00記)
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ボードの上で10年

2014-02-13 12:03:28 | タナカ君的日常
 2014冬のソチ・オリンピックで10代の若者達が結構活躍している。 スノボ・ハーフパイプ競技で銀と銅メダルを射止めた平野歩夢君が15歳、平岡卓君も18歳だと聞く。 しかしボードの経験年数は半端じゃ無く、 平野くんは3歳頃から乗り始めたらしいから10年以上の経験を持つようだ。

 辛抱する例えの「石の上にも3年」じゃなくて、楽しみながらの10年の経験や練習がこの様な結果を産んだみたいですね。

 彼等にも彼等を育てた親御さん達にも素直に喜びの拍手を贈りたいです
「御目出度う!!」
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雪道での渋滞に想う

2014-02-12 12:07:26 | タナカ君的偏見
 今回の大雪で発生した交通渋滞に巻き込まれた様子を書き、 大震災の様な災害時の対応策について僕の意見(偏見)を記してみる。

 渋滞発生の原因、その最大の原因は近来まれに見る大雪であったことは間違いない。 ただそれが具体的にどの様に渋滞とつながったか? 知っておいて損は無いだろう。

[坂道で動けなくなったたった1台の車」

 河口湖から大月に向かう途中の富士急線「寿駅」の近くの国道139号線沿いには「暮地」と呼ばれる地域があり、そこには斜度5%ほどの坂道がある。 その坂道の途中で動けなくなった軽自動車1台が止まり、 それが原因で誘導員が配置された片側交互通行になっていた。 おりからの高速道路閉鎖で一般道を利用する車の量が多いこの日、 その通過に2時間を要したのです。

[積雪した路面形状による大型車両のすれ違い不能]

 国道20号線(甲州街道)は1級国道であり、 屈曲の多い山間部を除けばセンターラインが引かれ、通常なら直線路では大型車でもすれ違いに問題は生じない。 だがしかし、雪の積もった路面は通常時の走行可能なレーン幅より狭くなり、圧接された雪は路面を平坦ではなくしている。

 通常時に舗装された路面の形状はセンターライン付近を頂点とした上に凸な両サイドが低い形状になっていて、雨水の路側への排除、 交差車両間隔では上部に大きな空間が出来るため、交差車両の運転手さんは安心して交差出来るのだ。

 しかし今回の降雪時には大型車両同士のすれ違いにあたっては、両方の車両が間隔を取ろうとして両サイドに寄っても、圧雪された路面の雪の形状の影響を受けて、荷物を保管する荷室上部やサイドミラーが接触する危険性が極めて大きくなってしまうのでした。 そのために直線路であっても交差不能渋滞が発生していました。 例えば鳥沢駅周辺の家並みの中でです。


[カーブに停止した車両が原因となる、
       大型車両のすれ違い不能]

 中央高速が封鎖された影響で観光バス、大型トラック、はては特車申請が必要なんじゃ無いか?と思える荷台の大きなトレーラーまで並走する国道20号線には車がなだれ込んでいた。 ご存知の方はご承知の様に「鳥沢」あたりから「藤野」あたりにかけてはきついカーブの続く道となっている。 そのカーブ部分に渋滞の車列が停止してしまうと対向してくる大型車両は通過出来なくなるのです。 待ち行列を作る車の運転手さんが気持ちに余裕を持って、そんなカーブ部分では車を停めない様にすれば、 降雪3日後になっても各所で多発したすれ違い困難による渋滞の多くは防止出来たはずです。

 上図に示した待ち行列車両の内、M2、M3 の車両が後方で待機してスペースを空けておけば、対向車もスムースに通過して行けるのですがね。 もちろんその事に気がついた僕は自分がそのような場所では前方のカーブ部分に空きスペースが出来るような位置に車を停めて待ちましたよ。 そして、ゆっくりとカーブを曲がって来た対向する大型車両の運転手さんが運転席から挙手の挨拶を送ってくれるのが見えました。

 話かわって、いずれ襲ってくるであろう東京地方への大震災。 その後の救援活動を容易にするために救援物資運搬の交通路確保は極めて重大。 その方策としていろんな対策やキャンペーンがなされている。 例えば・・・

 1. 運転車両を離れる時に、車のKeyを車内に残す。

 2. 一般車両は主要道路への乗り入れ禁止。

 3. 主要道路に沿った建物の耐震化を進め、
   道路への建物の倒壊による道路封鎖を防ぐ。

 まあこう言った施策は必要なのは判るけど、 これで十分なはずは無い、「何か抜けている」 そんな気がしてならない。

 手短に言えば

1. 交通路確保のために私権の制限。

例えば放置自動車を移動させるにしても、持ち主に無傷で返還出来るように管理しようとしたら大変な手間と管理費用が必要となるだろう。 だから、道路上に放置された自動車や倒壊して来た建物は、その中の財物・人の有無にかかわらず爆破、圧縮様々な手段で運び去っても訴追を受けない。 そんな法律だって必要なんじゃなかろうか?

 また道路上の邪魔な物を撤去する際の搬出先にしても近隣に空き地や農地が在った場合、そこへの搬入などが自由に出来ればそれに越したことはない。

2. 避難先の確保を大きく個人に委ねる。

 日本全体を見渡すと、無住となった建物や部屋が増えつつある。 東京周辺で暮らす人の内、現役で職場に通勤しなければならない人以外、特に年金生活者みたいな人は「戦争の時の疎開」的感覚で東京を後にしてもらった方が良いだろう。 当人達にとっても、学校の様な施設で雑魚寝して何日も過ごすより、精神的には楽な気がします。 東京を脱出する方法ですか? 50kmほどを2日掛かりで歩けば、その先は何か交通手段が見つかるでしょう。 歩けない人ですか? 自宅に放置しておきましょう。 亡くなってもしかたありません、放置です。

 
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雪の撮影@河口湖2014Feb08

2014-02-11 18:04:32 | 国内旅行と山歩き
 河口湖畔に雪の撮影に出かけた2月8日は道路の渋滞トラブルに巻き込まれて、帰宅できなくなっていまった。 ここ2・3日、その交通トラブルの事を記事にしていて主目的の雪の写真を載せてこなかった。 今日はその時に撮影した写真をUpします。

 撮影場所は河口湖の東側湖畔にある「大石公園」、 そこは湖畔に土産物売り場や温かい飲み物を提供するカフェが併設された建物があって、 休憩するにも都合の良い場所なのです。

 この日の雪は広範な交通マヒを引き起こしましたが、大石公園のカフェなども従業員が帰宅できなくなるのを避けるために、 臨時休業の張り紙を出して、早々と店じまいしてました。

 僕たちは売店に居た人に断って、建物に接して設けられた屋根付きのベランダ部分に撮影機材を設置して、開いたコウモリ傘の上に降り注ぐ雪の中から六花の結晶を選んでは撮影する作業に熱中したのです。

 この日に見つかる結晶は透明で平板な物では無く、 骨格となる結晶に空気中の水分が小さな氷の粒となって、あたかも小粒ダイアモンドで作った様な物が大半でした。 この前に御坂トンネル付近で撮影した時にも同じ様な写真を撮りましたが、 今回(Top写真)はその時とは背景の色が異なる様な条件で撮影したものです。


ペアで舞い降りた雪
 

六花結晶と針状の雪


 降ってくる雪は綺麗な形をした結晶や、この様にバラけた雪が交じり合って落ちてきます。 その中から六花の結晶だけ選んで試料台に載せるのは、結構手間がかかるのですよ。


 以前にも書いた様に小粒ダイアモンド六花は透明な結晶の上に小粒の氷が付着して出来上がるのです。 今回はたまたま見つけた透明結晶を撮影中にそれが試料台の上で増殖して行く様子が観察出来ました。 しかし背景光や表面照射光の調整に熱中していたので、同一条件で小粒の氷が増殖する時系列的な変化を記録したデータ写真を撮ることは出来ませんでした。
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親切な店長さん@ダイエイ・大月店

2014-02-10 20:38:42 | タナカ君的日常
 関東甲信に2月8日から降り出した「2014関東豪雪」とでも呼ぶことになるかもしれない大雪、 翌9日に大月市内の国道20号に面した民家の積雪の様子はこの写真の有り様でした。

 その大雪は関東甲信地域の高速道路や国道の広範囲な通行止めを引き起こしました。 その影響で河口湖に遊びに行った僕達は日帰りのつもりだったのに、 8日の晩は山梨県の大月から鳥沢の間で車中泊を余儀なくされたのです。

 降雪は翌9日の未明には降り止み、夜が明けると青空が広がる好天となったのだが、 高速道路の閉鎖は10日にまで及び、狭い屈曲の多い国道20号線も雪で狭められた通行可能レーンでは大型車の交差が出来無い、そんな実質的な交通止め状態が9日にも発生していたのでした。

 9日の早朝 06:30 には 青空の広がる中を仮眠させてもらっていた鳥沢駅近くのセブンイレブン店の駐車場を出て。 八王子方向に向かって走りだしたのだが、 梁川駅の大部手前で警官も出張っての交通止が発生していて、先へ進めなくなっていた。

 その交通止の原因だが、自力での身動き不能状態に陥った大型車があって交差不能状態が発生していたのだ。 その車の救出作業も進行していたが、 それは除雪のために出動していた除雪車を転用しての、慣れない救出作業であった。 

 その理由が分かったのは作業待ち行列の後尾に暫く並んだものの待ち時間に退屈して、 900mほど前方の原因となっている現場まで歩いて知ったのです。 そして、いつになったら通行可能になるか? 作業時間が読めない状態であることも判り、 これは「高速の開通を待た方が賢いかも」と判断し、 対向車の通行が無いのを利用して何回も切り返してUターン、大月へと戻りました。

 大月市内には9時少し前に戻ったかな。 駅前を少し過ぎた時に大月IC方向から走ってきた車の運転手さんが「IC入り口までも行けない、その手前の大月橋から先に全く進めないので戻ってきた」そんな話を聞かせてくれました。  道路を走行中に電車が走っているのが見えました。 これでは車を走らせて家に戻るのは諦め、 電車で戻る策をとるべきと判断しました。 何しろ家に戻らないと、 都知事選挙の投票も出来ませんから、是が非でも戻りたい。 

 そこで、車を置かせて貰える場所探しに目標を変えました。 国道に面した幾つかの有料駐車場は大雪のため利用出来ません。 駅前ロータリーの駐車場も昨夜から満杯のままです。 広いスペースを持つガソリンスタンドのオーナーにも給油して貰った後でお願いして見ましたが断わられました。

 開店時間が9時からのダイエイ大月店の駐車場では除雪作業が進行中でした。 既に駐車可能なスペースも出来ていたので、取り敢えず車を駐車させて貰いました。 明日には道路が開通するにしても、それまで無断で長時間の駐車するのはいけない事。 そこでキチンとお願いをして置かせて貰おうとおもいました。

 店の入口付近は男性従業員さん達がスコップを手にして道路から入口ドア付近にかけての除雪に精をだしていました。 その中の一人に声を掛けました「済みません、実はお願いと言うか、お話させて頂きたい事があるのですが・・・」 その方は除雪作業の手を休め、話を聞いてくれました。

 タナカ : 「カクカクシカジカで車を停めさせて頂けないか?」

 ダイエイ: 「昨日もその様なお話を何人もの方から受けました。」
      「昨日は全てお断りさせてもらったのですが・・・」

      そして機械で除雪中の駐車場の方に歩きながら
      話を続けてくれました。

      「この大雪の非常事態の中、お困りの様ですし」

      「除雪の済んだ、 一番端の方に置いて下さい」

      「明日にでも車は引取にいらっしゃる事を条件に」

 そう言って、 車を置く許可を出してくださったのです。

  僕は「チョット待てよ?!」 そんな事を勝手に決められる人なのか? そう思って作業着の胸の名札を読みました。 なんと ”店長” の文字が!! ラッキーです。 だれか責任者の立場の人に話をさせてもらおうと声を掛けたのですが、 スコップを手にして除雪作業の現場に居らしたのが、まさにこの店の最高責任者だった訳ですから。

 そして今朝(2/10)、 道路の開通状況をインターネットで確認し、高尾発 08:20 の甲府行電車で大月に向かい、 ダイエイ店に到着。 店内の菓子売り場で菓子折りを購入、親切に接して下さった店長さんにお礼の言葉を述べて、 約束通り車を引き取り、帰途に着きました。 

 まあ帰り道の国道20号線では相変わらず中央高速の不通が続く中、 すれ違いの難しい大型車両の引き起こす渋滞があちこちで頻発してましたが、 なんとか午後2時には帰り着きました。 

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河口湖から疲れ果てて帰還

2014-02-09 14:51:21 | タナカ君的日常
これは02月09日14時35分現在の道路情報です。

 昨日午後の2時頃に河口湖町から帰宅の途に着き、 大雪で交通止が続く中24時間強の時を経て自宅に帰還しました。 途中2分割で合計すると車中で4時間程の仮眠をとったけれど、 今はただ眠くて疲れています。 書く事は沢山あるけれど、 明日以降に回します。
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河口湖から帰宅困難

2014-02-08 17:34:26 | 国内旅行と山歩き
早朝に家を出て河口湖にやって来て、雪の撮影を昼まで楽しみ、昼食をほうとうの「小作」で済ませて、河口湖の町を午後の2時に出発した。

そして今は17:40だと言うのにまだ大月の手前で渋滞に捕まって身動き出来ないで居ます。

ガソリンの残量は3/5。首都圏の高速は雪のため、 ほとんど通行止になっていて、国道20号も大垂水峠がこれまた通行止、こりゃー今日中に家に帰れるだろうか?
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命の恩人?

2014-02-07 21:26:45 | タナカ君的日常
 リハビリ病棟に入院中の囲碁仲間を友だちと二人で連れ立って見舞いに行った。 1月に行った時は丁度リハビリ訓練に入るタイミングで廊下で立ち話しただけだったから、 今日は事前に病棟のナースセンターに電話を入れて、 暇な時間を確認してから出かけましたよ。

 病室のベッド脇の移動式テーブルの上に持って行った折りたたみ碁盤を置き、入院中の彼はナースコールして体を起こしてもらい、脚をベッドから垂らした姿勢で碁盤に向かった。 囲碁の対局はペア碁変形(相手は1人、そして見舞いの僕達2人がペアを組んで交互に着手)で対戦しました。

 まあ、勝ち負けはどっちでもいいでしょう。

 つい先日、彼の奥さんが公民館の囲碁の会場まで「世話になったお礼にと、持ってきてくれたお菓子を皆で美味しくご馳走になった」ことを伝えたり、 彼の方からは「入院の今後の予定の話を聞いたり」  途中、やや声をつまらせながら「2人は命の恩人だから・・・」なんて言われたりしたけれど・・・

 実は奥さんが公民館に来られた時 「旦那さんが囲碁の対局中に倒れた時は、ここで死なれたら困る、なんとか病院に到着するまで生きていてくれの思いで救急車に同乗しました」と話し、 更に 「半身不随になってみると、倒れた時に死んだ方が家族の方には楽だったのでは無いかと家で妻と話してたりしてました」 そんな余分な事を口走ってしまったのですよ。 なんとまあ余分な事を俺は口にするんだろ、 困ったもんです。
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