昨日、梅雨明けとの報道。空は真夏の様子。気温は猛暑日。
電気は使うなと言われるし、鳥はいないし。早く夏が終わってほしい。越冬に出発する夏鳥たちを見送りたい。
越夏ヒドリガモ♂が、東外堀の浮きフェンスの上で休んでいる。左の翼は退化したように小さく、右は大きく垂れ下がっている。
内堀の越夏ヨシガモ♂は、石垣に上がっていた。エクリプスへの移行期なのか?色に艶がなく地味、悪く言えば汚い。あのダンディーだったころの面影はない。
北外堀には潜水組のホシハジロとキンクロハジロ。それに何故かいつものカルガモ1羽。
昨日 「ビッグ・ボーイズ」 を見てきた。映画を見るのは数十年振り。入ってみると、定員200人程度のこじんまりとした館内。平日の昼間ということもあって客は50人ほどで空いている。
アメリカの鳥をたくさん見ようとすると裏切られる。あくまでもバーダーが主人公。もちろん鳥も出てくるが、姿はじっくり映っていない。
カシラダカで大騒ぎするのが面白い。帰宅後あらためて図鑑を開いてみると、ユーラシア大陸には広く分布しているが、アメリカでは珍鳥だ。
大阪城公園の定点観察を続けているが、その昔、珍鳥派で全国各地へ鳥を追いかけていた頃の数々の出来事を思い出した。
例えば、ヤマショウビンで出かけた先の、池の横の原っぱで車中泊して晩飯を作っていると、近くの工場の宿直員が、そんな所で寝なくても部屋を使えと言ってくれた事。
四国でクロハゲワシを見た時は驚いた。とんでもない大きさに息を飲んだ。なにしろ畳よりはるかに大きな物体が空を舞うのだ。
愛知のノガンの時は、10分遅れていたら空振りになるところだった。後から来た知り合い達に、「さっきまでそこいたのに!」 と嫌みな男になった。同じセリフが映画の中にも出てきて思わず苦笑。バーダーは日本もアメリカも同じだ。
九州のカラフトワシの時は、へんぴな場所の堤の上で、目印の小屋を探している時に、タクシーがやってきて降り立った男は、東京から飛行機とタクシーで駆けつけたそうだ。小一時間一緒に観察したのち、半日私の車で行動し、再び飛行機で帰っていった。
彼は1羽の鳥を見るためだけに、一日と数万円を使った。私も同じだ。1羽の鳥を見るだけのために。写真も撮影していない。 ただ一目見るためだけに珍鳥を追いかけていた日々・・・・・。
映画の中で、鳥に興味のない人達が、バーダーの行動を理解できないとの場面が何度かでてくるが、確かにそうだろう。「バカか?偉業か?」
「ビッグ・ボーイズ」 を見ていると、珍鳥を追いかけていた頃のことが次々と頭に浮かんで懐かしい。バーダーとは何だろう。自分でも分からない。
映画のパンフレットに 「大人になりきれない男たちの・・・・・」 とあった。
●今日の鳥たち。
ヒドリガモ、ササゴイ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、ヨシガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
電気は使うなと言われるし、鳥はいないし。早く夏が終わってほしい。越冬に出発する夏鳥たちを見送りたい。
越夏ヒドリガモ♂が、東外堀の浮きフェンスの上で休んでいる。左の翼は退化したように小さく、右は大きく垂れ下がっている。
内堀の越夏ヨシガモ♂は、石垣に上がっていた。エクリプスへの移行期なのか?色に艶がなく地味、悪く言えば汚い。あのダンディーだったころの面影はない。
北外堀には潜水組のホシハジロとキンクロハジロ。それに何故かいつものカルガモ1羽。
昨日 「ビッグ・ボーイズ」 を見てきた。映画を見るのは数十年振り。入ってみると、定員200人程度のこじんまりとした館内。平日の昼間ということもあって客は50人ほどで空いている。
アメリカの鳥をたくさん見ようとすると裏切られる。あくまでもバーダーが主人公。もちろん鳥も出てくるが、姿はじっくり映っていない。
カシラダカで大騒ぎするのが面白い。帰宅後あらためて図鑑を開いてみると、ユーラシア大陸には広く分布しているが、アメリカでは珍鳥だ。
大阪城公園の定点観察を続けているが、その昔、珍鳥派で全国各地へ鳥を追いかけていた頃の数々の出来事を思い出した。
例えば、ヤマショウビンで出かけた先の、池の横の原っぱで車中泊して晩飯を作っていると、近くの工場の宿直員が、そんな所で寝なくても部屋を使えと言ってくれた事。
四国でクロハゲワシを見た時は驚いた。とんでもない大きさに息を飲んだ。なにしろ畳よりはるかに大きな物体が空を舞うのだ。
愛知のノガンの時は、10分遅れていたら空振りになるところだった。後から来た知り合い達に、「さっきまでそこいたのに!」 と嫌みな男になった。同じセリフが映画の中にも出てきて思わず苦笑。バーダーは日本もアメリカも同じだ。
九州のカラフトワシの時は、へんぴな場所の堤の上で、目印の小屋を探している時に、タクシーがやってきて降り立った男は、東京から飛行機とタクシーで駆けつけたそうだ。小一時間一緒に観察したのち、半日私の車で行動し、再び飛行機で帰っていった。
彼は1羽の鳥を見るためだけに、一日と数万円を使った。私も同じだ。1羽の鳥を見るだけのために。写真も撮影していない。 ただ一目見るためだけに珍鳥を追いかけていた日々・・・・・。
映画の中で、鳥に興味のない人達が、バーダーの行動を理解できないとの場面が何度かでてくるが、確かにそうだろう。「バカか?偉業か?」
「ビッグ・ボーイズ」 を見ていると、珍鳥を追いかけていた頃のことが次々と頭に浮かんで懐かしい。バーダーとは何だろう。自分でも分からない。
映画のパンフレットに 「大人になりきれない男たちの・・・・・」 とあった。
●今日の鳥たち。
ヒドリガモ、ササゴイ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、ヨシガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。