大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/5 久しぶり登城。モズに合う。

2014年07月05日 | Weblog
 梅雨で予報が日々変わる。 予定がたたない。久しぶりに登城。
 風景が違う・・・? そんな場所があって、回りを見回すと、大きな木が切られて見通しがよくなっていた。

 よく通る道でも、突然更地になって工事が始まっていると、何か違うと気づいても、その場所に何があったか思い出せないことがある。
 よく目にしていても、記憶はいい加減なのかもしれない。

 教育塔裏でこの時期にしては珍しくモズの声。♂と♀の2羽が低い所にいるのを見つける。
 その後、樹頂付近で追いかけ合う3~4羽の鳥。スズメより大きい。ヒヨドリでもムクドリでもない。
 モズではないかと、双眼鏡で確認しようとするが葉が茂っていて、とまっている姿が見えない。しばらく頑張ってみたが分からなくなった。

 大阪府の、ゆるキャラ 「モッピー」 なみはや国体の時に、大阪府の鳥モズにちなんで命名されたが、アメリカで商標登録されていることが判明。
 現在新しい名前を募集中。
 いい名前が思いついたら応募しては。 自分が名付けたゆるキャラが活躍すると一生の記念になる。募集は7月14日まで。

 モズッチー。
 モズたん。
 モズ男。
 もずポヨ。
 もずもん。
 もずっしー。

 ダメだ! いいのが思い浮かばない。「もずもん」 「もずっしー」 あーあ。


 「日本産鳥類の種数が大幅に増加する・・・!」

 国立科学博物館と山階鳥類研究所の共同プロジェクトの発表では 「日本繁殖鳥類の234種の ※1 DNA バーコーディング」 のデータベースが完成。

 その結果、およそ1割にあたる24 種において、別種と同等以上の深い遺伝的分岐が発見された。

 これは、24 種の ※2 隠蔽種候補を発見したことを意味する。
 確定するためには、今後のより詳しい分類学的検討が必要も、現在11 種の日本固有種が大幅に増加することになるかも。

 発表された24種に中には、亜種キビタキと亜種リュウキュウキビタキがある。大阪城公園でかなりの数の亜種キビタキを観察してきた私としては、非常に興味がある。
 亜種リュウキュウキビタキは留鳥とされているが。

●今日の鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、ツバメ、ササゴイ、モズ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


※1=DNAバーコーディングとは。
種名が分からない生物のDNAを、すでに知られている種のDNAと照合することで種を同定する技術。

※2=隠蔽種とは。
形態的には似ていて見分けが付きにくいため、同種と見なされていた種が、DNA配列や生態の違いなどから、別種と見なされることとなった種のこと。
コメント
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