大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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2/15 今日も梅林で。

2015年02月15日 | Weblog
 日曜日ということもあって梅林はかなりの人出。でも梅花はちらほら。

 昨日は数十人のカメラサークルが撮影会を開いていた。思い思いにレンズを向けている。先生らしき人があれこれ指示をしている。

 
 写真で勉強すべき事は二つ。一つは、絞りや、シャッター速度や、感度、被写界深度などなど・・・ハードの部分。 絵画で筆によって違うとか、絵の具による色とか。 これは教える事が出来る。実践を積んでいるうちにやがて理解できる。

 もう一つはソフトの部分。これは教えられない。 何を見て感動するか。どの瞬間にシャッターを押すか。どちらにレンズを向けるか。これは、何を感じるか、その人そのもの。教えるなどという部分ではない。

 ただセオリーはある。例えば野鳥の写真なら、鳥の向いている方を広く開ける。球技なら必ず球を画面に入れる。
 ところが。くちばしの前が画面いっぱい。なのに尾の後ろは広い空間が。息苦しくて出来の悪い写真の見本みたい。でも、作者はその息苦しさを鳥を使って表現しようとしたのかも知れない。

 表現とはそういうもの。見た人たちに伝わるかどうか、ひとりよがりの作品になっていないかどうか。

 でも、もっと言えば、人の評価は何ら意味なし。人の評価のために作品を作っていない・・・・。ともいえる。

 若い頃。今の鳥以上に写真にのめり込んだ。常に心の中で叫んでいた!
 「写真とは、何ぞや」
 だから今、酔っぱらっても 「写真論」 など議論しない。

 今日の梅林は 「句会」 のグループ。手にノートを持って真剣に花を見つめている。 でも詠もうとしてもなかなか言葉が出ない。
 追い詰められたり。幸福感で舞い上がったりしてる時は、いくらでも言葉がでてくる。
 「句」 って頭じゃなくて 「心」 から出てくる。

 いきなり花を見つめても・・・。今自分がどう生きているか。何で心がいっぱいになっているか。

 城南地区の人工川で今日もカワセミ♀1羽。
 カワセミは、同じ所にとまることが多い。そして糞は、一つのかたまりでなく線状になっている。 人工川の岩に白い線状の糞を見つけたら、待っていると目前にカワセミがとまる。
 少し人慣れしたのか今日もいい感じ。

 ツグミ6羽。シロハラ26羽。アカハラは見当たらない。
 アオジは、音楽堂西上、人工川、天守閣東配水池で6羽。
 今日のジョウビタキ、♂3・♀2の5羽。一番やぐら、人工川、梅林、大手前、南外堀沿い。
 人工川で突然シメが1羽枝にとまる。やがて飛び立ってそれきり!

 ウグイス、一番やぐら前の植え込みでそっと鳴き声も立てずに。
 ウグイスの声は 「地鳴」 「さえずり」 「警戒鳴き」 の3種に分けられる。

 地鳴は、「チャッ・チャッ」 と植え込みの中から聞こえる声。俗に笹鳴きという。仲間どおしの連携など。
 さえずりは 「ホーホケキョ」 求愛やなわばり宣言など。
 警戒鳴きは ケキョケキョケキョ」 不審者に対しての合図。俗にウグイスの谷渡りと。

 オジロビタキは、今日も変わらず。お前への思いをどう考えてる。って言いたいほど。実に優雅にのんびり、目の前にとまって。どうしろと言うんだ。

 オオバンは、東外堀、西外堀、北外堀で計68羽。まあまあ。
 もちろんカンムリカイツブリはいない。
 最も多いカモは、ホシハジロで東外堀、南外堀、内堀、西外堀、北外堀で230羽。

 今日も梅林で熱燗のワンカップとおでん。少し開いた薄い桃色の花にカメラを向ける。札には 「紅冬至」

●今日の魅力的な鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、ユリカモメ、ハクセキレイ、アオジ、アオサギ、カワウ、アトリ、カワラヒワ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ジョウビタキ、シメ、カワセミ、カイツブリ、ウグイス、オジロビタキ、ゴイサギ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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