大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/13 カワセミでいい気分。

2015年07月13日 | Weblog
 気温は朝から27度。湿度も非常に高くて部屋にいるだけで汗がでてくる。今日は少しでも涼しいうちにと、5時過ぎから登城。

 しかし、着いただけで全身汗まみれ。もう開き直って、死ぬ訳じゃなし、かくだけかいてやれ!の気分。

 前にも紹介したが、リュックの背面に付けているネットが効果的。それまでは背中の汗がリュックに移り、背中に張り付いて実に不愉快だったが、ネットのおかげでそれがない。
 商品名は忘れたが、これは絶対おすすめ。

 大阪城を歩いていてもやっぱり何も出会いがない。7月は一番鳥の少ない月。6月の前半はまだいい。8月は後半になると夏鳥がやってくる。
 ところが7月はどうしようもない。セミ好きの人に申し訳ないが、うるさいだけ。

 南外堀の石垣の下部を、ササゴイでもいないかと、双眼鏡でずーと流しているとカワセミ発見!
 おー!これはラッキー♪

 そう言えばカワセミは、昨日、一昨日と見られている。
 カワセミに会えたから、今日はこれだけでいい♪♪ と思って歩いていると、本当に何も見られない。
 最近よく見る、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ・・・すべてだめ。かろうじて上空を東へ飛ぶダイサギ1羽のみ。

 カワセミは何度見ても美しい鳥。 漢字で 「翡翠」 これは宝石のヒスイと同じ。カワセミが、宝石のヒスイのように美しいから名付けられた。・・・というのは間違い。

 宝石がカワセミのように美しいから翡翠(ヒスイ)と名付けられたのが正解。
 つまりカワセミが宝石の名を真似たのではなく、宝石がカワセミの名前を真似た。
 カワセミが先だった。鳥見人としては、こんなことでもうれしい気分。

 カワセミの本を2冊紹介。

①「気分はカワセミ」 三浦勝子著 平凡社1993年 
 カワセミって、何? と聞くほど鳥はまったく知らなかった主婦が、偶然に営巣したカワセミを見て、観察をはじめて、のめり込んでいく。カワセミへの好奇心や愛情が素直に書かれていて一気に読んでしまう。

②「帰ってきたカワセミ」 矢野亮著 地人書館 1996年
 都心での子育てープロポーズから巣立ちまで。とある。著者紹介では、国立科学博物館付属自然教育園の主任研究官。先の主婦と違って自然科学の専門家の本。
 しかし学術書のような硬い内容ではなく、易しい言葉で読みやすい。それでカワセミの生態を知ることができる。

●今日の鳥たち。
シジュウカラ、カワウ、ダイサギ、カワセミ、ツバメ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。
コメント
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