大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/15 お誕生日おめでとう♪

2015年07月15日 | Weblog
 最近の猛暑は何だ! 真夏と変わらない。帰宅するとすぐにシャワー。汗を拭いただけでは、とても着替えられない。

 水に近い温度のシャワーを頭からかぶって、バスタオル1枚で出てきてそのまま冷蔵庫のビール。
 美味い! これが飲みたくて大阪城公園を回ってきた、と言っても過言ではない。

 今朝、城南地区の自販機でお茶を買おうとしたら、足元にセミの抜け殻を見つける。

 抜け殻でセミの種類や♂♀が分かる。抜け殻調査なども行われている。
 私はその知識がないので、携帯で撮影して詳しい人に送ってみようと、手に取ってベンチの上に置いたら、

 動く! びっくり! 動く抜け殻。
 抜け殻でなく、羽化前の幼虫だった。そう思えば、持ったとき抜け殻にしては重量感があった。
 なぜあんなコンクリートの上に転がっていたんだろう。

 小学生のころ近所の兄ちゃんたちが、幼虫を取ってきてミカン箱の中で育てていた。背中が割れてセミが出てくるのを、時間を忘れて見ていた記憶がある。

 当時は自分でも根の近くの穴を見つけ、白い幼虫を掘り出して遊んだ。セミになるまで育てた記憶はない。
 この穴はセミの穴だと掘って、その通り出てきた時の思いがすべてだった。今思うと、かわいそうな事をしていた。

 昨日、用があって朝から梅田に出かけた。ちょっと時間つぶしに地下街の立ち飲み屋へ。
 確か 「大御所」 だったか。9時オープンの一番客。のれん越しに、店の前をサラリーマンやOLたちが、足早に会社に向かうのが見える。

 ビールや焼酎を飲んでいると、同年配の男二人が入ってくる。こんな時間から飲む奴がいるんだと、自分の事を棚に上げて。
 聞くともなしに二人の大声が耳に入ってくる。

 話題はセミだった。
 「セミは分からない事が多いらしい。誰も研究していないから」
 「クモだったら、毒や糸など研究の対象になって、人に役立つものがたくさん発見されている」
 「セミは毒にも薬にもならないから、学者が研究対象にしない」
 嘘か本当か知らないが、こんな話が酒の話題になっていた。

 その翌朝、これから世の中に出ようとする幼虫に出会った。偶然は面白い。 長年大阪城に通っているが、羽化前のセミに出会ったのは初めて。
 7月15日生まれ。
 ♪お誕生日 おめでとう♪

 南外堀で 「パキュ」でもない 「パキォー」 でもない。でもすぐに分かる。ササゴイの声だ。
 声の聞こえた方へ少し戻って端から探す。 すぐに発見。2羽。

 人工川ではアオサギとゴイサギの成鳥。各1羽。
 本丸日本庭園池でカルガモ2羽。
 北外堀で越夏ホシハジロとキンクロハジロ。

●今日の鳥たち。
ササゴイ、カワウ、アオサギ、ゴイサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする