台風が過ぎて今日は快晴。真夏の空。
湿度が高く、部屋で出かける用意をしているだけでシャツに汗がにじんでくる。 先日エアコンが動かなくなった。買って13年にもなるので壊れるころかも。
ちょうどTVショッピングのカタログが送られてきていた。その裏表紙全面にエアコンの広告。
電気店に出かけるのが暑くておっくう。TVショッピングの会社に電話。しかし取り付けが1週間ほど先。
それから扇風機だけで我慢している毎日。部屋の中で座っているだけで汗が流れる。
今朝久しぶりに大阪城公園に出かける。
クマゼミの声がうるさい。場所によれば集まって鳴いている場所があり耳が痛くなるほどの鳴き声。
先日の羽化前のセミも、無事にセミになって生きているだろうか。
今日は、オオウミガラスの本を紹介。
「最後の一羽」 オオウミガラスの絶滅物語 平凡社1976年 アラン・エッカート著 浦本昌紀・大堀聰 訳
この本のエピローグをそのまま紹介。
1844年6月3日、火の島として知られているアイスランド南西岸のエルデイ島において、オオウミガラスという名で知られていたペンギンに似た大きな鳥が、この地上から姿を消した。それは生き残った最後の2羽がヨン・ブランズソンとシガラー・イスルフソンによって殺され、この2羽の卵がケティル・ケティルッソンによって踏みつぶされたときに起こった。
62年後、偉大なナチュラリストであり探検家でもあったチャールズ・ウィリアム・ビービは次のように書いた。
「芸術作品の美と本質は、たとえその最初の物質的表現がついえ去ったとしても、もう一度思い浮かべることができるかもしれないし、消え失せてしまったハーモニーであってもふたたび作曲者の心にひらめくかもしれない。しかし、一つの生き物の最後の個体が息をひきとってしまえば、このような生き物がもう一度生まれてくるには、もう一つの宇宙ともう一つの地球が生成発展しなければならないのだ」
ちなみに。オオウミガラスは、北極周辺に生息していたペンギンそっくりな鳥。というよりこの鳥が元々ペンギンと呼ばれていた。
その後、南半球で似た鳥が見つかってペンギンと呼ばれるようになった。オオウミガラスが絶滅して、ペンギンといえば、現在のものを指すようになった。
しかしこの2種は全く別の種で、全然つながりはない。収斂進化(しゅうれんしんか)といわれるもの。
収斂進化=まったくことなる種が、同じような生活環境にいた場合、同じような形を表すように進化の方向をたどる。形態が似ていても近縁種や系統が同じとは限らない。例:ツバメとアマツバメ。モズとタカの嘴の形状。
●今日の鳥たち。
カルガモ、カワウ、ササゴイ、シジュウカラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
湿度が高く、部屋で出かける用意をしているだけでシャツに汗がにじんでくる。 先日エアコンが動かなくなった。買って13年にもなるので壊れるころかも。
ちょうどTVショッピングのカタログが送られてきていた。その裏表紙全面にエアコンの広告。
電気店に出かけるのが暑くておっくう。TVショッピングの会社に電話。しかし取り付けが1週間ほど先。
それから扇風機だけで我慢している毎日。部屋の中で座っているだけで汗が流れる。
今朝久しぶりに大阪城公園に出かける。
クマゼミの声がうるさい。場所によれば集まって鳴いている場所があり耳が痛くなるほどの鳴き声。
先日の羽化前のセミも、無事にセミになって生きているだろうか。
今日は、オオウミガラスの本を紹介。
「最後の一羽」 オオウミガラスの絶滅物語 平凡社1976年 アラン・エッカート著 浦本昌紀・大堀聰 訳
この本のエピローグをそのまま紹介。
1844年6月3日、火の島として知られているアイスランド南西岸のエルデイ島において、オオウミガラスという名で知られていたペンギンに似た大きな鳥が、この地上から姿を消した。それは生き残った最後の2羽がヨン・ブランズソンとシガラー・イスルフソンによって殺され、この2羽の卵がケティル・ケティルッソンによって踏みつぶされたときに起こった。
62年後、偉大なナチュラリストであり探検家でもあったチャールズ・ウィリアム・ビービは次のように書いた。
「芸術作品の美と本質は、たとえその最初の物質的表現がついえ去ったとしても、もう一度思い浮かべることができるかもしれないし、消え失せてしまったハーモニーであってもふたたび作曲者の心にひらめくかもしれない。しかし、一つの生き物の最後の個体が息をひきとってしまえば、このような生き物がもう一度生まれてくるには、もう一つの宇宙ともう一つの地球が生成発展しなければならないのだ」
ちなみに。オオウミガラスは、北極周辺に生息していたペンギンそっくりな鳥。というよりこの鳥が元々ペンギンと呼ばれていた。
その後、南半球で似た鳥が見つかってペンギンと呼ばれるようになった。オオウミガラスが絶滅して、ペンギンといえば、現在のものを指すようになった。
しかしこの2種は全く別の種で、全然つながりはない。収斂進化(しゅうれんしんか)といわれるもの。
収斂進化=まったくことなる種が、同じような生活環境にいた場合、同じような形を表すように進化の方向をたどる。形態が似ていても近縁種や系統が同じとは限らない。例:ツバメとアマツバメ。モズとタカの嘴の形状。
●今日の鳥たち。
カルガモ、カワウ、ササゴイ、シジュウカラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。