大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/27 オオタカが見られたようだ。

2015年07月27日 | Weblog
 先週の金曜日にようやくエアコンの取り換えが終わってほっと一息。一週間ほどエアコンなしで過ごしたが、毎日発汗ダイエットしてるようなもの。
 扇風機だけでは、何もしないで座っているだけでも汗が流れる。ビールの空き缶が増えるばかり。

 しかし子供時代から、貧乏自慢では人に負けない極貧生活をしてきた私。就職してほどほど収入を得るようになって、毎晩飲めるようになっても部屋にクーラーはなかった。

 現在の住居に転居するまで、大阪城公園のすぐ南にあった団地。窓に取り付けるクーラーは娘の部屋に1台あるだけ。

 日本の団地では最も古い歴史。コンクリートの壁が薄いのだろう。真夏は、部屋の壁を内から触っても熱い。 深夜になっても壁が保熱していて熱い。

 そんな中で横になっても一晩中、頭の汗が顔を伝って流れる。枕に吸い込まれていくのが分かる。そんな生活を55歳まで続けていた。なのに。。。
 
 今のマンションに転居して、各部屋にエアコン、テレビ・・・快適な暮らし。 これに慣れてしまった。扇風機だけの一週間の毎日が非常につらかった。
 人は、慣れてしまうとそれが普通、あたりまえと思ってしまう。 

 もう簡単には戻れない。 すべてそうなんだろう。元に戻るのは難しい。

 自然が大切。コウノトリが普通に見られた、自然豊かな当時が良かったと言っても、今更牛馬を使って田んぼを耕す訳ではない。
 すべての人が理解できて、お互い折れ合って、合意できる生き方って何。

 野鳥たちが絶滅していく世界は、やがて人類につながっている。
 「野鳥の今日は ヒトの明日」 分かっているが、今の便利で楽な暮らしを我慢することはできない。

 トリミニストとしてその方向や立場で発信しているが、
 批判覚悟で言うと、多分だめ。ほとんどだめ。まずだめ。 地球上のいろんな生物が絶滅していって、やがてヒトも終わる。 今の活動は、少しでも先に延ばそうとしているだけ。

 大阪城公園から帰って、シャワーを浴びて、缶ビール2本。焼酎湯割りは8~9杯目。もうよく分からない。
 酔って思いつきのまま書いていると、どこかの方向へどんどん進んで、自分でも分からなくなってしまう。文脈はでたらめで何のことかと。

 でもあえて、自分の頬を叩いて見返すと、酔うと本心が出ている。そうなんだ。俺はそういう男なんだ。
 あの極貧から、日々いじめに合って、みじめに細々と生きてきた。
 今はエアコンの効いた快適な部屋で、音楽を聞きながら、パソコンに向かって酔っぱらってる。人生ってなんだろう。

 昨夜、大将からオオタカの写真。 西の丸庭園での撮影。

 オオタカの動向はここ10年くらいで変化が著しい。大阪城公園でかつては秋から冬に見られる冬鳥だった。
 しかし少しずつ変わってきて、2014年は8月1日から。2013年は5月、6月、7月、8月と一年じゅう見られた。2012年は7月25日から断続的に。 かなり普通に見られるようになってきたと言える。

 ただし、これだけ見ると、そうなんだ。オオタカは増えてきたので特に保護しなくても大丈夫なんだ。 との思いが大間違い。
 だからこそ、今まで以上に力をいれて保護しないといけないタカ。 目標にしていいタカ。

 オオタカ今日はちょっと期待したが、やはりだめだった。
 今年も来てくれるのがうれしい。いい出会いを楽しみに毎日。

 今日の本。
 「オオタカの森」 新保國弘著 崙書房 2000年。都市林「市野矢の森公園」創生への道。
 「自然保護という思想」 沼田真著 岩波新書 1994年

 帰宅後、酔って昼寝していると大将から連絡。今日もオオタカを確認と。今日は西外堀越しに外から見られたと。私も朝は探してみたんだけど。

●今日の鳥たち。
 カルガモ、ツバメ、カワウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホシハジロ、キンクロハジロ、ムクドリ、スズメ、オオタカ。
コメント (4)
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