暖冬だといっていたが一変。この冬1番の冷え込み。東京など東日本では大雪のニュース。その上風が強いので余計に寒く感じる。
ここ最近、大阪城公園の鳥は、安定しているというか変化が少ない。いつものコースを回りながら、越冬中の鳥の確認とカモなどのカウント。
まずは西外堀のカンムリカイツブリ。今日も確認。千貫やぐらから坤やぐら跡の範囲に必ずいる。大手門から見て1分もかからないで確実に見つけられる。
目に入って、よし今日もいた。特別な事はなくそれだけだが、当然のものが当然にある安心感。
順番として次は西の丸庭園。ニシオジロビタキが居るかどうか確認するだけ。
いつものサザンカの所で見当たらない。5分もしないで出てくるのが常なのに。林の方を探そうとすると、トイレの右の舗装上に1羽の鳥。
印象がスズメではない。すぐに右に飛ぶ。そちらへ向かうとトイレ入り口前にいる。双眼鏡を目に当てようとした瞬間右の林に低く飛ぶ。
あれは何だ。警戒させないように、順光になるように右からやや大回りして探す。 落葉の上に動く鳥、確認する。何だニシオジロビタキだったのか。
枝に飛び上がらずに落葉の中を移動。どんどん近付いてくる。落葉の上を5メートルくらいの所まで近づいてくる。食べるものを探しているんだろう。
受付嬢に、見た場所はトイレの右側に変わっていたと、いつものように報告。 すると彼女が質問
「ニシオジロビタキはヒマワリの種を食べる?」
私の知識では昆虫食。種子などを食べるとの記憶はない。
帰宅後、調べてみた。
「山階芳麿 日本の鳥類と其生態 第二巻 岩波書店」 いわゆる山階図鑑と呼ばれるもの。オジロビタキの項に「食物」として次のようにあった。
「小型の昆虫、特に鞘翅目、鱗翅類、隻羽目及びそれ夫れ等の幼虫を食する。猶ほ南満州にて9月に採集せられたものは、上記の昆虫の外に植物の種子をも食して居た」
種子も食べるとの解説を見つけた。
ちなみに、日本三大鳥類図鑑と呼ばれるものは次の三つ。
① 日本鳥類大図鑑 清棲幸保 通称「清棲図鑑」
② 鳥類原色大図説 黒田長禮 通称「黒田図鑑」
③ 日本の鳥類と其生態 山階芳麿 通称「山階図鑑」
西の丸庭園を出て、修道館から豊国神社の裏へ向かう。目的はキマユムシクイとコサメビタキの確認。
ともにすぐには見つからない。今日は鳥見人もカメラマンも誰一人いない。
しばらくすると大将がやってきた。その後キマユムシクイは豊国神社裏の真ん中辺りで見つかる。二人だけだからなのか、3メートルくらいの近距離、低い木で採餌、時には地面まで下りる。単独行動。
大将の話しでは、昨日にキマユムシクイが5分間ほど鳴いていたそうだ。そのような解説を読んだ記憶がない。珍しい行動ではないだろうか。
コサメビタキは見つからずその場を後にする。その後大将から連絡で見つかったとの事。
コサメビタキは、大阪城公園にもよく来られる、ひろこさんの北区のマンションの庭でも1羽が越冬しているとのこと。大阪城公園からそれほど離れていない。場所と合わせて2羽が越冬とは。
先に市民の森でキクイタダキ2羽が観察されているので、確認したかった4種すべて滞在中と分かった。
次に関心のあるのがオオバンの数とバンの動向。
東外堀55、南外堀1、西外堀9、内堀5、北外堀10で合計80羽。
バン、西外堀の大手門側1羽。
市民の森でオオタカの幼鳥がハトを捕えたが、カラスに追われ、足に掴んだまま林の中を低く飛び回ったそうだ。
もみじ園でモズの 「ギチギチギチギチ」 声が聞こえる。探すと声と違う場所に♀1羽がとまっている。鳴いているのは見つけられず。2羽いるんだろうか。
ジョウビタキは、♀が音楽堂西上。♂が豊国神社裏と飛騨の森。
アオジは、音楽堂西上と豊国神社裏で4羽。
アトリ20羽+、豊国神社裏。
シメ1羽、市民の森。
ハシボソガラス2羽、水上バス乗り場。
ツグミは各所で計191羽。多くなった。
シロハラは各所で24羽と少ない。
南外堀にセグロカモメが1羽着水。
人工川にコサギ1羽。
内堀にアオサギ1羽。
オカヨシガモは104羽。
ヨシガモは20羽。
ヒドリガモは155羽。
カルガモは7羽。
ハシビロガモは44羽。
コガモは25羽。
ホシハジロは219羽。
キンクロハジロは102羽。
●今日の素敵な鳥たち。
ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、キクイタダキ、オオタカ、モズ、ジョウビタキ、アオジ、アオサギ、コサギ、セグロカモメ、ハクセキレイ、カワウ、カンムリカイツブリ、バン、カイツブリ、ニシオジロビタキ、アトリ、シメ、エナガ、キマユムシクイ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
ここ最近、大阪城公園の鳥は、安定しているというか変化が少ない。いつものコースを回りながら、越冬中の鳥の確認とカモなどのカウント。
まずは西外堀のカンムリカイツブリ。今日も確認。千貫やぐらから坤やぐら跡の範囲に必ずいる。大手門から見て1分もかからないで確実に見つけられる。
目に入って、よし今日もいた。特別な事はなくそれだけだが、当然のものが当然にある安心感。
順番として次は西の丸庭園。ニシオジロビタキが居るかどうか確認するだけ。
いつものサザンカの所で見当たらない。5分もしないで出てくるのが常なのに。林の方を探そうとすると、トイレの右の舗装上に1羽の鳥。
印象がスズメではない。すぐに右に飛ぶ。そちらへ向かうとトイレ入り口前にいる。双眼鏡を目に当てようとした瞬間右の林に低く飛ぶ。
あれは何だ。警戒させないように、順光になるように右からやや大回りして探す。 落葉の上に動く鳥、確認する。何だニシオジロビタキだったのか。
枝に飛び上がらずに落葉の中を移動。どんどん近付いてくる。落葉の上を5メートルくらいの所まで近づいてくる。食べるものを探しているんだろう。
受付嬢に、見た場所はトイレの右側に変わっていたと、いつものように報告。 すると彼女が質問
「ニシオジロビタキはヒマワリの種を食べる?」
私の知識では昆虫食。種子などを食べるとの記憶はない。
帰宅後、調べてみた。
「山階芳麿 日本の鳥類と其生態 第二巻 岩波書店」 いわゆる山階図鑑と呼ばれるもの。オジロビタキの項に「食物」として次のようにあった。
「小型の昆虫、特に鞘翅目、鱗翅類、隻羽目及びそれ夫れ等の幼虫を食する。猶ほ南満州にて9月に採集せられたものは、上記の昆虫の外に植物の種子をも食して居た」
種子も食べるとの解説を見つけた。
ちなみに、日本三大鳥類図鑑と呼ばれるものは次の三つ。
① 日本鳥類大図鑑 清棲幸保 通称「清棲図鑑」
② 鳥類原色大図説 黒田長禮 通称「黒田図鑑」
③ 日本の鳥類と其生態 山階芳麿 通称「山階図鑑」
西の丸庭園を出て、修道館から豊国神社の裏へ向かう。目的はキマユムシクイとコサメビタキの確認。
ともにすぐには見つからない。今日は鳥見人もカメラマンも誰一人いない。
しばらくすると大将がやってきた。その後キマユムシクイは豊国神社裏の真ん中辺りで見つかる。二人だけだからなのか、3メートルくらいの近距離、低い木で採餌、時には地面まで下りる。単独行動。
大将の話しでは、昨日にキマユムシクイが5分間ほど鳴いていたそうだ。そのような解説を読んだ記憶がない。珍しい行動ではないだろうか。
コサメビタキは見つからずその場を後にする。その後大将から連絡で見つかったとの事。
コサメビタキは、大阪城公園にもよく来られる、ひろこさんの北区のマンションの庭でも1羽が越冬しているとのこと。大阪城公園からそれほど離れていない。場所と合わせて2羽が越冬とは。
先に市民の森でキクイタダキ2羽が観察されているので、確認したかった4種すべて滞在中と分かった。
次に関心のあるのがオオバンの数とバンの動向。
東外堀55、南外堀1、西外堀9、内堀5、北外堀10で合計80羽。
バン、西外堀の大手門側1羽。
市民の森でオオタカの幼鳥がハトを捕えたが、カラスに追われ、足に掴んだまま林の中を低く飛び回ったそうだ。
もみじ園でモズの 「ギチギチギチギチ」 声が聞こえる。探すと声と違う場所に♀1羽がとまっている。鳴いているのは見つけられず。2羽いるんだろうか。
ジョウビタキは、♀が音楽堂西上。♂が豊国神社裏と飛騨の森。
アオジは、音楽堂西上と豊国神社裏で4羽。
アトリ20羽+、豊国神社裏。
シメ1羽、市民の森。
ハシボソガラス2羽、水上バス乗り場。
ツグミは各所で計191羽。多くなった。
シロハラは各所で24羽と少ない。
南外堀にセグロカモメが1羽着水。
人工川にコサギ1羽。
内堀にアオサギ1羽。
オカヨシガモは104羽。
ヨシガモは20羽。
ヒドリガモは155羽。
カルガモは7羽。
ハシビロガモは44羽。
コガモは25羽。
ホシハジロは219羽。
キンクロハジロは102羽。
●今日の素敵な鳥たち。
ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、キクイタダキ、オオタカ、モズ、ジョウビタキ、アオジ、アオサギ、コサギ、セグロカモメ、ハクセキレイ、カワウ、カンムリカイツブリ、バン、カイツブリ、ニシオジロビタキ、アトリ、シメ、エナガ、キマユムシクイ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。