大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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12/23 カンムリカイツブリ 今季初、東外堀に。

2016年12月23日 | Weblog
 カンムリカイツブリは、元々大阪城公園では珍鳥の部類。2000年の10月に1羽が初観察されたのみ。
 ところが2014年11月以降、毎冬越冬するようになった。そうなると今期もと期待してしまう。そして今朝、東外堀で1羽を確認。
 
 ちょうど東外堀を双眼鏡で見ていた女性が声を掛けてきた。
 「あの大きな白い鳥は何ですか?」
 カンムリカイツブリと答えると、カイツブリはみんな小さいと思っていた。と言葉を残して。

 ちなみに今朝の 「だたのカイツブリは」 西外堀と北外堀の2羽。
 大阪で 「ただ」 は 「無料」 の意味がある。なので、人から言われると、一瞬無料のカイツブリみたいなイメージ。

 早朝一番に第二寝屋川をセグロカモメ3羽が飛び交う。ユリカモメはまだ見られない。

 大阪城公園で観察するセグロカモメとユリカモメを比較すると、時間でいえばセグロカモメのが、早朝早くから現れ、夕刻遅くまで残る。
 ユリカモメの方が、朝に見られる時間は遅いし、夕刻は早く下流に消えていく。

 時期的にも、秋に最初に見られるのはセグロカモメで、ユリカモメはその後になる、春になって最初に見られなくなるのはユリカモメ。セグロカモメの方がより遅くまで見られる。

 この違いが何で起こるのか分からない。いつも興味を持って観察している。
 
 前回記録を更新したオオバン。
 今日の東外堀は129羽。前回よりやや少ないが、それでも多い。南外堀4羽。西外堀30羽。内堀6羽。北外堀6羽。なぜか第二寝屋川が0。合計175羽と減少。
 その後ひでキングから第二寝屋川で4羽とのメール。これを合わせても179羽。

 オカヨシガモ計83羽。
 ヨシガモ計23羽。
 ヒドリガモ計183羽。
 マガモ計3羽。
 カルガモ計20羽。
 ハシビロガモ計34羽。
 コガモ計32羽。

 ホシハジロ計126羽。
 キンクロハジロ計72羽。

 カワセミ北外堀1羽。
 ツグミ、シロハラとも各所に目立つようになってきた。地上採餌もわずかに。
 シメ、音楽堂西側上1羽。
 オオタカ西の丸庭園1羽。
 アトリ60+太陽の広場東の森からみどりのリズムにかけて飛び回る。

◎今日の素晴らしい鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、アトリ、カンムリカイツブリ、ハクセキレイ、キセキレイ、シメ、アオジ、ウグイス、カワウ、カワラヒワ、コサギ、ジョウビタキ、モズ、カイツブリ、オオタカ、シジュウカラ、メジロ、ゴイサギ、ユリカモメ、カワセミ、コゲラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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