大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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5/11 カッコウ♪ カッコウ♪ 市民の森♪

2017年05月11日 | Weblog
 今朝も五月晴れ。
 夏鳥は終盤に飛来する種に変わりつつある。

 昨日はジュウイチとツツドリが市民の森で。サンコウチョウは飛騨の森。

♪静かな湖畔の 森の陰から
 もう起きちゃいかがと カッコウが鳴く
 カッコウ カッコウ
 カッコウ カッコウ カッコウ♪

 今朝は市民の森でカッコウ。
 声を頼りに右往左往。探してもなかなか見つからない。しかし撮影成功した方も。モニターを見せてもらった。

 大阪城公園ではトケン4種の中で、このカッコウが一番難しい。26年間の延べ観察数の比も多い順に、

・1位=ツツドリ 55%
・2位=ホトトギス 24%
・3位=ジュウイチ 11%
・4位=カッコウ 10%

 カッコウとの出会い、観察・撮影が難しいのが分かる。

 飛来時期が遅いのは、他の鳥の巣に卵を産み付ける托卵という生態のため。生物ドキュメンタリー番組などでよく放映されている。

 このため、トケンたちは、早く日本に帰ってきても仕方ない、他が巣を構えて卵を産んだ頃に到着していればいい。
 結果、大阪城公園で観察されるのは5月になる。オオルリやキビタキなど多くの夏鳥が3月末から4月に多く通過するのに。

 ちなみに、托卵する相手は大まかに決まっている。

・ジュウイチは、コルリ・オオルリ。
・ホトトギスは、ウグイス。
・ツツドリは、センダイムシクイ。
・カッコウは、オオヨシキリ。


 今日のキビタキは、市民の森、六番やぐらで♂、愛の森で♀。

 コルリは、市民の森と愛の森で♂。

 メボソムシクイが愛の森でさえずる。

 ツバメは、東外堀と内堀。

 イソヒヨドリ♂♀第二寝屋川。

 カルガモは、東外堀、南外堀、西外堀で4羽。
 キンクロハジロは、南外堀で5羽。

 北外堀の越夏キンクロハジロ♀が見当たらない。2002年の春から一年中北外堀で過ごしていたが、とうとうダメだったか。
 左翼を負傷していた。治癒してシベリアまで帰って行ったとは思えない。

 今朝も音楽堂西側上で小路でハシブトガラスに激しく威嚇される。

 城南地区人工川では、ハシボソガラスの幼鳥が、赤い口をいっぱいに開いて親に餌をねだる。赤ちゃんはカラスでも可愛い。
コメント
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