大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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8/6 大阪城公園と蕎麦。

2017年08月06日 | Weblog
 今朝もとんでもない暑さ。
 大阪城公園にたどり着くだけで精一杯の思い。枝葉は茂っているし、セミはうるさいし、とてもじゃないが鳥見できない。

 出会ったのは、自転車の晴姫さんだけ。トンボを見に行くと言っていた。

 市民の森の上空をツバメ2羽が舞う。第二寝屋川でアオサギ。
 シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 どうしてもそばが食べたいと思うことがある。ここ最近その思いが離れず、立て続けに食べに行った。
 そばが好きになったのは十年数年くらいで、それまで麺類はラーメンを好んで食べていた。
凝り性の私。そばを食べるためにわざわざ遠出もするようにも。

 歩いて行けるところでは、鴫野 「仙酔庵」 古民家のそば屋。庭を見ながら、金ゴマいわし、うなぎの白焼などで焼酎を飲み、最後にそばを食べる。はっきりした看板も出ていないので、知らべてから行かないと見過ごす。

 京橋では 「庄八」 以前に紹介したと思うが、金物屋に嫁いだ奥さんが、暇そうに座っている若旦那に、蕎麦道具がたくさん売れ残っているから、そば屋でも始めたらと勧め、店の一部をそば屋に改装したもの。
 そばは、かなり細く切ったもの。私は伊勢の松阪で食べたもの以外、こんな細いそばは知らない。喉ごしがよくて癖になる。

 上の二軒は何度も行ったが、ネットで探すと森ノ宮駅から徒歩。玉造稲荷の近く 「いもせ」 を見つける。 
 そば屋らしい店構えの店。歴史もありそう。いい感じ。生ゆば、だし巻き卵などで焼酎を飲む。そばは田舎を注文。

 帰宅後、このブログを書くためネットで調べると 「ミシュランガイド大阪2016、2017ビブグルマン」 の店だった。
 そうだったのか。味も店の雰囲気も応対も悪くなかった。もっとも私はミシュランだからと行くタイプではない。

 平日の昼一番に行ったので、並んでいる人もなく、私の後に同年輩の男性二人が入ってきただけ。一人は日本酒を注文し静かに飲む。常連の感じ。

 少して、店の雰囲気に合わない40歳くらいの派手目な女性がやってきた。なかなか美形である。もう一人の男性の横に。待ち合わせていた様子。
 小声で話しながら食べていたが、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。

 この二人どう見たって・・・いらぬ詮索しながら飲む。ちょっと嫉妬が入っていたかも。
 食べ終えたペアが会計を済ませて、表に出る後ろ姿を扉のガラス越しにそれとなく見ていると手を絡めたように見えた。

 おおー!。ひょっとして今流行の 「恋人つなぎ」 か、などと妄想しながら焼酎を口に。店内は静かに日本酒を飲む男と私。

 ずいぶん昔に、東京から単身赴任中の鳥友に 「そばは東京。大阪とは比較できない」 とはっきり言われたことがある。

 当時はそばに凝っていなかったので、素直に認めていたが、最近調べてみると、そうでもない。
 そばと大阪城公園は大いに関係があることが分かった。大阪贔屓の私としては我が意を得たりの気分。

 豊臣秀吉が大阪城築城の時、資材の砂を集積していた場所に、職人向けのそば屋ができて 「砂場そば」 と呼ばれるように。現在は西区の公園に砂場発祥の石碑がある。

 「砂場そば」 が先ではないか。東京の更科そばや藪そばなどよりも。
 いずれにしろ、最近好んでいるそばが、大阪城と関係があることが分かって、そうだったのかといい気分である。
コメント
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