大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/24 コルリ4羽、コサメビタキ1羽。

2017年08月24日 | Weblog
 処暑。空にはうろこ雲。でも最高気温は35度。

 ただただ気が重い。「こんなくそ暑い中。何で登城しないとあかんねん!」
 はっきり言うとこんな気分。

 長年通い続けて記録しているが、いつも、楽しい楽しいと勇んで出かけている訳ではない。
 自分が記録しないといけない! ここで途切れたらすべて水泡に帰す。心に鞭打って出かける。これまでもそうして続けてきた。

 男女の関係と似ている。はじめのうちはお互い心いっぱいになって一生懸命。でも数年も経過すると、どんなに愛し合って一緒になった夫婦でも、あきらかに変わってくる。

 大阪城公園の鳥見もそうだ。当初は現役で働いていたが、大阪城公園に行ける前夜は、うれしくて興奮して眠れなかった。
 もちろん弁当持参で早朝から夕刻までべったり大阪城公園。

 当時、知り合いなどから、「元山は鳥を見に行ってるんでなく、鳥を起しに行ってる」 などと言われた。
 あるいは、「大阪城公園で生活した方がいいやろ」

 そんな私も、やがて10年・15年・20年、経過すると、出掛けるのがしんどいなぁと思う日も。
 でも、記録しないといけない! 泣く泣く出かける。気が付けば27年目。

 昨夜の深酒もあって、今朝は二日酔いで行きたくなかった。でも自分の心を励まして、必死で大阪城公園へ歩を進めた。こんな思いで27年目。

 しかし、いい出会いがあれば辛い思いも吹っ飛ぶ。
 音楽堂西側上の小路に差し掛かると、いきなり2羽が飛び出して柵にとまる。1羽はすぐに下の植え込みに入るが、もう1羽はとまったまま。

 コルリだ♪。近い距離なので撮影したいと思うが、リュックからカメラを出すと逃げるだろう。石になって双眼鏡で細部を観察。
 下の道に飛び降りると、尾を振るわせるようにしながら私の先で遊ぶ。

 我慢できずリュックをゆっくり外した。その瞬間、ツツジの茂みに飛び込んでしまう。
 あーあ。やっぱりだめか。はじめからカメラを出していれば撮れたのに。
 
 豊国神社東へ着くと数人が撮影中。水場の横の植え込みだ。
 美しい♂の成鳥。シベリアン・ブルー・ロビン。

 天守閣東側配水池の北側では♀が見られたそうだ。♂1羽が豊国神社裏水場。♂若2が音楽堂西側上。これで今朝の大阪城公園のコルリは計4羽。
 西の丸庭園ほか、もう少し観察されるのではないかと思う。

 コルリの秋の渡りのピークはここ一週間くらい。平日には来られない方は、今度の土日あたりがお勧め。

 現金なものでコルリ2羽といきなり出会ったものだから、出て来てよかった!

 その後、音楽堂西側上ではエナガとメジロとシジュウカラの群れを観察していると、コサメビタキが出てくる。

 確実に秋の渡りは進んでいる。

 エナガ、シジュウカラ、コルリ、コサメビタキ、カワラヒワ、コゲラ、メジロ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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