大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/31 秋の渡りは順調。夏鳥たち次々と。。。

2017年08月31日 | Weblog
 朝方は暑さも和らいで、少し楽になってきた。
 夏鳥たちも順調に飛来。南へ南へと渡っていく。大阪城公園は彼らの旅の休息地。

 大阪城に到着してすぐに下から飛び上がる鳥が目に入る。キビタキだ。低い枝にとまっているが、相変わらずカメラを出していない。

 今日はキビタキが多かった。水上バス乗り場、豊国神社裏、天守閣東側配水池、梅林南側上桜広場、教育塔裏などで計7羽。すべて♀型。

 教育塔裏で、今日一番うれしい観察。キビタキ♀型2羽のうち、1羽は雨覆いに白斑が見える。
 あっ と声が出そうになった。

 この秋の観察テーマの一つが
 「第1回夏羽への換羽が始まったキビタキ」 だから。

 26年間観察して、昨年の秋に初めて確認したもので、大いに関心がある。(大阪城公園の野鳥 26年間の全記録 192ページ)

 昨年だけ特異な原因があったのか? 大きな興味を持っているが、いかんせん私個人では答えは出ない。
 ただし、将来の研究者のために記録を残したいと思っている。

 太陽の広場東の森で、サンコウチョウ1羽確認。見ていると回りに鳥たちが次々目に入る。まずエナガ。数を確認しようとするが次々出てくる。飛び回る。

 あの枝に3羽、右に2羽、頭の上にも居る。数羽が飛び込んできた。あそこにも1・2・3・4・。。。さっきのと混ざって分からない。

 また出てきた。右往左往に飛び回る。コゲラも出てきた。メジロも混ざってる。サンコウチョウが気になるが、エナガの数を数えたい。

 シジュウカラ、ムシクイまで出てきた。あーあ。どうしよう!!

 頭を右や左、真上に振って首が痛い。左の枝にとまったサンコウチョウが気になるが、1・2・3、1・2、1・2・3必死に数える。ムシクイがピッと鋭い声を出して先に移る。おっ、今期初エゾムシかと頭の片隅で思いながら目はエナガたち。
 
 こんなパニックになったのは、数か月ぶり。うれしい悲鳴。

 エナガ9羽。これ以上いたように思う。
 コゲラ1羽。
 シジュウカラ3羽。
 サンコウチョウ1羽。
 メジロ6羽。
 エゾムシクイ1羽。

 サンコウチョウは、その後、さかなやさん、Kさんなどなどの情報もあり、合わせると計5羽。
・太陽の広場東の森1羽。
・市民の森、石の水場2羽。
・豊国神社裏1羽。
・飛騨の森1羽。

 コルリは、飛騨の森、本丸日本庭園池裏、梅林南側上桜広場で計♀3羽。

 ヤブサメは、飛騨の森、市民の森で2羽。

 コサメビタキは、豊国神社東で1羽。

 センダイムシクイは飛騨の森他で計3羽。

 エゾムシクイは太陽の広場東の森と飛騨の森で2羽。

 渡りは順調に進んでいる。これから忙しくなりそう。

 キビタキ、サンコウチョウ、エナガ、メジロ、エゾムシクイ、コゲラ、シジュウカラ、コサメビタキ、ヤブサメ、コルリ、アオサギ、カワラヒワ、カワウ、センダイムシクイ、オオタカ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。 
 
 南外堀で水面から石垣に上るヘビ。1.5メートルくらいの黒っぽい色。ヤマカガシに噛まれて、入院した少年のニュースを覚えているので気になった。

 私もこどもの頃は、ヘビやトカゲは平気で手でつかんでいた。今は気持ち悪くてとてもできない。
 何歳ごろから、そうなったのだろう。つかめなくなった理由はなんだろう。
コメント
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