大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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第二寝屋川に セグロカモメ12羽着水 2019.2.20

2019年02月20日 | Weblog
 一気に春が近づいてきたような気候。春の渡りが待ち遠しい。

 先日、久しぶりに湖北野鳥センターへ行った。過去十数回も行った場所だが、今回は数年ぶり。定番のオオヒシクイ、コハクチョウ、オオワシなどを見て楽しむ。
 近くを散歩していると狭い水路でカモが!?・・・とっさに名が出てこない。灰色の脳細胞と違い奈良漬といわれる私の脳。

 ホオジロガモ?と言われてあっ!
 最初は警戒していたが、すぐに気にしなくなり近い距離で観察できた。開けた水面を好むとされるホオジロガモが、なぜ幅3メートルほどの狭い水路にいるのか不思議。

 ホオジロガモは、次に大阪城公園に来てほしいカモのひとつ。こんな狭い水路で潜水しているより大阪城公園の方がいいと思うけど。次の冬あたりどうだろう。

 大阪城公園のカモはますます減少、北外堀の清掃作業の影響もあるだろうし北へ帰る時期でもある。今日は、数は別として一通りのメンバーがそろっていた。

・オカヨシガモ3羽 内堀。
・ヨシガモ♂1羽 内堀。
・ヒドリガモ26羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。
・マガモ♂♀2羽 人工川。
・カルガモ12羽 東外堀、人工川、南外堀、西外堀。
・ハシビロガモ46羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。
・コガモ18羽 南外堀、内堀。
・ホシハジロ109羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。
・キンクロハジロ149羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。

 湖北小旅行の目的の一つはもちろん美味しいい料理とうまい酒。良さそうな店を探すと、この時期はどこもカモ鍋。

 どの店も 「当店は天然しか使ってませんと鼻を膨らませて自慢げに」 「ある店では野性のカモしか使ってないのに疑ってるのかとの態度まで」

 ・・・そうじゃない。天然でなく、養殖カモが食べたいと言えない雰囲気。
 トリミニストとして野生のカモを食べないのは私の矜持。養殖カモならいいが。

 昔、酒友に猟友会の男がいた。シーズンになるとカモを撃ちに行く。時には持ってこようか?と言われたが、いらないとすべて断ってきた。

 そんなことしてたら畳の上で死ねないで!、と言うのが私のセリフだった。年上の大酒飲み先輩だったが、今ごろあの世にいるだろう。最後は畳の上だったかは知らない。

・ハクセキレイ17羽 大手前で聞いたことのない声で鳴く1羽がいた。これは繁殖期の声なのだろうか。
・オオバン 30羽。
・カイツブリ7羽 南外堀が多い。やや色が変わってきた。
・コサギ1羽 南外堀。
・カワセミ1羽 人工川。
・セグロカモメ16羽 第二寝屋川で12羽が着水している。まだ過去の記録を精査していないが、こんなに多くが着水しているのは初ではないだろうか。
・ユリカモメ6羽 第二寝屋川。
・カワウ6羽 第二寝屋川ほか。

 湖北にはカモ鍋以外にも美味しい名物はある。長浜大通寺の 「馬酔木展」 を見て近くの郷土料理店へ。窓の外には小さな川が流れる雰囲気のいい店。
 鮒の子まむし、もろこの串焼き、鮒ずし・・・等々、どれもこれも絶品だった。うまい料理にうまい焼酎・・・言うことなし。

・シロハラ11羽 今日はよく出合った。
・シジュウカラ17羽 繁殖期が近づいて目立つ。
・コゲラ1羽 みどりのリズム。
・ツグミ4羽 城南地区、梅林、飛騨の森ほか。
・シメ1羽 みどりのリズム。
・エナガ2羽 沖縄復帰の森。
・カワラヒワ2羽 城南地区。
・ジョウビタキ2羽 城南地区、二番やぐら跡。
・イカル1羽 人工川。

 ちなみにカモが食べたいなら、松原市にある 「ツムラ本店」 河内鴨の精肉店。主に業者向けの店なので、いきなり行っても無い。あらかじめ電話で予約しておくと朝締めのカモが用意されている。

 骨などからとった出汁もあるので合わせて購入をお勧め。このカモ鍋は絶品。めちゃめちゃ旨い♪ 野生のマガモなど食べないでこのカモをお勧めする。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、オオバン、シロハラ、シジュウカラ、コゲラ、ツグミ、シメ、エナガ、カワラヒワ、カイツブリ、ジョウビタキ、イカル、コサギ、カワセミ、セグロカモメ、メジロ、ユリカモメ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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