TVからカモと聞こえたので目をやると 「外交団鴨場接待」 のニュース。毎年この時期に各国の駐日大使夫妻らを招き、伝統の鴨猟を紹介する皇室の恒例行事らしい。
場所は宮内庁が管理する千葉県の新浜鴨場。
鴨場で捕獲の行事は何となく知っていたが、具体的には知らなかった。特に通路に導いて・・・がよく分からなかった。
見ていると、幅2メートルもない狭い水路に多くのアヒルがぞろぞろ入ってくる。その中にマガモ、オナガガモ、ハシビロガモなどが混ざっている。
両側で網を持った数人が構えていて、飛び立つカモを次々と捕らえる。
訓練されたアヒルとのことだが、何故この狭い水路に入ってくるのか、また野生のカモは何故アヒルと一緒に入ってくるのか。
などなど詳しくは理解できないが、大体の方法は分かった。推定だが普段からこの通路ので餌をやって、人馴れさせているんだろう。
捕獲したカモは記録して足環をつけて放鳥される。昔は多分、食べていたに違いない。
ニュースでは眞子さまと佳子さまが、それぞれ手にしたカモを放鳥される場面。
鳥見人としては、お二人が放鳥された事より、そのカモの種が気になる。手元を見ると、眞子さまがハシビロガモの♂、佳子さまがハシビロガモの♀だった。
種が分かってほっとする。これは鳥見人の習性か本能みたいなもの。
〇 オカヨシガモ 6羽 南外堀、北外堀
〇 ヨシガモ 6羽 東外堀、南外堀、内堀
〇 ヒドリガモ 122羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
〇 マガモ 10羽 人工川、西外堀、内堀 今期は本種が多い
〇 カルガモ 12羽 人工川
〇 ハシビロガモ 46羽
〇 コガモ 20羽 南外堀、人工川、内堀
〇 ホシハジロ 64羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
〇 キンクロハジロ 49羽 東外堀、南外堀、北外堀
〇 オオバン 52羽 第二寝屋川、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
〇 ハクセキレイ 13羽 各所
〇 ユリカモメ 12羽が、早朝に上空を東へ群れて飛び去る
〇 コサギ 1羽 人工川
〇 カイツブリ 2羽 南外堀
〇 カワウ 16羽 西外堀、北外堀、第二寝屋川
〇 セグロカモメ 3羽 第二寝屋川 1羽は着水し浮いた大きな魚を食べる
〇 ツグミ 27羽 太陽の広場東の森、市民の森、西の丸庭園入口、飛騨の森ほか
〇 ジョウビタキ 4羽 もみじ園、修道館裏、梅林南側上桜広場、豊国神社裏
〇 チョウゲンボウ 1羽 豊国神社裏で、上空を南へゆっくり飛ぶ
〇 アオジ 4羽 一番やぐら、修道館裏
〇 カワラヒワ 33羽 一番やぐら 木に群れて採餌していたが一斉に飛び立つ
〇 アトリ 1羽 飛騨の森
〇 エナガ 10羽 沖縄復帰の森
〇 コゲラ 1羽 梅林
〇 シメ 1羽 飛騨の森
●オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、エナガ、コゲラ、シメ、ツグミ、ユリカモメ、シジュウカラ、ジョウビタキ、コサギ、カイツブリ、カワウ、メジロ、チョウゲンボウ、アオジ、カワラヒワ、アトリ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆ユリカモメ(1992.5.10 第二寝屋川)
餌付けされている公園などで投げられたパンを空中で上手にキャッチしている。その行動は子どもたちに大変人気がある。水上を大きく反転して飛び回る姿は大変スマートで、アジサシのようにホバリングすることもある。
秋になると北から渡ってくる冬鳥だが、かなり内陸までやってくるようだ。大阪城公園にやってくるものは大阪湾で夜を過ごしているのだろう。
第二寝屋川と平野川の合流点から北外堀で多い。ここでもパンくずを持ってきて投げ与える人を見る。数十のユリカモメがその周りを飛び交い、たまたま通りかかった人も足を止めて見入っている。
飛来当初は若い個体も混じった頭の白い群れで、目の後ろに黒斑のある冬羽であるが春が近づくと頭が真っ黒になった夏羽も見られる。
歴史を感じる大阪城公園の緑をバックにしても、OBPの近代的なビル群を背景にしても、スマートな白い姿はよく似合っている。
場所は宮内庁が管理する千葉県の新浜鴨場。
鴨場で捕獲の行事は何となく知っていたが、具体的には知らなかった。特に通路に導いて・・・がよく分からなかった。
見ていると、幅2メートルもない狭い水路に多くのアヒルがぞろぞろ入ってくる。その中にマガモ、オナガガモ、ハシビロガモなどが混ざっている。
両側で網を持った数人が構えていて、飛び立つカモを次々と捕らえる。
訓練されたアヒルとのことだが、何故この狭い水路に入ってくるのか、また野生のカモは何故アヒルと一緒に入ってくるのか。
などなど詳しくは理解できないが、大体の方法は分かった。推定だが普段からこの通路ので餌をやって、人馴れさせているんだろう。
捕獲したカモは記録して足環をつけて放鳥される。昔は多分、食べていたに違いない。
ニュースでは眞子さまと佳子さまが、それぞれ手にしたカモを放鳥される場面。
鳥見人としては、お二人が放鳥された事より、そのカモの種が気になる。手元を見ると、眞子さまがハシビロガモの♂、佳子さまがハシビロガモの♀だった。
種が分かってほっとする。これは鳥見人の習性か本能みたいなもの。
〇 オカヨシガモ 6羽 南外堀、北外堀
〇 ヨシガモ 6羽 東外堀、南外堀、内堀
〇 ヒドリガモ 122羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
〇 マガモ 10羽 人工川、西外堀、内堀 今期は本種が多い
〇 カルガモ 12羽 人工川
〇 ハシビロガモ 46羽
〇 コガモ 20羽 南外堀、人工川、内堀
〇 ホシハジロ 64羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
〇 キンクロハジロ 49羽 東外堀、南外堀、北外堀
〇 オオバン 52羽 第二寝屋川、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
〇 ハクセキレイ 13羽 各所
〇 ユリカモメ 12羽が、早朝に上空を東へ群れて飛び去る
〇 コサギ 1羽 人工川
〇 カイツブリ 2羽 南外堀
〇 カワウ 16羽 西外堀、北外堀、第二寝屋川
〇 セグロカモメ 3羽 第二寝屋川 1羽は着水し浮いた大きな魚を食べる
〇 ツグミ 27羽 太陽の広場東の森、市民の森、西の丸庭園入口、飛騨の森ほか
〇 ジョウビタキ 4羽 もみじ園、修道館裏、梅林南側上桜広場、豊国神社裏
〇 チョウゲンボウ 1羽 豊国神社裏で、上空を南へゆっくり飛ぶ
〇 アオジ 4羽 一番やぐら、修道館裏
〇 カワラヒワ 33羽 一番やぐら 木に群れて採餌していたが一斉に飛び立つ
〇 アトリ 1羽 飛騨の森
〇 エナガ 10羽 沖縄復帰の森
〇 コゲラ 1羽 梅林
〇 シメ 1羽 飛騨の森
●オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、エナガ、コゲラ、シメ、ツグミ、ユリカモメ、シジュウカラ、ジョウビタキ、コサギ、カイツブリ、カワウ、メジロ、チョウゲンボウ、アオジ、カワラヒワ、アトリ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆ユリカモメ(1992.5.10 第二寝屋川)
餌付けされている公園などで投げられたパンを空中で上手にキャッチしている。その行動は子どもたちに大変人気がある。水上を大きく反転して飛び回る姿は大変スマートで、アジサシのようにホバリングすることもある。
秋になると北から渡ってくる冬鳥だが、かなり内陸までやってくるようだ。大阪城公園にやってくるものは大阪湾で夜を過ごしているのだろう。
第二寝屋川と平野川の合流点から北外堀で多い。ここでもパンくずを持ってきて投げ与える人を見る。数十のユリカモメがその周りを飛び交い、たまたま通りかかった人も足を止めて見入っている。
飛来当初は若い個体も混じった頭の白い群れで、目の後ろに黒斑のある冬羽であるが春が近づくと頭が真っ黒になった夏羽も見られる。
歴史を感じる大阪城公園の緑をバックにしても、OBPの近代的なビル群を背景にしても、スマートな白い姿はよく似合っている。