大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

カモをカウントして冬空 2020.12.17

2020年12月17日 | Weblog
 予報と違って快晴の空。ただし気温は当たった。朝9時で5度くらい。一気に冬の気温。これは寒そうと冬の用意で出掛ける。
 でも本格的な冬スタイルではない。上着が変わったこととニット帽子をかぶったくらい。

 大阪城公園に着いたら頭が暑くて蒸れる。ニット帽子を脱いでリュックに。下半身がやや寒いがどうということはない。歩いていたら全身に熱が。

 観光客もほとんど見られない。もちろんバーダーやカメラマンも。出会ったのはただ一人山男Tさんだけだった。

 ニュースキャスターの辛坊治郎氏が太平洋横断に再挑戦するとのこと。数年前に盲目のヨットマンと挑戦したが、クジラにぶつかって遭難したニュースは話題になった。
 太平洋の中、救命ボートでどれほど不安だったと思うが、再度挑戦するとは見事。応援したい。

 「太平洋ひとりぼっち」 を思い出す。ひと月以上、大海の中にひとり。どんな思いだろう。
 よくある設問。大海に一人ぽっちなら持って行きたいもの、一つなら何?

 ナイフだとかマッチだとか、聖書とかもろもろあるが、これは双眼鏡。大海でも海鳥がいる。最後の一滴の水が無くなっても、双眼鏡さえあれば海鳥を見ることができる。
 
 人が死ぬ時辛いのは体でなく心。心を満たすように生きないと。

〇オカヨシガモ 59羽 東外堀38・南外堀11・内堀10
〇ヨシガモ 4羽 内堀
〇ヒドリガモ 152羽 東外堀62・南外堀26・西外堀14・内堀32・北外堀18
〇マガモ 13羽 南外堀2・内堀11
〇カルガモ 6羽 人工川2・西外堀3・内堀1
〇ハシビロガモ 64羽 東外堀22・西外堀8・内堀19・北外堀15
〇コガモ 37羽 南外堀28・内堀5・北外堀4
〇ホシハジロ 115羽 南外堀45・内堀7・北外堀63
〇キンクロハジロ 102羽 南外堀26・西外堀11・内堀9・北外堀56

〇オオバン 44羽 すべての堀と第二寝屋川
〇カワウ 6羽
〇ハクセキレイ 4羽
〇カワセミ 1羽 南外堀
〇カイツブリ 2羽 西外堀
〇ユリカモメ 24羽 北外堀 パンを投げる人に群がっていた。

〇ツグミ 34羽 ちょっと増えたが、はっきり言って少ない。数百羽はあたりまえ。多い年は一日1000羽超もあった。
〇シロハラ 8羽 これも少ない。
〇アトリ 11羽 太陽の広場東の森と市民の森。
〇メジロ 36羽 太陽の広場東の森ほか
〇ヤマガラ 1羽 市民の森
〇コゲラ 2羽 市民の森
〇アオジ 2羽 音楽堂西側上
〇ウグイス 1羽 梅林
〇ジョウビタキ 1羽 梅林
〇その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


■■アトリ(1996.10.23 一番やぐら北)
 1番やぐらから北側へ続く石垣を左に曲がると、大きく伸びたアキニレの枝が石垣に覆いかぶさった場所がある。石段を上ると梅林横の坂道が正面に見える。この石垣の上部には、柱を建てるための長方形の穴があり、雨水がたまると鳥たちの水場として利用されている。
 アトリが群れて水を飲んでいるのを見てこの穴の存在に気付いた。アキニレの葉がつくる小さな日影が鳥たちに安心を与え、また水の蒸発を押さえる結果となっているようだ。
 秋から初冬にかけてアキニレは、多くの鳥たちの格好の餌となる実をつける。しかも集まってくるのが種子食の鳥だけでないことは、以前にキクイタダキがこの木にこだわっていた事で証明できるだろう。近づいてよく見ると小さな虫がたくさんついている。
 大阪城公園では各所に多い木であるが、特にこの場所は餌となる実があって、その下に水場がある絶好の場所である。半日座って見ていると入れ替わり立ち替わりやってくるので退屈しない。

☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 ー【鳥 言 葉】ー
● ミサゴ 雨と晴れ。
● カラアカハラ 芸術家気分。儚い夢。
● ウタツグミ 優しい誘惑。突然の出会い。
● ジョウビタキ ひとり好き。強い意志。正装。
● ヒドリガモ 指針。いつものように。
● セグロセキレイ 初夜。愛の喜び。
コメント
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