暑くなってきた。歩いているとじっとりと汗をかく。
コロナで種々の行動が制限されているが、年月は確実に経過し老いていく。
一昨日、昨日とカラフトムジセッカが天守閣東側配水池の北面に出た。あわよくば今日もと思ったがだめだった。
多分、大阪府内初記録の珍鳥だ。二人ほどが撮影成功された。おめでとう♪♪動画で声も記録されている。これが大きな識別ポイント。
東外堀の越夏ヒドリガモ。前回は見当たらない、死んだのではと書いたが。今朝は中央より北側の方で観察。
弁解すると、いつも中央辺りから全域をゆっくり流して確認。堀の石垣下部にいることもあるから。次に南部の角の辺り、いつもヒドリガモがいる所をみて確認。
前回は見られなかったので再度全域を確認。そして市民の森を一通り回った後、南端から再再度確認。死んで浮いていないかも確認。でも見られなかった。決して手抜きしていないつもり。
でも今朝はすぐに見つかった・・・。先のカラフトムジセッカといい、越夏ヒドリガモといい、探鳥能力の低下を感じる。年齢とともに受け入れているので、残念だが悲しくはない。
春の渡りも終盤。サンコウチョウ、トケン、オオムシクイなどの時期。トケンが遅いのは分かる。早く行っても巣を作る訳でもない。巣ができて卵を産んだころに着けばいいからのんびり。
愛の森でホトトギスの大きな声を聞く。姿は見付けられなかったが、古来歌に歌われるのも分かるような気がする。
スマホも時計も無かったんだから。毎年やってくるホトトギスなどの声には敏感だっただろう。
百人一首 「ほととぎす鳴きつるかたを眺むればただ有明の月ぞ残れる」後徳大寺左大臣
・ ホトトギス 1羽 飛騨の森から愛の森で鳴き声。
・ ツツドリ 1羽 天守閣東側配水池。
・ サンコウチョウ ♂1羽 一番やぐら
・ カワラヒワ 2羽 太陽の広場東の森。巣材か地面の細い枝をひっぱってくわえていく。
・ メボソムシクイ 7羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、愛の森。
・ カルガモ 2羽 東外堀
・ ヒドリガモ 上記
・ オオムシクイ 3羽 飛騨の森、愛の森、沖縄復帰の森
・ キビタキ ♂5♀1 天守閣東側配水池、飛騨の森、みどりのリズムほか
・ コサメビタキ 1羽 飛騨の森
・ コゲラ 1羽 市民の森
・ シジュウカラ 13羽 各所、幼鳥やさえずりも
・ ツバメ 2羽 もみじ園
・ イソヒヨドリ 1羽♂ 京橋口
・ コサギ 2 第二寝屋川
・ ハシボソガラス 2 第二寝屋川
・ アオサギ 1羽 第二寝屋川
・ オオヨシキリ 1羽 みどりのリズム
■■キマユムシクイ(2007.11.25 音楽堂西側上)
音楽堂西側上でひでキングが、ムシクイがいると話しかけてくる。ムシクイの時期には遅いが知人から先週にも見たと聞いているそうだ。
枝葉の中を動き回る小さな鳥に双眼鏡を合わすと、眉斑、翼帯がはっきりと見える。ムシクイだ。
今頃メボソが残っていたのか。しかし印象が違うと思った時、目立つ2本の翼帯に気付き確認すると彼もはっきり見たと。
キマユかカラフトか。初記録だ。急いでカメラを向けて撮影しようとするが、なかなか全身をゆっくり見せてくれない。一瞬もとまってくれない。小さい鳥ほど動きが激しいのだ。メジロの群れととともに、見えなくなったり、再び出てきたりを繰り返す。
かろうじて数枚を撮影することができた。大阪城公園初記録種のため識別には慎重を要する。
観察と写真を参考に識別したポイントは、①同一行動をとっていたメジロより小さい。②11月で基本的には夏鳥の時期は過ぎている。③2本の翼帯が目立つ。
この①②③から、メボソムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイでは無いと判断できる。
小型で明瞭な2本の翼帯を持つことから、キマユムシクイかカラフトムシクイのいずれかであろう。
④観察中にはっきりとした頭央線は確認できなかった。⑤下嘴の基部が黄肉色。⑥時期的にも合う。
④⑤⑥からキマユムシクイと識別した。
その後、バーダー誌の記事にムシクイの翼式を見つけた。これによると、キマユムシクイとカラフトムシクイにはっきりとした相違が見られる。
キマユムシクイでは初列風切の先から2枚目3枚目4枚目が同じ長さで最も長く、5枚目より長いとなっている。一方、カラフトムシクイでは3枚目と4枚目が最も長く2枚目はそれより短いとなっている。偶然、写真の中に羽を広げたものがあった。翼式を見るとキマユムシクイにぴったりと符合する。
これによりキマユムシクイとの判断を補完するものとなった。(後日この点では問題あり)
十年ほど前だったが、水場に降りてくる鳥を撮影していたら、メジロより小さいムシクイのような鳥が来たと、撮影している人の話を聞いた記憶がある。
地味な鳥や識別には興味をもたないので、そのままになってしまったようだ。今から思えば詳しく聞いて、撮影したのなら写真をもらっておくべきだった。
コロナで種々の行動が制限されているが、年月は確実に経過し老いていく。
一昨日、昨日とカラフトムジセッカが天守閣東側配水池の北面に出た。あわよくば今日もと思ったがだめだった。
多分、大阪府内初記録の珍鳥だ。二人ほどが撮影成功された。おめでとう♪♪動画で声も記録されている。これが大きな識別ポイント。
東外堀の越夏ヒドリガモ。前回は見当たらない、死んだのではと書いたが。今朝は中央より北側の方で観察。
弁解すると、いつも中央辺りから全域をゆっくり流して確認。堀の石垣下部にいることもあるから。次に南部の角の辺り、いつもヒドリガモがいる所をみて確認。
前回は見られなかったので再度全域を確認。そして市民の森を一通り回った後、南端から再再度確認。死んで浮いていないかも確認。でも見られなかった。決して手抜きしていないつもり。
でも今朝はすぐに見つかった・・・。先のカラフトムジセッカといい、越夏ヒドリガモといい、探鳥能力の低下を感じる。年齢とともに受け入れているので、残念だが悲しくはない。
春の渡りも終盤。サンコウチョウ、トケン、オオムシクイなどの時期。トケンが遅いのは分かる。早く行っても巣を作る訳でもない。巣ができて卵を産んだころに着けばいいからのんびり。
愛の森でホトトギスの大きな声を聞く。姿は見付けられなかったが、古来歌に歌われるのも分かるような気がする。
スマホも時計も無かったんだから。毎年やってくるホトトギスなどの声には敏感だっただろう。
百人一首 「ほととぎす鳴きつるかたを眺むればただ有明の月ぞ残れる」後徳大寺左大臣
・ ホトトギス 1羽 飛騨の森から愛の森で鳴き声。
・ ツツドリ 1羽 天守閣東側配水池。
・ サンコウチョウ ♂1羽 一番やぐら
・ カワラヒワ 2羽 太陽の広場東の森。巣材か地面の細い枝をひっぱってくわえていく。
・ メボソムシクイ 7羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、愛の森。
・ カルガモ 2羽 東外堀
・ ヒドリガモ 上記
・ オオムシクイ 3羽 飛騨の森、愛の森、沖縄復帰の森
・ キビタキ ♂5♀1 天守閣東側配水池、飛騨の森、みどりのリズムほか
・ コサメビタキ 1羽 飛騨の森
・ コゲラ 1羽 市民の森
・ シジュウカラ 13羽 各所、幼鳥やさえずりも
・ ツバメ 2羽 もみじ園
・ イソヒヨドリ 1羽♂ 京橋口
・ コサギ 2 第二寝屋川
・ ハシボソガラス 2 第二寝屋川
・ アオサギ 1羽 第二寝屋川
・ オオヨシキリ 1羽 みどりのリズム
■■キマユムシクイ(2007.11.25 音楽堂西側上)
音楽堂西側上でひでキングが、ムシクイがいると話しかけてくる。ムシクイの時期には遅いが知人から先週にも見たと聞いているそうだ。
枝葉の中を動き回る小さな鳥に双眼鏡を合わすと、眉斑、翼帯がはっきりと見える。ムシクイだ。
今頃メボソが残っていたのか。しかし印象が違うと思った時、目立つ2本の翼帯に気付き確認すると彼もはっきり見たと。
キマユかカラフトか。初記録だ。急いでカメラを向けて撮影しようとするが、なかなか全身をゆっくり見せてくれない。一瞬もとまってくれない。小さい鳥ほど動きが激しいのだ。メジロの群れととともに、見えなくなったり、再び出てきたりを繰り返す。
かろうじて数枚を撮影することができた。大阪城公園初記録種のため識別には慎重を要する。
観察と写真を参考に識別したポイントは、①同一行動をとっていたメジロより小さい。②11月で基本的には夏鳥の時期は過ぎている。③2本の翼帯が目立つ。
この①②③から、メボソムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイでは無いと判断できる。
小型で明瞭な2本の翼帯を持つことから、キマユムシクイかカラフトムシクイのいずれかであろう。
④観察中にはっきりとした頭央線は確認できなかった。⑤下嘴の基部が黄肉色。⑥時期的にも合う。
④⑤⑥からキマユムシクイと識別した。
その後、バーダー誌の記事にムシクイの翼式を見つけた。これによると、キマユムシクイとカラフトムシクイにはっきりとした相違が見られる。
キマユムシクイでは初列風切の先から2枚目3枚目4枚目が同じ長さで最も長く、5枚目より長いとなっている。一方、カラフトムシクイでは3枚目と4枚目が最も長く2枚目はそれより短いとなっている。偶然、写真の中に羽を広げたものがあった。翼式を見るとキマユムシクイにぴったりと符合する。
これによりキマユムシクイとの判断を補完するものとなった。(後日この点では問題あり)
十年ほど前だったが、水場に降りてくる鳥を撮影していたら、メジロより小さいムシクイのような鳥が来たと、撮影している人の話を聞いた記憶がある。
地味な鳥や識別には興味をもたないので、そのままになってしまったようだ。今から思えば詳しく聞いて、撮影したのなら写真をもらっておくべきだった。