大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ムギマキ。シメも到着 2021.10.16

2021年10月16日 | Weblog
 今朝も素晴らしい秋空。土曜日だけあってバーダーやカメラマンも多い。
 夏鳥は相変わらず少ない。ある方は大阪城公園に通うようになって今秋が一番少ないと言う。それくらい少ない。

 先日蓮如前でヤマカガシと書いたが、観察した方と出会って、シマヘビの幼体だったと訂正の話しがあった。

 昨日、自動車免許の 「高齢者講習」 を受講してきた。
 各自が机に出した前回の 「認知機能検査結果」 を確認しながら、指導員が私の前に来て 「あっ!100点 満点ですね!」 と驚いた発言。悪くない。自尊心がムズムズ。

 続いて自慢すると視力の「視野検査」も「動態検査」も凄い!と。50代の試験員が自分よりいい結果だと驚いていた。
 鳥見は、視野の片隅にちょっと動くものを感知すると瞬時に目を向け、林の中を飛ぶ鳥を目で追う。こんなことを数十年も続けてきたので日々目の訓練。検査なんて簡単簡単。

 バードウオッチングは目にいい。もちろん頭にもいい。
 自慢いっぱいで実際の走行。片目片手でも走れると自信満々。派手に走りだしS字走行で適当に右左にハンドルを切っていたらあっ!左後輪の脱輪・・・あーあ。

・ カルガモ 8羽 東外堀、西外堀
・ ハクセキレイ 4羽 もみじ園、梅林ほか
・ キビタキ ♂4・♀型5 二番やぐら跡、音楽堂西側上、豊国神社東、梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池ほか
・ メボソムシクイかオオムシクイ 音楽堂西側上、飛騨の森
・ モズ 玉造口高鳴き
・ オオルリ ♂若2 二番やぐら跡、一番やぐら
・ メジロ 3羽
・ コサメビタキ 2羽 修道館裏、天守閣東側配水池
・ カワラヒワ 27羽 飛騨の森、太陽の広場東の森
・ シメ 天守閣東側配水池
・ カワウ 3羽 第二寝屋川
・ チョウゲンボウ 1羽 第二寝屋川上空飛翔
・ ムギマキ 1羽 飛騨の森 ♀型
・ ヒドリガモ 81羽 西外堀
・ マガモ 5羽 西外堀
・ ハシビロガモ 3羽 北外堀
・ アオサギ 1羽 北外堀

■■ムギマキ(1994.10.16 西の丸庭園)
 西の丸庭園の芝生広場の東端のアキニレにムギマキが出て、数人がその木を取り囲んで待っていた。
 ちょうどそこへ、大阪大学に留学中とういうオランダの青年が「ムギマキフライキャッチャーはいますかァ~」と訛った声でやってきた。
 外国人の学生を、国の援助で留学させる制度があるらしく、その制度の適用を受けて来日し、古墳などの研究をしていると話していた。
 ツアイスの8×56Bという最新型の大口径双眼鏡を手にして、休日はバードウオッチングで過ごすと話していた。どちらかと言うと、古墳より野鳥に大きな関心を持っているようにも思えた。
 青年は、豊国神社東側でムギマキの噂を聞いてやってきたそうだ。日本語も上手でしかも鳥にも詳しい。
 ちらちら樹間に見え隠れするムギマキの雌を、真剣に見つめていた表情やしぐさから、オランダではかなりベテランバーダーであったのだろうか。それともこの程度のバーダーは本場では当たり前か。

 後日、鹿児島の出水へツルを見に出かけた時に、偶然に民宿で相部屋になったのが、この青年「トム・コンピュアー」だった。

 古墳研究のついでに来たのかも知れないが、やはり野鳥の方が面白そうだ。
 深夜まで彼と語りあった。というより飲んで酔っている私が一方的にしゃべり続けたの方が正しい。
 翌朝は二日酔いの私に数千羽の中から1羽のソデグロズルを探してくれた。
コメント (4)
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