大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

またまた トモエに フラれる 2021.10.22

2021年10月22日 | Weblog
 気持ちのいい秋空。昨日追加情報で書いたように、トモエガモが昼ごろに西外堀の京橋口で観察されている。朝には私も確認した場所なのに。

 今日はどうだろうかと気にしながら歩く。東外堀から南外堀、そして西外堀の大手門側。ヒドリガモが多い。一通り双眼鏡で確認するもトモエは混じっていない。
 後は、京橋口側と北外堀だ。

 自転車のトモちゃんがやって来て、昨日撮影したと動画を見せてもらう。いいなー。
 その後修道館裏から豊国神社裏コサメビタキなど観察。豊国神社東でマダムと出会う。彼女が 「トモエガモが今朝も京橋口で見られてる」 と言う。

 えー!!そうか。ありがとう♪♪ 他の観察を飛ばして一目散に京橋口へ向かう。とうとう今期のトモエガモに合えるとわくわく。

 京橋口から出て西外堀をのぞく。真下ものぞく。いない。。水草が広がる水面にはカルガモが2羽のみ。・・・・また、トモエにフラれてしまった。念のため北外堀を回って観察もだめだった。

 園内に戻って山野の鳥の観察をする気力を失った。どうせ今期は少ない。今日はカモだけで早めに帰宅することに。
 空は抜けるような秋空なのに心が重い。第二寝屋川沿いの少年野球場裏をとぼとぼ歩いていると、目の前をスズメ大の鳥が飛んで先の木に入る。

 腰か尾かの辺りが白い。後ろ姿ではっきり見えた白。何今のは? 頭の中を図鑑がぐるぐる回る。エンベリザの尾の端の白いのはあるがそんな感じではなかった。思いつく鳥がない。

 ともかく鳥が飛び込んだ方にゆっくり進む。大阪城公園初の珍鳥だったら!!トモエにフラれた悲しさも一気に吹き飛ぶ。
 ドキドキ、10メートルほど離れた位置から飛び込んだ木々の辺りを探す。じっくり探す。

 突然1羽の鳥が飛び出して地面に下りる。あっ!スズメ。これじゃないと思った瞬間!尾羽が真っ白のスズメ。
 こんなスズメ見た事ない。いわゆる部分白変の個体なのだろう。残念、珍鳥でなかった。でもほんの少しの間、トモエにフラれた悲しみを忘れさせてくれた。

 カモはヒドリガモが多くハシビロガモが少し増えてきた。オカヨシガモの飛来がない。
・カルガモ 8羽 東外堀4・南外堀2・西外堀2
・マガモ 8羽 東外堀2・西外堀4・内堀2
・コガモ 9羽 南外堀5・西外堀1・内堀3。昨日より大きく減少
・ヒドリガモ 125羽 西外堀。昨日に続き100羽超え
・ハシビロガモ 36羽 西外堀3・内堀9・北外堀24
・キンクロハジロ 1羽 北外堀

・オオバン 7羽 西外堀6・北外堀1 今後日々増加するだろう
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・ハクセキレイ 4羽 みどりのリズムほか
・モズ 1羽大手前で高鳴き
・アオバト 1羽 天守閣東側配水池
・オオルリ 2羽 ♂若♀ 市民の森

★追加情報=3時半ごろ、またまた大将からトモエガモの観察情報。西外堀の大阪府庁前にトモエガモとの事。
 豊国神社裏にムギマキ♂若1。

 マダムのブログ 「鳥写真マンガ」 を開いた。私が撮りたかったトモエガモのよく分かる素晴らしい写真があった。
 脇の羽は尖らずに丸みがある。長い肩羽がある。白い腹。まばらな胸の斑。これらから、この個体は♂エクリプスと思われる。長期滞在して換羽が進んで顔に巴模様が出ることを期待。

■■トモエガモ(2011.12.20 北外堀)
 年が明けて3月になると、退職してちょうど10年になる。振り返ると充実した10年だったと言える。種々の新しい出来事に遭遇しながら、後一月足らずで65歳。
 いつものように北外堀のカモをカウントする。双眼鏡の中にトモエガモ発見。一気に体が熱くなって、昨夜酒友の中島氏と痛飲した二日酔いも一気に吹っ飛ぶ。
 大阪城公園では2回目の出合いだ。前回は、ふた月先に退職を控えた時期。あれから約10年、再びトモエガモとの出合い。
 種々の出来事があった。そして今日も健康で鳥見している事に感謝。
 先日の定期健康診断では、糖尿以外はすべて基準値内という素晴らしい結果だった。勤めていた当時は、必ず数項目は基準値を超えた表示があったのに不思議。肝機能の数値は人生の満足度ではないか。
 毎日、昼から飲んで過ごしているのになぜだろうと、うれしい悩み。ストレスが少ない日々を過ごしているからに違いない。
 トモエガモは北外堀から東外堀に移って、3時過ぎに飛び立った。次にトモエガモに合う時の自分はどうしているのだろうか。
コメント (2)
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