大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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コサメビタキを観察 2023.7.25

2023年07月25日 | Weblog
 家を出てしばらく歩いて気が付いた。ひげを剃るのを忘れている。コロナの時期ならマスクで隠せるがそれもできない。その上食後の糖尿の薬も飲み忘れている。まぁ仕方ないとあきらめる。

 最近よく見られているコサメビタキを、今日は気を入れて探して見ようと思う。
1番やぐら前に着くとマダムと阿佐ヶ谷姉妹の1人が観察中だったがよく分からず。しばらくしてコサメビタキを確認。ようやくはっきりと観察できた。
 近年7月にコサメビタキが見られる事が多くなっている。これからも増加しそうに思う。

 ずいぶん昔の事だけど、コサメビタキを「小雨」ビタキと話すかわいい女性がいた。当時小雨との関連を言っていたが内容は思い出せない。
 漢字なら「小鮫鶲」だが、これはサメビタキに対して小さいとか可愛いの意味だろうかよく知らない。サメ三兄弟の1番下の可愛い弟のイメージ。

 ちなみにサメビタキは鮫の色に似ているからサメビタキ。エゾビタキはこの3種で唯一旅鳥で北へ向かうから蝦夷とされたのだろう。

・シジュウカラ 4羽 みどりのリズム、沖縄復帰の森
・アオサギ 3羽 第二寝屋川、北外堀
・コサギ 1羽 第二寝屋川
・コサメビタキ 1羽 一番やぐら前
・カワウ 1羽 第二寝屋川

■■サメビタキ(1995.10.22 愛の森)
 愛の森に堆肥を作るため落ち葉を積み上げた場所がある。虫などが多いのだろう、その辺りを縄張りにしているサメビタキを見つけた。雨覆いや頭部に幼羽が目立つ幼鳥だ。
 一週間後にも同じ場所でサメビタキの幼鳥を見つける。バフ色の幼羽が前の個体より目立つので別の個体だろうという意見もあった。しかし、場所や行動などがあまりにも一致するので、私は同一個体だと考えている。
 サメビタキ自体非常に少なくて、一週間後に同じ場所に同じような行動をとる別の個体がやってくるのは、偶然にしてはあまりにも不自然だと判断するからだ。
 すぐ横でノゴマが出ていたこともあり、このサメビタキに関心を示す者は誰もいない。
 サメビタキは私を気にすることなく、虫を見つけては枝から飛び立ち、再び同じ枝に戻ってくることを何度も繰り返している。図鑑の解説にあるとおりの行動でかわいい奴だ。
 来月開催されるAPECの警備の警察官から不審がられ、何度も声をかけられた事とともに、一人独占した忘れられないサメビタキになるだろう。
コメント
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