今朝も快晴の秋空。しかし今秋は冬鳥が極端に少ない外れの年。こんな事は何年ぶり、あるいは何十年ぶり。
例えば代表的な冬鳥のツグミで見ると、今日はわずか1羽を太陽の広場東の森で見たのみ。例年の同じような月日では
・2020年は11/18に18羽。
・2019年は11/18に11羽。
明らかに違う、大きく違う。大阪城公園だけでなく他の公園でも同じたろと思う。
アトリの大きな群れもトラツグミも越冬していない。年によって変化はあるので仕方ないが園内を回っていても寂しい。
ただし過去の記録では12月に入ってから一気に増加した年もある。これからどう変化するかを楽しみにしよう。
年間の観察日数は、昨年も今年もコロナの影響を受けた。しかし最近は感染者数が激減してありがたい。
緊急事態宣言も解除になって落ち着いている。溜まっていたのを吐き出すように飲みに出かけた。焼肉、寿司、会席など。ちょっと高級な店を選んだ。いづれも酔っぱらっていい気分になって何杯飲んだかも記憶にない。
この歳まで頑張ってきたから、好きな酒でお迎えが来ても上出来。70歳を超えて過去を振り返ることが多くなった。その時その時必死に生きてきた。
山本周五郎の小説に、こんな一行がある。
「心に傷を持たない人間がつまらないように、過ちのない人生は味気ないものだ」
その言葉が分かる歳になった。人生は失敗したり恥をかいたりして年を重ねるもの。それらは必死に生きてきた証。いい事ばかりの人生ってありえない。一度も失敗した事のない人生は面白くない。
振り返ると自分も 「恥も百倍、楽しかった事も百倍」 悲しくて懐かしい日々。面白い人生やったなーと、ぼちぼち終着点に向かう。観察しながら歩き回ってそんなことを思い浮かべた。
・オカヨシガモ 7 東外堀、内堀。ヨシガモは見当たらない。
・ヒドリガモ 69羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀。かなり減少。
・マガモ 10 東外堀、南外堀、内堀、西外堀
・カルガモ 4 西外堀、第二寝屋川
・ハシビロガモ 37 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 4 南外堀
・ホシハジロ 16 北外堀
・キンクロハジロ 48 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 44 すべての堀。ところで、先の「ひでキングのブログ」で東外堀にバン!それ以来、いつもより慎重に石垣沿いを確認しているが見つからない。
・ハクセキレイ 3 東外堀ほか
・シジュウカラ 7 太陽の広場東の森ほか
・ツグミ 1 太陽の広場東の森
・シロハラ 1 市民の森
・アオジ 5 音楽堂西側上、修道館裏
・メジロ 4
・ジョウビタキ 5 人工川、梅林ほか
・ハイタカ 1 梅林南側上桜広場上空飛翔。山男Tさんと、さかなやさんと立ち話していると現れる。最近本種多い。2羽かもしれないと。
■■コガモ(1996.4.14 西外堀)
10年以上も前の大阪城公園の観察記録をM氏から贈っていただいた。1983年の欄を見るとコガモは普通◎又は少ない〇となっている。一方ホシハジロは観察されなかったか又は少ない〇とある。現在の状況とはかなり違う。(◎〇の数は不明)
今はホシハジロが圧倒的に多くコガモは北外堀と西外堀の一部に少数観察されるのみ。当時の堀の中をぜひ見てみたいとの思いがいっぱい。
現在のようにビデオなどが普及していればどこかに記録が残っているだろうが、今となっては想像するしかない。
急激にホシハジロが増えたのかいつ頃に逆転したのかの推移に興味を覚えるが、継続した記録がないのが残念だ。記録は続けることに意味がある。長い時間を超えてその価値が出てくるのだろう。
また10年後20年後の堀にはどんな種のカモが越冬しているのだろうか興味は尽きない。そのために苦しい事があっても今の記録は続けようと当時の記録を前にして自分に言い聞かせている。
例えば代表的な冬鳥のツグミで見ると、今日はわずか1羽を太陽の広場東の森で見たのみ。例年の同じような月日では
・2020年は11/18に18羽。
・2019年は11/18に11羽。
明らかに違う、大きく違う。大阪城公園だけでなく他の公園でも同じたろと思う。
アトリの大きな群れもトラツグミも越冬していない。年によって変化はあるので仕方ないが園内を回っていても寂しい。
ただし過去の記録では12月に入ってから一気に増加した年もある。これからどう変化するかを楽しみにしよう。
年間の観察日数は、昨年も今年もコロナの影響を受けた。しかし最近は感染者数が激減してありがたい。
緊急事態宣言も解除になって落ち着いている。溜まっていたのを吐き出すように飲みに出かけた。焼肉、寿司、会席など。ちょっと高級な店を選んだ。いづれも酔っぱらっていい気分になって何杯飲んだかも記憶にない。
この歳まで頑張ってきたから、好きな酒でお迎えが来ても上出来。70歳を超えて過去を振り返ることが多くなった。その時その時必死に生きてきた。
山本周五郎の小説に、こんな一行がある。
「心に傷を持たない人間がつまらないように、過ちのない人生は味気ないものだ」
その言葉が分かる歳になった。人生は失敗したり恥をかいたりして年を重ねるもの。それらは必死に生きてきた証。いい事ばかりの人生ってありえない。一度も失敗した事のない人生は面白くない。
振り返ると自分も 「恥も百倍、楽しかった事も百倍」 悲しくて懐かしい日々。面白い人生やったなーと、ぼちぼち終着点に向かう。観察しながら歩き回ってそんなことを思い浮かべた。
・オカヨシガモ 7 東外堀、内堀。ヨシガモは見当たらない。
・ヒドリガモ 69羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀。かなり減少。
・マガモ 10 東外堀、南外堀、内堀、西外堀
・カルガモ 4 西外堀、第二寝屋川
・ハシビロガモ 37 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 4 南外堀
・ホシハジロ 16 北外堀
・キンクロハジロ 48 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 44 すべての堀。ところで、先の「ひでキングのブログ」で東外堀にバン!それ以来、いつもより慎重に石垣沿いを確認しているが見つからない。
・ハクセキレイ 3 東外堀ほか
・シジュウカラ 7 太陽の広場東の森ほか
・ツグミ 1 太陽の広場東の森
・シロハラ 1 市民の森
・アオジ 5 音楽堂西側上、修道館裏
・メジロ 4
・ジョウビタキ 5 人工川、梅林ほか
・ハイタカ 1 梅林南側上桜広場上空飛翔。山男Tさんと、さかなやさんと立ち話していると現れる。最近本種多い。2羽かもしれないと。
■■コガモ(1996.4.14 西外堀)
10年以上も前の大阪城公園の観察記録をM氏から贈っていただいた。1983年の欄を見るとコガモは普通◎又は少ない〇となっている。一方ホシハジロは観察されなかったか又は少ない〇とある。現在の状況とはかなり違う。(◎〇の数は不明)
今はホシハジロが圧倒的に多くコガモは北外堀と西外堀の一部に少数観察されるのみ。当時の堀の中をぜひ見てみたいとの思いがいっぱい。
現在のようにビデオなどが普及していればどこかに記録が残っているだろうが、今となっては想像するしかない。
急激にホシハジロが増えたのかいつ頃に逆転したのかの推移に興味を覚えるが、継続した記録がないのが残念だ。記録は続けることに意味がある。長い時間を超えてその価値が出てくるのだろう。
また10年後20年後の堀にはどんな種のカモが越冬しているのだろうか興味は尽きない。そのために苦しい事があっても今の記録は続けようと当時の記録を前にして自分に言い聞かせている。