大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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コルリ到着しました!! 2021.8.16

2021年08月16日 | Weblog
 毎日雨が続いて、今日の午前中は何とかもちそう。軽く回って帰ろうとカメラの代わりに傘をリュックに入れて出かける。
 コサメビタキはどうしているか気になる。

 8月10日豊国神社東で撮影のコサメビタキの写真をパソコンで確認する。背面の白点斑はまったく無い。次列風切りの羽縁の白が目立つ。
 正面からの写真を拡大すると、ヒナの時の産毛みたいな幼綿羽が多く残っていて、暗いバックにふわふわと浮かび上がる。孵化してどれくらいの日時を経過しているのだろうか。

 同日夕方に大将が豊国神社裏で撮影したコサメビタキの写真を送ってもらった。近距離からシャープに写っていてよく分かる。
 雨覆や次列風切の羽縁が白く見える。豊国神社東の個体より換羽が進んでいる。8・9割は換羽が終了している。秋の渡り時に目にするいつものコサメビタキと変わらない。

 数年前に繁殖したキビタキを思い出す。幼綿羽が残っている時は白点斑も残っていた。コサメビタキはどうなんだろうか、よく分からない。

 コサメビタキの換羽の進行状況を写真とともに解説したものがあればと願う。残念ながら私の知識ではどうしようもない。
 換羽がどのように進行するのか理解できていない。ガンカモなどは一斉に抜けて一斉に生えてくるようだ。抜けた時は飛べないので走るだけ。カルガモのそんな姿を見たことがない。

 飛騨の森に着くと、愛の森から声がする。行ってみると鳥友たち数人。コルリ♀だと。とうとう今年も来たか。小屋の周りを回っているようだとしばらく待つが見られない。

 その後ひでキングとU君と北外堀沿いに座ってしばらく話す。帰途スーパーに寄って晩の買い物、家の前でラインが鳴る。
 部屋に入ってビールを飲みながら開くと、先ほど愛の森で出会った鳥友からのライン。

 コルリ♂若1羽が飛騨の森のユキヤナギとの事。はっきり分からないが、別に性別不明も1羽いるとの情報も。
 お盆のころにコルリが到着する。秋の渡りの開幕だ!

・アオサギ 3羽 もみじ園ですぐ前を歩いて横切る1羽。全く私を気にしない。木々の中に入って行く。地面を突いてミミズを捕食。北外堀2羽。
・ハクセキレイ 1羽 もみじ園。
・ツバメ 5羽 もみじ園、教育塔、西外堀。
・ヒドリガモ 1羽 西外堀越夏個体。最近は西外堀が気に入っている様子。
・カルガモ 4羽 西外堀、北外堀
・コルリ 上記
・ハヤブサ 1羽 本丸上を旋回し南に消える。
・エナガ 1羽 市民の森
・カワラヒワ 5羽 東外堀
・コゲラ 3羽 大手前、沖縄復帰の森
・カワウ 3羽 西外堀、北外堀

■■ハヤブサ(2007.12.19 城南地区大通り沿)
 高層マンションの上に作られたヘリポート。その角にとまって時々顔を左右に動かし辺りを睥睨するハヤブサ。
 そういえば先ほど、この辺りにやってきた時ドバトが一斉に飛び舞った。タカが来たんだろうかと思ったが詳しく探さずにそのままにしていた。こいつが理由だったのか。
 ドバトたちは、こんな高い所のハヤブサによく気付いたものだ。さすがに命がかかっている。
過去、ここにハヤブサがとまっていた事があったので、城南地区を通るときはこのマンションを見上げるのが習慣になっている。
 しばらくすると突然飛び出し、羽をすぼめて弾丸になって本丸方面に一気に急降下した。双眼鏡で追えない。時速200キロオーバーか。凄いの一言。
 今期はオオタカ、ハイタカがよく見られているが、その上にハヤブサだ。都市に猛禽がやって来た。
 都市の公園はドバトが群れて、山野よりずっと餌の密度が高い。その上ドバトは野生の緊張感を失っているため捕獲しやすいのだろう。ここは猛禽の最高の狩場になっているのだろう。
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