大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

オオルリ まだ来ない。 2023.4.5

2023年04月05日 | Weblog
この歳になると頻尿が激しい。昼間もそうだが特に夜間はひどい。1時間半から2時間おきに目が覚める。正直2時間以上連続して眠れたことがない。

 その目覚めの都度夢を見る。しかし朝に目が覚めた時は内容は忘れている。しかし今朝ははっきり覚えている。オオルリの初認だ。夢の中で今春初だと喜んでいる。

 今日は大阪城公園を回りながら正夢になるのでは。と期待したがダメだった。でも、もうすぐ観察されるだろう。

 外国人観光客が増えてきた。すれ違う団体はほとんど外国人。コロナ以前に戻ってきたようだ。
 本心で言えばこんなに人で混む大阪城公園は好きではない。しかし外国人観光客による収入は日本にとって重要。

 カモは大きく減少した。
・オカヨシガモ 2羽 ♂♀内堀
・ヒドリガモ 26羽 東外堀16・内堀3・北外堀7
・マガモ 1羽 内堀
・カルガモ 4羽 内堀3・北外堀1
・ハシビロガモ 1羽 内堀
・ホシハジロ 11羽 南外堀1・内堀1・北外堀11
・キンクロハジロ 28羽 東外堀5・南外堀8・内堀1・北外堀14

・オオバン 25羽 各堀
・カワウ 2羽 南外堀、西外堀
・カイツブリ 2羽 南外堀
・アオサギ 1羽 内堀
・ハクセキレイ 2羽 青屋門屋根

・シロハラ 11羽 音楽堂西側上ほか
・ヤマガラ 1羽 太陽の広場東の森
・コゲラ 1羽 太陽の広場東の森
・オオタカ 1羽 太陽の広場東の森
・アオジ 1羽 音楽堂西側上
・シジュウカラ 4羽 豊国神社東ほか
・ツグミ 2羽 梅林南側上桜広場、大阪城公園ホール
・トラツグミ 1羽 梅林梅見坂
・ハシボソガラス 1羽 第二寝屋川
・ソウシチョウ 1羽 愛の森

■■オオルリ(2010.4.23 修道館裏)
 新緑の中にブルーが映える。オオルリの美しさが発揮される情景だがすっきりしていない。余分な枝などが入っているからだ。バックもすっきりしない。APS‐Cの限界だ。
 これをフルサイズの600ミリで撮影したら、ボケなどかなりいい雰囲気が出るだろうと思うと少し残念。目的の第1は記録だからこれでいいのだが。
 近年はデジスコが大はやり。ネットで写真を見るとなかなかシャープに写っている。しかも焦点距離が長いので大きくアップで撮れる。
 フルサイズとデジスコに挟まって、APS‐Cの手持ち400ミリ(=640ミリ)は辛いところ。
 鳥友が電話で、最近は昨日始めた素人でも機材のおかげでいい写真が撮れる。これまでの苦労はなんだったかと思ってしまう。写真はもうやめたと。
 私には、63歳これまで続けてきた大阪城公園の観察記録が財産。古希まで生きて頑張って「大阪城公園の野鳥Ⅲ」を上梓しようと思う。   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミソサザイ、ルリビタキなど 2023.4.3

2023年04月03日 | Weblog
 今朝は鳥曇りの空。(春にカモなどが北へ帰る頃の空) 大阪城公園のカモたちは次々と帰って行って大きく減少。変わって夏鳥を向かえる春。

 サクラはちりそめ(散り初め)緑の芽も見え始めている。こうして毎年春が進む。

 ミソサザイは今日も梅林南端の石垣。私が行った時は行方不明だった。3月31日に初認されて今日で4日目になる。
 時期的にそう長く滞在することはないだろうが、少しでも長くいてほしい。

 ルリビタキは飛騨の森、音楽堂西側上、豊国神社裏と♀型が3羽観察された。山へ帰る途中のルリビタキが次々と大阪城公園を通過しているのだろう。

・オカヨシガモ 3羽 内堀
・ヒドリガモ 17羽 東外堀8・内堀4・北外堀5
・マガモ 1羽 内堀
・カルガモ 3羽 東外堀1・内堀1・北外堀1
・コガモ 1羽 内堀
・ホシハジロ 18羽 南外堀8・内堀2・北外堀8
・キンクロハジロ 35羽 東外堀5・南外堀9・北外堀21

・オオバン 23羽 各所
・カイツブリ 2羽 南外堀
・カワウ 7羽 各所

・シロハラ 4羽 市民の森ほか
・ミソサザイ 1羽 梅林南端石垣
・オオタカ 1羽 飛騨の森北外堀天端
・ルリビタキ 3羽 ♀型 飛騨の森、音楽堂西側上、豊国神社裏
・ツグミ 4羽 梅林
・ツバメ 5羽 上空飛翔
・ウグイス 1羽 東外堀さえずり

■■スズメ(1996.2.4 城南地区人工川)
 冬の陽だまりに集まる「ふくらすずめ」。羽毛の間に空気を入れて丸く丸く膨らむ。陽ざしの中で膨らんでじっと動かず声もたてない。スズメたちの静かな至福の時間か、それとも厳寒に耐える姿か。
 絶望の果ての苦しみと、喜びの絶頂は同じ心の境地になるという。常に心を平静に、喜びも悲しみも淡々と後悔することもなく飛び上がることもない。
 人工川の流れのわずかな音の中に座り込んで、一人になって修行僧のように何も考えず、無になってスズメだけを見つめて過ごす。乱れるのは足りないからで水草の匂いで分かる。
 「ふくらすずめ」お前たちはどこから来て、どこへ行くのか。教えてほしい。何も思考せずに頭を空にしてじっと時を過ごす。
 ひたすら大阪城公園に通って鳥を見つめて、自分を見つめて、心を見つめて時を過ごす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする