楽しい日々

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どんなところでも

2012-08-02 09:46:10 | Weblog
こんなところで 楓の芽が生えてしまったようです。
植物は条件さえ合えば芽が出るのでしょうか。
畑の作物は 意思があって生えてきたものは あまり世話をしなくても
すくすく育ちます。その意志はすごいものがあります。
今日は ちいさな楓を見つけました。
寺の水場で 石の刻まれた文字の中で生えても 
多分育っていくことは不可能でしょうが
どんなところでも 生きのびようとする力に 励まされます。

植物は育とうとする意志さえ認めれば 頑張ってくれるものです。
植樹がはやっていますが まず植えなくても 生きていく場所を認めて
用意してあげれば 場所にあった植物が 成長してくるものですよね。

人は お金と時間を 生きのびようとする植物たちをどう折り合いをつけ整備し 
どこまでどのような経過で認めるかにかけるべきです。

植林にお金をかけるよりも 雑草をどう利用するか
鳥たちが運ぶ木の実から生えてくる木々を
どう整備して その土壌にふさわしいものたちで
育てていくかが問題なのであって 植樹した木よりも
自生してくる者たちのほうが 逞しく成長してくると思うのです。 
一本の苗木を植える精神を
長く森や林を認めるプログラムに引き継がなければなりません。
人の労力をかけて 維持管理していくことこそが
大事なのではないかと思っているのです。

昨年 椿大神社でお目見えした かわったユリは
おおうばゆりというそうです。
NHKの番組で 北海道の動物園の森の取材中
名前といっしょに 画像が映って知りました。

椿大神社のおおうばゆり一本。
今年は受難の様子ですが なんとか生きて咲こうとしていました。
自生して行こうとする植物を認め 
動物のほんの小さな願いを聞き届けることのできる
長く続くいきもののプログラムが用意され
余裕のある日本に なってほしいと願うばかりです。
それは 容易ではありません。
個人的には 雑草は抜くのも大変ですし 生き物は甘いと 勢い牙をむきます。
でも 植物のおかげで息をしている私なのだということを
自覚しなければならないほど 生き物を踏みつけにし
人が楽をして本来の姿をみうしなってしまっている。
そう 感じるのは 私だけなのでしょうか。