楽しい日々

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上海図書館所蔵本 稼圃輯

2012-09-18 19:58:18 | Weblog
尖閣諸島の国有化で 大きく裂け目ができつつある 日中関係。
心配しながらニュースを聞いていた。

丁度 最近購入した書物を読んでいて 差し掛かったメッセージがぴったりで
ある願いがうかんできた。

本の名前は 農文協の 中国古代農業博物誌考
上海図書館の所蔵本の素晴らしさを書いた本だ。

丁度差し掛かったメッセージが書かれていたのは 稼圃輯という書物の紹介だ。

ミカンの接ぎ木に巧みで 百に一失もないと称された 呉中の王梅村について 稼圃輯はこう書かれているという。

果樹園の人々がたくさん集まってきて 彼のやり方を見て学ぼうとしたが ついに
誰も会得できなかった。

そこで 果樹園の人々が教えを請うと 
私のやり方は 
あなたの接合の仕方 手間の加え方と異なるところがない。
しかし 違うのは堅縛のやりかたである。

大体が二本の枝を接合するうえで大切なのは 
生気を互いに通わせ 木の
脂膏をうまくなじませることである。
はじめは ゆるく 外側になるほど強めに堅縛する。
内外かまわず力をいれて縛れば 気が通わず樹脂はなじまず 活着しないのだ。

この接合という作業は 人付き合いにも 国の交渉にも通じる方法なのではないだろうか。

農業にも 陶芸にも おおくの分野で 中国の歴史は すばらしい知恵と実績が脈々とある。
小さな島にこだわることなく 資源などない日本など問題にせず
ぜひ 思考をうまくなじませて おおらかで ふところの深い 
交渉をお願いしたい。
同じことは日本にも言える。
歩み寄れる内容の話から 急がずたゆみなく 話し合う姿勢が 双方の国の不幸を避けてくれると
接合の話もいいのではないだろうか。
欲しいものは 上手に購入調達する先進諸国のふるまいを 双方 お願いするばかりだ。