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年賀状に一句

2019-01-01 21:03:58 | 日本文化

高校生の時から 毎年年賀状に一句つくることにして 

はや四十八年になります。

最初は 同級生に 袖の偏を示す偏でかいて 漢字を間違えていることを指摘され 恥ずかしかったことを覚えています。

毎年の習慣になったのは その間違えたことが大きかった気がします。

 

 平和な瀬 亥の子も招く 古七宝

平成ももう瀬になるというので 平和が守れるか心配です。

猪の子がしっぽを振るように 将来を多くの子供が平和を招いてくれるよう 古いもの日本の芸事や工芸 そんな宝物を ぜひぜひ大事にしてもらえるよう 願いを込めました。

 

昔は 学校が学びのすべてではなく 親の仕事を手伝うほうが大切でした。

学校の勉強ができても家業には役立たぬというひとも 多くいたものです。

教養は遊びの中で身につくものでもあります。

 

若者の行き詰まりを打開するためにも 多くの人の毎日の営みが 学びの中心になるよう

工夫をしなければ 多様な人材は育たないきがします。

 盆栽の技術 庭師の技術 大工の技術 釣り漁の技術

農家も種を守る技術 守れるでしょうか。過去を生かせているでしょうか。

三味線も琴も 日本舞踊 焼き物の作品を作る技術 その良さを感じる見る目 

書の意義と文化の継承 

畳から瓦 日用品の鋳物 塗り物 着物を仕立てる技術

布団を仕立てる技術 継承できるでしょうか 過去を生かして将来を生み出しているでしょうか。

学校で学べない 小さいときから体で継承しないと習得できない技術を

実は みてとるという継承の方法で習得してきました。

 

言葉で説明できない細やかでシンプルで自然の理にかなった技術を 

なんとか残していける工夫を したいものです。

今しないと お蔵も もたない家になり 今の生活必要品しか残さない生活が中心となると

どうみても大切なものが失われかねません。見る目がなくなるのです。

違いが理解できなくなるのです。

 

国の宝物を失い 魅力ある人の営みを失い

なぜかどこの家も安普請 個性のない国 そんな将来が待ってる気がしてなりません。

行くところまでいかないと 失ってみないとわからないことなのかもしれませんが

一人として同じ顔の人がいない 一花とて 同じ花はつけず

同じに思いこみしてるだけでは ないでしょうか。

 

本当の財産とは お金で買えない あたりまえの自分だけの個性なのです。 

98歳まで生きた 私の祖母は 只主婦として生きた人ですが

「立派に死ぬるという 大事な仕事が残っておる」

亡くなる三日前まで そう言い続けていました。

その立派に死ぬると そのさき生きる人に 覚悟と勇気を与えると

信心していたのだと思います。

祖母が年寄りを看取り 多くの病人を看病し 多くの若き友人を見舞い

長年の生活から導き出した哲学のようなものなのだ と

自分が63歳になって わかるようになりました。

最後まで生き切って 残る家族が

安堵するよう亡くなるということは

 大事な年寄りの仕事かもしれません。