小学一年生の時 購入してもらった 机とチェスト
いまだに実家で健在です。
チェストは総ベニヤ板で 引き出し棚が三本の釘で止めてあるだけの
簡単な作りです。
ところが その簡単なつくりでも 狂わない ゆがまない
塗装もおちない工夫がなされていることが
拭きなおしているうちにわかってきました。
引き出しが 一番丈夫にできていて 長年出し入れしてきても
壊れないんです。
当時の家具屋は 各店で手作りしていて
いかに効率よく 無駄のない作業で
評判を落とさず製品化するかの勝負が かかっていたのでしょう。
物は再会すると 使用していた時に 連れ戻してくれます。
中学生のころ刺繍したテーブルセンターがでてきて
何事も丁寧で のろまだった自分が 思い起こされました。