定年退職後 親の畑を引き継いで 野良仕事を始めると
慣れない鍬や備中を振り回して 腰や膝を痛めてしまうこともあります。
主人は 20本ほど大きな草を備中で抜き 膝が痛んでしまったそうです。
残念
聞けば 世の畑後継者が 結構腰を痛めている話を聞きました。
畑を断念して手放す事態もおきてるようです。
実は 力を入れる必要が無い様にできているのが 鍬や備中です。
手ほどきしてもらうまでもなく 見よう見まねでできると思うのが前の世代です。
なんでもないコツが 伝えられず つかめず ケガをしては勿体ない話です。
草の根元の真ん中をちょっと避けて 備中を竹刀のように振り下ろすのですが
刃が刺さるよう落とすと思った方がよいです。
柄の長さや重さも様々なので 思ったところに無理なく落とせる道具がよいです。
さらに 草をひくのではなく 備中の柄を立てると思った方がよいです。
股をひろげてスクワットをし リズムに乗って落とす立てるをすることを
田を起こすというわけです。
見たらわかるだろうと思いがちですが
説明をちょっとしてもらえると ケガを防ぐことができると思ったので
書いてみることにしました。
シャベルも 落として立てて 乗って踏み込んで
倒して土をおこして腰を落として土を載せ 傾けて回すようにして土をおろします。
力を入れずに体重を利用して掘ると 腰も傷めず力もいらず 女でも使える道具なんですよね。
でも 私の最近の草取りお気に入りは 60センチ長さ 金属の杭です。
大きな草は 草の中心に乗るようにして根に沿って杭を刺し
乗るようにして その杭を倒してます。根の中心を捩じ上げる感じです。
根を全体2㎝持ち上げられれば あとは簡単に手でつかんで抜けます。
小さな草は 杭をかき回すように倒して動かすと 纏めて草の体ごと浮きあがってきます。骨折した手首の私でも するする短時間で根こそぎ草取りできるのが金属杭です。
ただ専門の建設資材を扱う店でないと 手に入らなくなっているのが 難点です。