オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【祝ノーベル賞受賞】やったぞ山中さん! 日本人の誇り・鏡のこころだぁ!

2012年10月09日 22時30分29秒 | オズマの独り言

 中国ではこんなことを言っているらしい。まあ中国には無理だ。中華思想ある限り,共産党支配ある限り,人民の独自発想など生まれない。日本車が独自改良して世界中を席巻するかのようなことは彼らにはできない。ましてや学問の世界でできるはずもないだろう。

 それにしてもiPS細胞。仕事柄,どういうわけか毎日のようにその話題に触れているのだけども,今後ますます多くなりそうだ。そしてなによりこれだけの偉業を受賞した山中さん,さすが日本人。日本人の鏡だ。見ているだけで安心するなあ。

 研究者として道のりを歩み始めたきっかけが,整形外科を目指していたら「じゃまなか」とよばれるほど不器用だったとは。うーむ,いくらご謙遜があるにしても,外科と研究は,大工と建築士のようなものでまったく違うわけですかね。

 ノーベル賞受賞は,やはり日本としては,自然科学の分野でこそとってほしいと常々思っている。平和賞も文学賞も,それはもちろん素晴らしいだろうけど,ともにその時代の主観が左右すると思う。そこへ行くと自然科学はわかりやすいし,感情の余地がない。小柴さんのニュートリノ講演を聞きに行ったことがあるけれど,本当に自然科学って「目からうろこ」の連続で,自分としては素直に学べる学問分野だと思っている。体得できるかどうかは別だけれどね。ええ,もちろん体得していませんからサラリーマンなんですよ。

 一緒に受賞したガードンさんもまたいいじゃないですか。研究者って「批判的精神」の塊のような人々だろうけど,だからこそ「いままでになかったもの」が見つかる。ワトソン・クリックのDNA二重らせん構造のしくみだって,いまじゃ高校教科書の常識だけれど,60年前はわからなかったんだ。仮説はあっただろうけどね。現状を疑ってみる・自分で仮説を立てて実証する,本当にそれを実践して結果を出すのは大変なことだろう。

 しかし手放しで喜べないのが資金不足のお話。とりあえず僕なりにできる金額を寄付しよう。http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/about/fund.htmlに詳しくはあります。

 最後に。研究者としては現役バリバリの山中さん。何としても再生医療の道をさらに開くべく,お願いします。必要ならオズマの皮膚も提供しますwww。