オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

軍事力の底抜け議論に意味なし!

2013年07月11日 00時01分04秒 | オズマの考える政治・経済問題

 最近は憲法9条改定(改正とか改訂ではない)の話も多いが,あわせて軍事力が,日本の自衛隊と比較して,たとえば中国とどうか,という比較がよくされている。写真はそうした雑誌の一部分。

 しかし,どの論議も底抜けである。議論の底が抜けているのだ

 『ガンダム』のみならず,湾岸戦争などを振り返って,また,最近のオバマの強気の発言の裏を知れば知るほど,戦争は「エネルギー対決」であることが本質であるとわかるはずだ。これに異論のある日本人は,日本に油田があると勘違いしているか,戦前のエネルギー資源がなくて苦しい戦争を強いられたことを振り返らない,きわめて楽観主義者であると言い切ろう

 どうして,マスコミにしても,こうした雑誌にしても「エネルギー比較」をしないのか これをやるとあまりにも日本がひ弱で,たかが自動車のガソリンで苦労するのがバレてしまうからか。国家権力の介入を感じる

 憲法9条を変えたいのなら,まずはエネルギー革命が必須である。極端な話,原子力でもなんでもいい。軍事利用できてしまうものならば。しかし国産でなければならない。

 だがしかし,維新の会にしろ自民党にしろ,ことエネルギー戦略は他国任せ。いかに,大東亜共栄圏のようにアジア諸国と仲良くしても,いざ戦争となれば簡単に裏切るのだ。そういう歴史をすっかり忘れてしまっているのだろう,9条改定信者は。

 僕は,まずはエネルギー革命ができるのならそれをやること,それが国力を強くすることと信じている。そのために,普段の電気などをどうするかなどの議論をしなければいけないと思う。

 こんな底抜け議論を提案する自民党は,やっぱり悪の枢軸である 現行憲法に縛られている方が,エネルギー革命できない以上は国家が安全にきまっている。言い訳ができるからね。