まず,この判決を支持する。
僕の姉にこの前会ったら,結婚してから,「前の姓が使いたい」と屁理屈を述べていた。
しかし,僕から言わせると「家制度を否定しながらも,自分の都合のよい限りは家制度を使いたい」という,わがままなものだと姉には批判した。
つまり,「自分の都合としては」自分の旧姓にこだわる(この時点で家制度にこだわっている)。しかしながら,相手の家族になったのだから,それ家だ,財産相続だなどいう話題をする(これは僕の姉ではないが,この話題が非常に多い)。
家制度は,現行憲法下では廃止された。しかし,歴史的風習として根を張っている。何も地方部だけではない。都市部でも「どこそこのお嫁さんは...どこそこのお婿さんは...」という話は枚挙に暇がない。
つまり,判決は,こうした根強い風習をわきまえたものである。
つい最近,『大世界史』を紹介したが,歴史に学ぶということはこういうことだ。
理屈や理論で割り切れないものがある。あらゆるものに神仏が宿ると考える「アミニズム」が他国で理解されないのと同様に,家制度は法律上消えても,事実上残っているのだ。この歴史上の通念を判決は支持するものだ。
そういえば,著名人や仕事関係では,女性が結婚されても旧姓を使い続けている人も多いことを知っている。
要するに,旧姓をペンネームとして使っている。
それで満足できないのだろうか。
そもそも,日本のこの重い風習を知って結婚しているのに,おかしな話だと思う。
制度を,都合よく,自分が相続問題・親権問題になったときだけ利用しようなど,まったくもって言語道断。
なお,僕は別に自分の姓にこだわっていない。もう「オズマ」と呼ばれることの方が多くなってしまったから....。
オズマ。これは,ハンドルネームである。けして本名ではない(笑)。
15ツインパワー2500Sの性能を引き出せていないのに,軽量さに惹かれて購入。
年末感謝セールとかで,量販店では店頭在庫品割引が展開されていたので,これを逃すチャンスはないかと。ネット通販最安値とほぼ同額。これで釣具屋のポイントもつくからわるい選択じゃないでしょう。
そして,ツインパワーと巻き比べる。
ウウム。予想はしていたが,やはり差がある。OHなどをしていないので,どちらも本当の実力が出ているのかどうかは微妙だが,たしかに違うのだ。
ツインパワーは「がっちりした感触」,コンプレックスは「これは軽い」という感触。
だが,冷静に店頭価格・スペックなどを見れば,お互い十二分な力量をもったスピニング。
コンプレックス購入にあたり,D社・A社のものとも比較したが,ベイルの「カチッ」という音が好きでシマノになる。コンプレックスは日本製じゃないのが気になるけど...。いや,他社もこの価格でも日本製はなかった。
ツインパワーを1日使っていると,実は腕が痛くなることがあった。真冬のせいか,腱鞘炎が再発しそうなほどに。
ツインパワーは2500Sで240g,コンプレックスは2500HGS・F6で190g。50gの差はものすごく大きい。大昔に比べれば,それでも30~40gは軽量化されているのだが...。
なお,今回の購入にあたり資金調達が必要だったので,もう使わないであろう海釣りリールなどを一気に処分。ヘラ竿も,本当にいいもの以外は処分した。わずか数千円だったが,ゴミにならなかっただけマシである。なんと,ヘラ台も引き取ってくれるそうなので,2台もあるヘラ台・竿受け・パラソルも,年内に売り払ってこよう。
今後はこの2台体制で行こうと考えている。そのために,汎用性の高いスピニングロッド,それも2ピースでのものを探してみるつもりだ。いい情報があればオススメください。個人的に「フジ」グリップが好きですが。
結局,ツインパワーを手放せないのは,所有欲満足度はスゴイ,ということなのだ。
そして,別のスピニングを購入したとき,ツインパワーのよさを再認識できる機会になるだろう。そもそも海釣りでも使えるんだしね。