完全なる出家である。
それも,ライトリグの限界を思い知らされただけでなく,ベイトフィネスレベルでは到底到達できない場所があることに気付かされた。
夕方までノーバイト。
何人かに声を掛けてみても,よく考えるとみんなライトリグである。
そこへ,達人が現れた。曰く「アラバマでやってきますわ」と。都市伝説だと思っていた。
しかし,眼前にぶらさげられたのは50.5cmの超ビッグスモールマウス。
さらに,同クラスが3連発。
見ている限りで4連発だった。
場所自体は僕も投げていた。
しかし,時間とルアーがまったく異なった。
そういえば,僕だけでなく「普通のルアー」と言われるレベルでは誰も釣れていなかった。
たった一人,驚異的な釣果を叩き出していたのだ。
さらに観察すると,エサ釣りではマブナの40UPが炸裂。前回お話させて頂いた気さくな方が,見事に連発。
いまここに決心する。
早急にアラバマを試す。
アラバマとライトリグという「ナチュラル&アピール」の極致にあるようなコンビをしばらくやってみる。
今日は完全に負けたが,メトロリバーが琵琶湖に見えたのはいうまでもない。