オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【新学習指導要領】必要なのは「批判的精神の養成」!

2018年02月15日 22時09分51秒 | オズマの考える教育問題

学習指導要領の竹島明記 韓国・慶尚北道が批判の声明

韓国のことはどうでもよい。

北朝鮮と仲違いしたホッケーチームは,観ていてやはり滑稽であった。

実は,問題なのは理科である。

相変わらず「実験考察重視」だなんて,アホばかりだ。

結論から言えば「値のわかっている実験」は「捏造」を産むだけ。僕がそうして高校の単位を取得したように。

これは,先日とあるセミナーで理科実験重視に対する批判を聞いたとき,自分の意見とあまりにも同じでビックリしたぐらいだった。

でも,実験も「批判的精神」を養成するためなら問題ない

「批判」と「非難」の区別ができない人が,マスコミ含めて非常に多い

この2つは,辞書を調べれば簡単な違いである。

批判は「建設的に対論を提案」する,非難は「悪いといって攻める」である。

したがって,批判的精神というのも「本当にそうだろうかと,いろいろ自分で確かめる」姿勢をいうのだ。

だが,高校理科教育では「値ありき」の実験が横行している。

僕はその経験者であり,それが嫌で数学を選んだ。

だが,先生が「値が違ってもいいから,過程を明確に記すように」と指導してくれたらずいぶん理科への気持ちは変わっただろう。

歴史教育はイデオロギーの集積。

理科教育も実はイデオロギーの集積。

化学の周期表表記(遷移元素を12族まで含めるとか・含めないとか)が最たる例である。

こうしたイデオロギーを批判できる精神を養成する...と,困る(自分の地位が揺るがされる)のは官僚であるから,そういう教育にしないのだ。

この話題,何度書いたか記憶にない。

しかし,大事なことは何度でも繰り返しておくことにする。