gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-54888
遅ればせながら,アマゾンプライムで初めて動画を見た。ウム,プライム契約しているが動画視聴は初めてという始末(プライム契約が始まってから本当に初めて...)。
ゴロフキンの紳士ぶりは来日時から感じていたが,それは「ホセ・メンドーサ」のそれに通ずるものがある。村田諒太も紳士だが,この二人,とにかく見ていて不快感など微塵もない。
村田は,打たれても楽しそう そう,コロナで対戦できなかった相手。いつかは戦うべき相手だからこそだろうか
一方のゴロフキン。打たれても,テンプルを打たれても微妙に躱しているようだ。それは,彼の顔面出血の少なさが表している。最初の3Rぐらいで「ゴロフキンはすべてギリギリ。紙一重でかわしている」と感じた。
この試合,ライブで見たかったが他の予定があった。試合が終わってしばらく経って,どうやらスゴイということに気づき,アマゾンで見られることがわかってみた,という始末である。
かつて,日本のプロボクシングが亀田兄弟(親子)によって,野蛮なものになってしまったという記憶がある。「チャレンジャー」といえばカッコヨイが不快感しかなかった。間違っても応援などしなかった。
今回,ゴロフキンが村田に賛辞のことばを贈ったのも印象深い。
ああ,プロボクシングもまた興行であり,興行を成立させるには大変な手間がかかるのだと。
いい試合だった
ゴロフキンにも,村田にもまだチャンスがあるという。もうとっくに限界年齢のように見えて,とくにゴロフキンの筋肉量といったら凄かった。
漢の闘いを久しぶりに見た。闘志も体力も,二人は一流だ。