「働き方改革」の影響は非常に大きく,自身でいえば「下手に休日出勤しようものなら振替が大変」になった。
仕事全体では,「物流」の影響凄まじく,相変わらず何も現場がわかっていない上層部に「働き方改革の本質は,末端が一番苦労すること」で,「年末年始進行」「GW進行」「お盆進行」さらに「年度末進行」を十二分に検討してから納期などを決めよ,と釘を刺した。まあ,そのうち逆に刺されるかもしれないが「誰も言わないから」自分が言うしかない,のだろう。
そんな日々を送っているが,近所にある自転車屋さんはあらかじめ「その月の休業日」を知らせている。
月2回だが週休2日になっているし,「19:00以降の修理受付は翌日対応」とまで書いている。これは働きやすそうだ。
中学・高校と自転車漬けの日々を送ったし,当時乏しかった資金を道具面でクリアしたのが,子どものときからお世話になっている自転車屋さんだった(ご高齢でとっくにお亡くなりになっている)。
たしか,高校生のときにブレーキワイヤーを買いにいったときだ。1本300円だった記憶がある。そして,完璧に作業するには「ブレーキシューをリムに固定する」ためだけの工具が必要だった。工具の名前を思い出せないのだが
その工具を注文しようとすると「いやいや,お古のでわるいけどさ,これ使いなよ」と工具を譲ってもらったことがある。他にも高価なスパナ,,BB外し専用工具,スプロケット外しなど,およそモンキーレンチ以外かなり工具を譲ってもらった記憶がある。
閑話休題。
昔の自転車屋さんは,夜はともかく,間違っても土日は休まなかった。基本のパンク修理,ブレーキ調整,タイヤ交換,究極はCRC556でもかけておけば治るようなキシミなどなど,およそ「買ってから何も手を入れない」人達ばかりに乗られた自転車を文句なしに治す,そんなプロばかりだった。
だが,時代は変わった。この自転車屋さんなら,自分でもバイトで働けるかもと思うことがある。一番好きな作業は「サビているチェーンを一旦切って洗浄して油をしっかり潤滑させる」だし。
ただ,自分が乗りたい自転車というものはもうない。やはり青春時代に乗っていたブリジストン・ユーラシアへの情景がいままた出てきているのだ。さすがに中古を買うつもりはないが...。
もうマスプロダクトでは販売されないジャンルかと思っていたが,唯一ARAYAで出ているようだった。保険とセットで,また買ってしまうかな 自転車整備の時間がとれない可能性が大きいケドネ....。