斉藤由貴 ♪ 初代スケバン刑事
現在,NHK-BSで『はね駒』が再放送されていて,本放送当時のリアルさを若干だが感じている。
なにより斉藤由貴といえば『スケバン刑事』。本放送時に原作マンガを読もうと思ったら,あまりのギャップに漫画は無理だった。
もっとも,斉藤由貴に関しても最初は,「なんかちょっと可愛いのが来たぞ」ぐらいのイメージだった。アイドル路線となにかが違うとは思ったけど。
なにしろ,最初はセリフが棒読みに聞こえてしょうがなかった。たしか木曜の夜19時30分からの放送だった記憶があるんだけど。
その斉藤由貴がその後もドラマやら歌で出てきたのに結構「オトナの社会の都合だべ」と思っていたが,「悲しみよ,こんにちは」という「めぞん一刻」のOP曲を歌ったときはいい意味で裏切られた。ああ,斉藤由貴も努力したんだと。
そして『はね駒』に至っては,いま観ても下手くそさなんてない。ああ,これなら大丈夫って思った。たしか,高校最後の年度に放送されていたような記憶がある。
それにしても,斉藤由貴って不倫やら何やら世間を騒がしている割に「空白期間」がほとんどない。太ったり・痩せたりはあるけど,かならずといっていいほど「斉藤由貴」ってクレジットの入るドラマがいまも普通にあることが凄い。
たしか1984年頃のデビュー。すると36年もの芸歴を抱えていることになる。着々と身につけた世渡り術...ではなくて,女優業。
ポニーテールが子供の髪型なんて知らなかったこの当時,斉藤由貴みたいな女子はさすがに周囲に居なかった...。
まあ,冷静には年齢も近いし,最近急に親近感が出てきました。