まったく時が経つのは速いもので,もう年末(毎年元旦が来る度に「ああ,今年もシマイやなと思います」)。昨年末にも水郷釣行をしているが完全出家した記憶がある。2011年だけがバスが釣れていて,他の年度はこのブログを開始してからというもの完全出家ばかりだ。
それでも,ついつい暇なので雑誌を見ていると...
いろいろな戦略が書かれているわけで。
影響されないわけもない。
スキャッターラップと攻速ピラーニャ。
こんなルアーも買ってみたりしていたのである。
そして余裕ぶちかましの,つまりは休暇がたっぷりあって,しかし寒くていまいちやる気はしないママで水郷へ出発。
夜明けは朝7時近くなので起床が楽。
最初はシャッドで攻める。新しく買ったスピニング・エクスプライド264MLで攻める。しかしこれが,スピニングにしばらく触っていなかったので実に投げにくい。コントロールが決まらず四苦八苦。
当然釣れない。周囲も釣れてない。
そこで大きく移動。真冬の定番「D」である。もっとも真冬にバスを釣ったことはない。巨大ニゴイの記録ばかりがあるポイントだ。
そして,真夏も真冬も熱い排水ポイントへ。
いきなりメタルで勝負
とくに深い考えはない。いや,スモラバもダウンショットもシャッドも何もかもダメだったのでリアクションしかないと思っただけ。
アクションは弱めのリフト&フォール。テキサスリグのボトムバンピングよりややハイリフト,というぐらい。まあ,テンポは当然速いですけど...。というか,それしかわからないのでスミマセン。まだメタルバイブについては「語れ」ません。
そして一投目。アクションさせていると根がかりした...と思ったら動き出した。やったぞ,バスなのか。あまり引きが強くないし重量感がないようだけど。
かわいいニゴイが釣れた。出家回避。
う,嬉しいっす。始めてメタルバイブで釣りました。いままで何個もロストしたり使い方がわからなくて適当だったけど,雑誌を熟読して少しは役立ちました。何よりルアーへの信頼度が上がりました。
そして出家回避の嬉しさのあとは,当然もう少し釣ってみようということになる。そしてこれがまた奇跡のようにすぐに反応あり
出来過ぎや。2本釣れた。
見事にクチにかかっているのが「追っている」証拠。なんでも,AUTRECの店長さんによると「ニゴイは沖目を回遊しているんですよ」とのこと。知らなかった。ということは,完全出家逃れでひたすらこの作戦で真冬はニゴイ釣りもありかな
そしてお昼の時間が迫ってきたのでファミレスに移動。
ご飯は少なく,オカズはしっかり。
なんとかチキンステーキという定食でした。まあ,うまいとはいえないけど,歯磨きもできるし,いいんじゃないですかね。
昼食後は当然お昼寝。しっかり寝てきたけど,眠いものは眠い。時合がお昼ごろだと予想されても無理なものは無理。
そして14時頃にまたまた移動。アサイチに入った河川に行ってみる。
先行者は二人。ライトリグでじっくり粘っている。僕にはできない芸当だ。そういう釣り方はあきらめているのだ。
当然メタル投入。そして30分ほど歩くと,またまた反応あり。
きれいなモンデショ。ニゴイ,可愛いヨ。
なんと真冬のメタルでニゴイとはいえ3本も釣ってしまった。ここ数年真冬の釣り方に苦労していたから,やっとという感じですよ。そして,これがまた「引き出し」になっていくことは確か。頑張って続けていこう。きっとバスも釣れるハズ。
ワカサギがたくさん釣れていた牛堀。あまりにもキレイだったので。
ワカサギ釣りで賑わっていたので,それを追ってバスがと考えましたが,とにかくハイプレシャーNo.1。無理です。僕にはそういう釣り場も無理なんです。
これで2013年の釣りが終わった。
メタルバイブ(リトルMAX1/4oz)を追加購入。
タックルはいつものフォースグランディス&GTR-MH・12LBライン。
雑誌の「タックル オブ ザ イヤー」とは異なるルアー・ロッド・ラインだけど,自分にはこれがいまのところ真冬のベターなバランス。シャッドも飛ばせるしジグもできる。もちろんこういうメタルの釣りも。
なによりいいのは,GT-R・MHの「視認性」「ローストレッチ」性能。はっきりいえば,「ちょっと伸びにくい硬めのナイロン」だけど,ラインがクリアな割に非常に見やすいし,4mボトムでさえも感知できる感度は,スコーピオンXTとのハイバランスもあって実にいいです。
【総括とご挨拶】 2013年は,新釣法ともいうべき釣り方・新たな出会いがありました。具体的には「春の消える魔球」「夏のフィネスクランク」そして,真冬の「メタルバイブ」,八郎潟でのへびんさんとの釣行。どれも,普段やっている人にはなんともないことだろうけど,僕には大きな転換点や引き出しになったものばかり。特別な大物は釣ることはできなかったけど,それなりに釣れてそれなりに楽しめました。
それでは末尾となりましたが,2014年もよろしくお願いします。みなさまよいお年を