ついに購入した19バンキッシュ。2500SHG。ハンドルノブはストラディック1号機から移植。
悩みに悩んだバンキッシュの購入。正直,ストラディックCI4+が「気持ちガタついた」ぐらいなら,修理するのもありだった。そして,2018年に購入したダイワLT-ABSには,18カルディアでガックリくるだけでなく「ああ,自分はスピニングだけはシマノが合っている」と確認させるに十分だった。それゆえのシマノ一択なのである。
カッコイイのはアタリマエ。性能は
ドラグを回したり,家でいじっている限りではわからないのが性能,いやさ相性。165gという軽量さは20ルビアスよりも10g重いが,ストラディックCI4+の185gに慣れきっているので,どうなるだろう。
それにしても「サイレントドライブ」は,本当のプロにより整備されたストラディクCI4+と比較すると何が異なるのかわからない(それが残った方のストラディックCI4+)。つまりは,プロの整備がサイレントドライブレベルなのか,サイレントドライブってこういうものなのか,まあ,格段に驚かない。まあ,きっとプロの整備がサイレントドライブなんですよ,マジで経験してますからね。
バンキッシュは日本製。そこは好き。
さすがにこの価格(ネットでは税込み5万超え)で海外生産はない,というのが多くのユーザーの思いだろう。もっとも,マレーシア製のストラディックCI4+にさえ敬意を表するほどで,もはや生産国はどうでもよいような気もする。
ついに隠しネジ文化を改めたか。
16バンキッシュは見事なまでの隠しネジ。何度も書いているが,1992年発売「バンタム・スコーピオン・メタニウムXT」から始まった異常なまでの隠しネジ文化は「シマノのわるい伝統」だと思っているが,おそらく整備性・荷重逃しのためにこの位置に配置しているのだろう。
期待できるのは「ねずみ返し」なるローター内側の「縁」である。これでバックラッシュしてもラインを噛みにくくなるのかどうか,一番期待したい。シマノスピニング,やはり「糸よれ」に対してはダイワ・ツイストバスターにいまだ一歩届かない感じがするだけに。
なお,ストラディック1号機はフリマで売却したが,2号機が健在。1号機は最初の数年,マジでフル活躍したせいでなにより外観が傷だらけだったのだ。それでも人気商品なので,黄色いお店に売るよりはるかにまともな価格で取引ができました。