「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県上天草市 「 阿村港界隈 」

2014-09-01 04:50:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



阿村港の近くにある小さな造船所








阿村港







阿村漁業協同組合に祭られている 「 蛭子大明神 」







上天草市阿村体育館







体育館の前に設置されている 「 阿村がたきり踊りの碑 」






阿村港西防波堤がある阿村地区は長閑な地域である。
そんな阿村には、 「 阿村潟切り節 」 という歌がある。

文政4年 ( 1821 ) 対岸の八代郡文政村に、
総面積700町歩に及ぶ新地の造成工事が始められました。
阿村潟きり節に「~長い土手ばな おざやの土地は流れ(ながれ)千間(せんげん)十五間」と歌われる
“ おざや( 現・鏡町 ) 新地 ” 干拓である。
この工事に、阿村から三百人もの人々が働きに出かけていた。

阿村潟きり節は「~阿村お菊を 花壇に据えて花と見比べて見とうござる~」と、
歌われるヒロインのお菊と工事監督利兵衛との悲恋をモチーフにした労働歌であるが、
別名 “ 新地節 ” とも言われている。
踊りは、当時の労働作業風景を伝えるもので、永く歌い・踊り継がれている。




熊本県上天草市 「 阿村港西防波堤灯台 」

2014-09-01 04:49:41 | 熊本の灯台



灯台の後ろに九州で一番高い鉄塔が見える










































下大戸ノ鼻から阿村港を望む






灯台表番号 / 6450
ふりがな / あむらこうにしぼうはていとうだい
標識名称 / 阿村港西防波堤灯台
所在地 / 熊本県上天草市 ( 阿村港西防波堤外端 )
北緯 / 32-31-37
東経 / 130-26-59
塗色 / 赤色
灯質 / 連成不動単閃赤光 毎5秒に1閃光
光度 / 実効光度470カンデラ 光度 35
光達距離 / 3.5海里
地上~頂部の高さ / 8.56m
平均水面上~灯火の高さ / 12.1m 
地上~灯火の高さ / 8.10m
業務開始年月日 / 昭54年2月13日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型



阿村港西防波堤灯台へのアクセスは、
国道266号線を松島から左に入って阿村方面に進むと、
2キロほど行くと阿村港があり、灯台が見える。
灯台まで防波堤の上を歩いて行ける。