源頼光が大江山で鬼を切ったされる刀のことを調べていると日本には天下五剣と呼ばれる名刀があることを知りました。
それは童子切、鬼丸、三日月宗近、大典太、数珠丸の五振のことだそうです。
そんなものがあるのなら、やっぱり見てみたいと思うのが私の煩悩!ww
頼光が鬼を切ったとされる童子切は三日月宗近と共に東京国立博物館に、鬼丸は天皇の御物だし、大典太も東京にあるそうで五剣のうちの四つは見に行くには遠すぎる・・・唯一、日蓮の護持刀だったとされる数珠丸だけが尼崎の本興寺にあることを知り、一度、伺ったのですが、年に一度の虫干会の時にしか公開していないとのことを聞いたのが今年の春・・・
そして待ちに待った11月3日の文化の日!ようやく虫干会の日がやって来たのです!
あいにくその日も仕事だったのですが、なんとか都合をつけてゆっくり拝観する余裕は無かったものの見ることが出来ました・・・
春に一度は行っているので迷うことなく到着!
さっそく収蔵庫に向かい、拝観を申し込みました・・・と言っても無料なので挨拶するだけww
見たかった数珠丸は収蔵庫の二階に日蓮自筆の曼荼羅の前に置かれていました!
ネット上に公開されている写真の通りの刀なのですが、やっぱり鋼の持つ質感や重量感は実際に見ないと解らないもので、見に来て良かった思いました。
ここには日蓮自筆の曼荼羅の他にも名だたる戦国大名の禁制状などが残っていてなかなかのものです。
収蔵庫を出て次は重文指定もされている境内の建造物を拝観!
↑本堂
↑重文指定の開山堂!ちょうど法要の最中だったので中は遠慮・・・
↑こちらも重文指定の方丈!(門だけど・・・ww)
この日は方丈も中まで拝観できて、見事な襖絵を見ることが出来ました。
他にも大黒像や立派な木造狛犬のある三光堂が重文指定を受けていて拝観することが出来ましたが、写真は遠慮しておきました・・・
残念ながら三重塔は修理中!
日蓮さん!あなたの刀は良かったよ!
見学者よりもお坊さんの方が多くて、ちょっと遠慮がちな拝観になってしまったので、来年は時間に余裕を持って、色んな話も聞きたいと思います。