Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

恋文ならず招待状を認める

2013-08-17 | 
ブロンドの彼女のための招待状を書いた。習字の練習を繰り返したが、最終的には勢いしかなかった。勿論、年上男性然と洒脱に遊んだ筆運びは可能なのだが、恐らく彼女の求めている雰囲気ではないと考えて、真面目一方に黒いモンブランのボールペンを奔らせた。

一本気に進んだのだが、それでも途中から手が落ち着かなくなって、ふらふらとしだしたのである。紙が滑り出したという物理的な理由はあるにして、この震えは一体何なんだ?自らの不思議な反応に自ら驚いた。

もう少し男っぽく書きたかったのだが、だから少し荒れてしまった。仕方が無いが、今までの見切り発車的なそれとは異なる満足感があるのだ。なんというか、あまり見栄えを考えない気楽さというか、無為自然な感興は決して悪くは無い。

それも、恋文というような形ではないという前提は、そもそも招待をすることを既に口頭で知らせてあり、少なくとも本人の確認をとっているというこの状況があればこその感じである。

それでいながら、こうした場合屡感じる義務感のようなストレスも感じさせないのが、彼女との相性に違いないのである ― 彼女の方が私に合わせてきているという懸念があり、寧ろそのあまりの賢明さには要注意なのである。さて、実際にはどのように付き合いが進むかは分らないのだが、この比較的容易な感じは何処から来ているのだろうか?

平行に何人かの女性を口説いていると、虻蜂取らずになり兼ねないのであるが、ある種の余裕というか大らかな気持ちで彼女たちの懐深く入れるのがよいのだ。当然の事ながら不要な期待もしないだけに、とても気持ちが楽なのだ。それがまたなんとなく彼女らにも伝わるので好印象を残すことになる。



参照:
しなやかに口説きたい 2013-08-12 | 女
フランス美人へメール送付 2013-08-16 | 女
コメント
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