クライミングシューズが届いた。イヴォルヴの「シャマン」である。朝から晩まで試着の連続だ。先ずは履き心地を確かめると、店頭で試着した夕方とは違って、大分心地が良い。二足で立つと普通に立てて、痛みが走らない。店頭では、UK8.5では暫くしても立ち上がると痛くて、びっこでしか歩けなかったのである。届いたUK9はそれ程ではなかったが、薬指当りの傷みは起立すると気分が悪かった。
それだけで、UK9ならば問題なく履けることが確認できた。そうすると今度は大き過ぎないかという心配である。そこで、手元にある新品のポンテスIIのUK7を履くと寧ろ指先が押さえられるのだが、一年前に店頭で朝晩と二回試着した経験が甦った。
最初はつま先のゴムが固くて痛かったのが、足を着地して指を突っ張る感じにするとゴムが延びて応えてくれるのを感じて、頑張って足を広げると靴が広がる感じになったので指が当たっても決断したのだった。そして今回のシャマンもつま先はゴムである。もしかすると伸びて、現在使っているポンタスIIと同じように長い距離でも登れるようになるのか?
そして、箱をじっくりとみる、ポンタスIIの方には、「人工皮革はほとんど伸びないので、常にフィットし続けるようになっている。」に続いて、「ラインの無い本革は半サイズほど伸びる可能性がある。」と言い訳してある。しかし、今度の箱には、「人工皮革は伸びない。」とあり、「先ずは、運動靴のサイズを試して、その辺りを試してから決めろ。」とある。しかし、箱の製品が対応しているかどうかを差し置いても、この二種類の靴の材料の使い方はそれほど変わらない。
運動靴のザイズは、まさに今私が新しいトレイルランニングシューズ選択に頭を痛めているところであり、明日二種類の靴が二種類の大きさで配送される予定である。基本的には、EUR41の靴下で、EUR42ならば使えるということなのだが、靴の形状によって当たり方が異なり、からなずしもどちらが良いとは限らないのである。今回もそれに匹敵する、UK7.5とUK8を発注したのであった。前者は現在使っているものより小さいのでどうしても指が当るが使えないことは無い。後者は、発注した商品が現在使用中の物と足形が変わっていないならば問題なく使えるのだ。
それからすると、現在使用中のポンタスIIは、出来る限り小さいものを購入したのであった。そのお蔭でこの靴の能力を完璧に引き出している心算だ。勿論、発案者のクリス・シャーマのように、5.15が登れる訳ではないが、とても素晴らしいあらゆる技術を駆使できる靴なのだ。
それに比較すると今回の靴は、ダウントーと呼ばれる爪先が下がっている靴であり、土踏まずが湾曲しているだけでなく、先端は太く厚くなって、指を曲げて収まるようになっている。つまり、足も指も伸ばせないのである。その分、スペースが取ってあるのだが、それでも小さめの靴であると、曲がったままの指の背が靴の合成皮革に当たって痛い。だから店頭では、無理して指を押し込むものではないとアドヴァイスを受けた。なるほど、UK7辺りから何とか足は入るのだが、指が特に薬指当りが押し付けられて、しっかり起立できないのである。曲 がった指の背で比較を外へと押し込む力は全くと言っていいほど働かず、指骨が曲がったまま当たるだけなのだ。
そこで、外側の長さを測ってみた。荷重していない湾曲した状態では、24.5CMと到底足の大きさに至らない。因みにポンテスIIの方は24.5CMある。荷重した状態で漸く同じぐらいの長さになる。つまりその状態で指が伸びきっていると考えても良いのだが、実際は若干異なる。それは、底の親指の付け根の当りに笑窪が入っていて、どのような状態になっても親指は曲がった形で荷重するようになっているからなのだ。そしてその状態で親指が靴の爪先にしっかりと食い込んでいれば良いと思われるが、どうだろう。少なくともその状態で骨が当たるようであると小さ過ぎるだろう。
それでも、親指以外の爪先は基本的には曲がったままで靴先に捻じ込まれているので、足形によっては当たり方が異なるに違いない。いずれにしても力が先端に集まれば問題ないのだが、最初から傷みも少ないようなものはズカズカにならないかも気になるのである。
少なくとも足の荷重の仕方は、現行の乗り込むものとは異なって、庇の下で爪先で突っ張るような突くような感じとなるのだろう。だから爪先で立つというようなことはあまり考えないで良いのではないか。兎に角、室内壁では全くこれで問題は無いだろうが、ボルダーではどうなのだろう。現行の靴が箱のように騙しが効きにくいので、扱いやすそうだが、サイズを含めて上手に使えるだろうか?使ってみなければわからない。
定価約130ユーロが103ユーロであるから、一足室内壁用に必要であり、ポンタスIIを大事に使いたいので、どうせ強い靴を買う必要があった。店頭で試したUK8.5を再び試してみるのも悪くはないだろうが、その価格差16ユーロと駐車場料金を考えると、今回手に入れたメードインUSAで決断しても良い。どのような靴でも百ユーロでぐらいはするので、本格的なダウントーを先ずは庇で試してみよう。
参照:
ゴムの柔らかさを変えてみる 2013-03-27 | 生活
新しいゴムでの雑念など 2013-10-17 | 雑感
それだけで、UK9ならば問題なく履けることが確認できた。そうすると今度は大き過ぎないかという心配である。そこで、手元にある新品のポンテスIIのUK7を履くと寧ろ指先が押さえられるのだが、一年前に店頭で朝晩と二回試着した経験が甦った。
最初はつま先のゴムが固くて痛かったのが、足を着地して指を突っ張る感じにするとゴムが延びて応えてくれるのを感じて、頑張って足を広げると靴が広がる感じになったので指が当たっても決断したのだった。そして今回のシャマンもつま先はゴムである。もしかすると伸びて、現在使っているポンタスIIと同じように長い距離でも登れるようになるのか?
そして、箱をじっくりとみる、ポンタスIIの方には、「人工皮革はほとんど伸びないので、常にフィットし続けるようになっている。」に続いて、「ラインの無い本革は半サイズほど伸びる可能性がある。」と言い訳してある。しかし、今度の箱には、「人工皮革は伸びない。」とあり、「先ずは、運動靴のサイズを試して、その辺りを試してから決めろ。」とある。しかし、箱の製品が対応しているかどうかを差し置いても、この二種類の靴の材料の使い方はそれほど変わらない。
運動靴のザイズは、まさに今私が新しいトレイルランニングシューズ選択に頭を痛めているところであり、明日二種類の靴が二種類の大きさで配送される予定である。基本的には、EUR41の靴下で、EUR42ならば使えるということなのだが、靴の形状によって当たり方が異なり、からなずしもどちらが良いとは限らないのである。今回もそれに匹敵する、UK7.5とUK8を発注したのであった。前者は現在使っているものより小さいのでどうしても指が当るが使えないことは無い。後者は、発注した商品が現在使用中の物と足形が変わっていないならば問題なく使えるのだ。
それからすると、現在使用中のポンタスIIは、出来る限り小さいものを購入したのであった。そのお蔭でこの靴の能力を完璧に引き出している心算だ。勿論、発案者のクリス・シャーマのように、5.15が登れる訳ではないが、とても素晴らしいあらゆる技術を駆使できる靴なのだ。
それに比較すると今回の靴は、ダウントーと呼ばれる爪先が下がっている靴であり、土踏まずが湾曲しているだけでなく、先端は太く厚くなって、指を曲げて収まるようになっている。つまり、足も指も伸ばせないのである。その分、スペースが取ってあるのだが、それでも小さめの靴であると、曲がったままの指の背が靴の合成皮革に当たって痛い。だから店頭では、無理して指を押し込むものではないとアドヴァイスを受けた。なるほど、UK7辺りから何とか足は入るのだが、指が特に薬指当りが押し付けられて、しっかり起立できないのである。曲 がった指の背で比較を外へと押し込む力は全くと言っていいほど働かず、指骨が曲がったまま当たるだけなのだ。
そこで、外側の長さを測ってみた。荷重していない湾曲した状態では、24.5CMと到底足の大きさに至らない。因みにポンテスIIの方は24.5CMある。荷重した状態で漸く同じぐらいの長さになる。つまりその状態で指が伸びきっていると考えても良いのだが、実際は若干異なる。それは、底の親指の付け根の当りに笑窪が入っていて、どのような状態になっても親指は曲がった形で荷重するようになっているからなのだ。そしてその状態で親指が靴の爪先にしっかりと食い込んでいれば良いと思われるが、どうだろう。少なくともその状態で骨が当たるようであると小さ過ぎるだろう。
それでも、親指以外の爪先は基本的には曲がったままで靴先に捻じ込まれているので、足形によっては当たり方が異なるに違いない。いずれにしても力が先端に集まれば問題ないのだが、最初から傷みも少ないようなものはズカズカにならないかも気になるのである。
少なくとも足の荷重の仕方は、現行の乗り込むものとは異なって、庇の下で爪先で突っ張るような突くような感じとなるのだろう。だから爪先で立つというようなことはあまり考えないで良いのではないか。兎に角、室内壁では全くこれで問題は無いだろうが、ボルダーではどうなのだろう。現行の靴が箱のように騙しが効きにくいので、扱いやすそうだが、サイズを含めて上手に使えるだろうか?使ってみなければわからない。
定価約130ユーロが103ユーロであるから、一足室内壁用に必要であり、ポンタスIIを大事に使いたいので、どうせ強い靴を買う必要があった。店頭で試したUK8.5を再び試してみるのも悪くはないだろうが、その価格差16ユーロと駐車場料金を考えると、今回手に入れたメードインUSAで決断しても良い。どのような靴でも百ユーロでぐらいはするので、本格的なダウントーを先ずは庇で試してみよう。
参照:
ゴムの柔らかさを変えてみる 2013-03-27 | 生活
新しいゴムでの雑念など 2013-10-17 | 雑感