Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

なにがどのように繋がるか

2019-05-07 | SNS・BLOG研究
発注していたもう一つのコードレス電話機が届いた。予定通り寝室に設置する。そしてステーションにケーブルを繋いで、電話機と交信するが電話が掛からない。前回と同じで電話線と正しく接続されていないのだろう。仕方がないのでDECT電話機としてルーターから直接飛ばす。これは問題なく接続できた。問題は通信電波を出来るだけ抑えたいことにあるのだが、どうせベット脇にはタブレットを置くので、電話一台ぐらいはあまり変わらないかもしれない。ルーターの方ではスタンバイに消費を抑えるような機能になっている。

同時に発注した充電池も届いた。こちらも完全充電までには時間が掛かるが、従来の回線には繋げたので、少なくとも屋根裏部屋の机の脇において、どこから電話が掛かったぐらいはこれで分かるようになる。電話に出ても問題は無いのかもしれないが、暫くは様子を見よう。新しい電話機の方が明らかに機能が高い。少なくともこれで電話が掛かってきても動きながらでも応対可能となった。

翌朝起きて問題が発覚した。怪訝していたステーションの振動音である。耳障りな蚊のような周波数を聞いた。これは駄目だと思った。折角針音のしない目覚ましを購入してもこれでは台無しである。そこで一走りしながら考えた。そして結論は充電時間だけ電源を通すようにタイマーを挟むことにした、現在使っているのは冬季の小電球用なのでこれを夏季には代用して、冬季になった時にもう一つ購入すればよい。

最初の充電時間は6時間だったが、それほど長電話をするとは思えないので、先ずは一日昼時に二時間ほど分けてオンにするように設置した。それで足りなければ通電時間を長くしていけばよい。兎に角耳につくのだが、もう一台の方は事務机の横で大抵はPCが点いているので問題は無い。オーディオ的には消したいところだが、まあそれはいづれ検討しよう。

行くことも無いカナダのオペラ劇場情報がフィンリー経由で知らされた。今回はそこでオテロを歌っているのがラッセル・トーマスで、ザルツブルクでの「ティトュスの寛容」出演時からフォローしている。本当はあのキャスティングの中で一番情けなかったのだが、こちらの呟きを見つけられたものだから仕方がない。しかし徐々にサンフランシスコ辺りから歌い始めて、大役での出演が増えている。再度ザルツブルクだけでなくミュンヘンにも登場するようなことも書いてあった。要するにキャリアーをゆっくりと上っている。
Trailer | Verdi's OTELLO


そこでフィンリーのヤーゴばかりの映像のところで、漸く聞けたのがオテロの第一声だった。ウォールストリートジャーナル批評から「革命的」という言葉が見出しに使われているが、なるほどドミンゴ以来の迫力がある。見た目もザルツブルクの時は何かぎこちなさがあったが、このオテロは上手く嵌っていそうだ。

呟きだけでもフォローしてきたのでその人物像は良く知っている。一度は皆にフォロワー数を増やしたいから手伝ってくれと呼びかけたりしていて、全く舞台でもそのキャラクターを隠せない不器用さが個性になっている。確かに声質もオテロに合っていそうで、肝心なところをもっと聴いてみなければ判断は出来ないが、決して悪くはなさそうなのだ。CBCあたりで放送が無いものかと探している。
OTELLO: "Una vela!...Esultate!"


その情報を集めていたら、今度はそこで指揮しているヨハネス・デーブスという指揮者がフォロワー申告してきた。こうなれば仕方がない。調べてみると、もともとミュンヘンでも振ったことがあり、フランクフルトから出てきたようで読響監督ヴァイクルなどの仲間の様だ。日本でも振っているようだ。しかしカナダの監督になってからそこに集中しているようで、こちらでの活躍は少なくなっている。だからこうした話題になるのはとても大きなことなのだ。そして私のところでペトレンコと一緒に乗せて貰うとそれは誰の目につくかということになる。そうした細々したことの積み重ねでしかない。実際にフィンリーのイアーゴだけならここまで扱わなかっただろう。なにが助けになるか誰も分からない。



参照:
ザルツブルク、再び? 2017-11-17 | 文化一般
Go home & never come back! 2017-08-24 | 歴史・時事
コメント
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