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タイヤ交換中にネット情報を見た。バイロイト音楽祭に関するもので、2026年の縮小プログラムに対して、昨年12月に友の会が寄付金に条件を付けて提案した件に関するものだ。一万ミリオン程度の寄付金に対して、クラッツァーの「タンホイザー」、「ローエングリン」をティーレマン指揮でやれというもので、出来ないとの回答。
バイロイト音楽祭友の会の代表のフォンヴァルデンフェルツも焼きが廻ってきたようで、その程度の端金ではなんとも致しようがないことぐらいは分かっていた筈だ。今迄はバイロイト州とバイロイト市、友の会が最も大きな母体であったのだが、肝心の建造物の改修保存に連邦政府の支援が必須のことから、有限会社バイロイト祝祭の資本構造が変わったことが背景にある。
要するにバイロイト音楽祭友の会が邪魔になって排除された経過がある。その背景にはヴァ―クナー協会などの老齢化と衰退もあるのだろう。兎も角経営的にも尻に火がついてきた現在最早素人が口出すような状況ではない。
同様な現象はベルリナーフィルハーモニカーなどにもあって、その支援者は嘗てのベルリン州から政府へと移り、経済的にはドイツェバンクなども大きな支援者となっている。それでもフィルハーモニーの運営は州の予算で賄われているためにその財団の予算として支援されている。昨年からの州の予算縮小による影響を楽団が直接受けていないのはこうした構造を予め準備して再構築していたからである。これはキリル・ペトレンコ体制移行に伴っての最も大きな改造だったのだろう。
それによって、州の文化長で元ドイツェグラモフォンの男などには指を触れさせない構造が出来上がっていて、反対にベルリンの三つの歌劇場の合弁会社は州の管轄内にある。元々私立の組織が国の庇護下にあって、その他は州の支配下にあるという構造になっている。
さてタイヤ交換は一時間程待った。最初に洗車も交換の接着剤も補完して貰えればとマイスターと話していたのだが、両方とも為されていなかった。前の車の寿命を数年延ばしてくれたマイスターであるから出来ることはしてくれたはずだが、恐らくホイールの清掃に時間が掛かったのだろう。注入用接着剤だけの保有がなかった可能性が高い。なによりも意外だったのは、新車の時に本社工場が高めに揃えていたのを、指定通りに落としていたので、揃える為にまた自分自身であげてやらなければいけなかった。なるほど圧が高過ぎると真ん中が直ぐにちびる。然し燃費はよくなる。冬タイヤ交換までにそれ程乗る予定はないので、4月までのことである。
そこでハノーファー再挑戦の結論を週末迄ぐらいに出したい。制作のコンセプトやその他は上手くいっているようだが、どこ迄修正してくるか、アンサムブルの精度を上げて来れるのか、その辺りがこちらの見極めとなる。
これで修理が無料になるならば、再挑戦出直しでより予算額が増えるのは宿と入場券だけなのでそれ程の高額とはならない。つまり大きな損失とはならない筈だ。そしてやはり長い距離を走らないとやはり車輛の本当の価値は不明のままだ。
参照:
Der Festspiel-Brief an die Gesellschaft der Freunde, Axel Brüggemann, BackstageClassical vom 29.1.2025
再挑戦なるのか? 2025-01-30 | 生活
望まれる開かれた応答 2023-07-28 | 文化一般
バイロイト音楽祭友の会の代表のフォンヴァルデンフェルツも焼きが廻ってきたようで、その程度の端金ではなんとも致しようがないことぐらいは分かっていた筈だ。今迄はバイロイト州とバイロイト市、友の会が最も大きな母体であったのだが、肝心の建造物の改修保存に連邦政府の支援が必須のことから、有限会社バイロイト祝祭の資本構造が変わったことが背景にある。
要するにバイロイト音楽祭友の会が邪魔になって排除された経過がある。その背景にはヴァ―クナー協会などの老齢化と衰退もあるのだろう。兎も角経営的にも尻に火がついてきた現在最早素人が口出すような状況ではない。
同様な現象はベルリナーフィルハーモニカーなどにもあって、その支援者は嘗てのベルリン州から政府へと移り、経済的にはドイツェバンクなども大きな支援者となっている。それでもフィルハーモニーの運営は州の予算で賄われているためにその財団の予算として支援されている。昨年からの州の予算縮小による影響を楽団が直接受けていないのはこうした構造を予め準備して再構築していたからである。これはキリル・ペトレンコ体制移行に伴っての最も大きな改造だったのだろう。
それによって、州の文化長で元ドイツェグラモフォンの男などには指を触れさせない構造が出来上がっていて、反対にベルリンの三つの歌劇場の合弁会社は州の管轄内にある。元々私立の組織が国の庇護下にあって、その他は州の支配下にあるという構造になっている。
さてタイヤ交換は一時間程待った。最初に洗車も交換の接着剤も補完して貰えればとマイスターと話していたのだが、両方とも為されていなかった。前の車の寿命を数年延ばしてくれたマイスターであるから出来ることはしてくれたはずだが、恐らくホイールの清掃に時間が掛かったのだろう。注入用接着剤だけの保有がなかった可能性が高い。なによりも意外だったのは、新車の時に本社工場が高めに揃えていたのを、指定通りに落としていたので、揃える為にまた自分自身であげてやらなければいけなかった。なるほど圧が高過ぎると真ん中が直ぐにちびる。然し燃費はよくなる。冬タイヤ交換までにそれ程乗る予定はないので、4月までのことである。
そこでハノーファー再挑戦の結論を週末迄ぐらいに出したい。制作のコンセプトやその他は上手くいっているようだが、どこ迄修正してくるか、アンサムブルの精度を上げて来れるのか、その辺りがこちらの見極めとなる。
これで修理が無料になるならば、再挑戦出直しでより予算額が増えるのは宿と入場券だけなのでそれ程の高額とはならない。つまり大きな損失とはならない筈だ。そしてやはり長い距離を走らないとやはり車輛の本当の価値は不明のままだ。
参照:
Der Festspiel-Brief an die Gesellschaft der Freunde, Axel Brüggemann, BackstageClassical vom 29.1.2025
再挑戦なるのか? 2025-01-30 | 生活
望まれる開かれた応答 2023-07-28 | 文化一般
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