Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

涼しいうちに滋養供給

2019-07-05 | ワイン
ミュンヘンに出かける準備に入った。早ければ早いほどいい。当日がそれだけゆったりとする。理想は自宅のソファーからその感じで劇場やホールの椅子に移動することだ。今シーズンは、マイスタージンガーも来年もあることを考えれば、これで終わりだと思う。残るところ次のシーズンに秋に一回、六月に一回、夏に一二回、その翌年に複数回の数回で一区切りとなる。

13時に出れば、途中でピクニックしても、余裕をもって18時に車庫入れが可能だろう。燃料は136セントで満タンにした。少しエンジンオイルを足しておこう。現金も30ユーロ以上残る。休憩も無く、精々最初にコーヒーを飲むぐらいだろう。プログラムもこれで買える。

気温は上がるが途中で雷雨に合いそうなのでついたころには涼しくなっているかもしれない。洗車もできて助かる。ピクニックはブランチ以外に夜食兼用のものを持参すればよい。お茶は二リットル欲しい。果物は充分に用意した。プチトマトもある。ゆで卵もランチボックスに。雷雨に備えて予備の靴も持参。

衣裳はこざっぱりしたい気持ちが強い。今更散髪には行けないので、そのままで、胸元を涼しくしたいので、やはりバタフライか?一つだけ使えそうなアンチョコバタフライがあるのでそれになるだろう。

ルツェルンのサイトを見ると、流石に売れる公演は売り切れ直前になってきている。第九の舞台の奥の席が売りに出ている。合唱団は舞台の上となったからだろう。大編成では無い事は分かっていたが後ろを売り出したのはそれだけの理由があるのだろう。独唱者も舞台の前方で、後ろに合唱を並べるのだろう。価格帯は上から三ランク目なので高価過ぎるだろう。曲目にもよるだろうが、ペトレンコの指揮を前から見るだけである。シェーンベルクとチャイコフスキーもまだ余っている。

中ホール扱いの会も殆どが売れているが、ハイティンク指揮の室内管弦楽団はまだまだ売れていない。その他ではやはりハーディング指揮の「トリスタン」が絶望的だ。ルツェルンの残席が目立つようになった理由は分からない。安いところは以前同様に早く売り切れるが、中位のあまり良く無い席が残るようになってきている。音響的にそれほど穴があるようには思えないが。

興味深いのは、最初はブルックナーの八番の方が出足が良かった会も現在フランスものの方が健闘していて、こちらの方が更に売れそうな勢いである。考えられるのはネルソンズ指揮のブルックナーがそこらで演奏されるようになって評判を落とした可能性で、あり得るのではないかと思う。

週末に向けて暑くなるので、ここ辺りでオーヴンで肉のロールとジャガイモを焼いて、ワインで食事とした。ワインは2016年のヴァッヘンハイマーのゲリュンペル、十年から二十年を寝かすリースリングだが敢えて早めに開けた。理由は年度からして大きな熟成は期待できないからだ。実際に開けると酸が落ちて苦みがあった。つまりまだ開いていないという事だが、酸が物足りない。この傾向は旨みが増しても変わらない。



参照:
二流と一流の相違 2018-01-30 | ワイン
スレンダーながら多層的な23歳 2014-10-16 | ワイン
コメント
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