Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夏季の"I Got Rhythm"

2019-07-20 | 雑感
ベルリンの定期会員について情報を貰った。早速見たがそれほどいい席は残っていなかった。三泊の宿を予約してあって、一般前売りの11月を待っていた。しかし、この間にほかの情報も入って、冷静に考えると、来年のオープニングのプログラムと二つ目のツアープログラムもほぼ明らかになった。それで、予約していた期間にどうもベルリンに行く必要は無くなった。

来シーズンにキリル・ペトレンコがべルリナーフィルハーモニカー以外のみで指揮する曲目は、オペラを除くと、イスラエルで振る「ティル」、モーツァルト協奏曲K491、ブラームス三番、ユーゲント管弦楽団との「運命交響曲」、ミュンヘンでの「我が祖国」全曲、「千人の交響曲」以外に無い。つまりこの中からとベルリン以前にツアーで振るマーラープログラムと「ミサソレムニス」以外には無い。必ず大きなプログラムは予行演習するからである。

つまり、組み合わせは「千人」と「アスラエル交響曲」の組み合わせでのオープニングツアーか、「我が祖国」と「アスラエル交響曲」若しくは「ミサソレムニス」と「アスラエル交響曲」しかない。最後のミサソレムニスは「何時かベルリンで」と態々約束することを言及したぐらいであるから、同じ年にはあり得ない。二番目の組み合わせも先ず無いだろう。マーラーの六番はツアーに掛けれるが既にヴィーンなど欧州ツアーで演奏しているので、ザルツブルクやルツェルンには持って行けない。先ず最初の組み合わせで決まりである。記念年のべ―トーヴェンもバレンボイムのピアノで演奏されるので全く問題が無い。狙いは「アスラエル交響曲」である。

さて今晩のミュンヘンのマールスタール広場でのオープンエアーは暮れのジルフェスタ―コンツェルトの予行演習となる。曲目は「パリのアメリカ人」など一部重なる。そこでの「ウエストサイドストーリー」などはこの年始にユーゲント管弦楽団を指揮していた。その他リジャー・ハーマンシュタインのヒットナムバー。

注目は、トーマス・ハムプソンと並んで、「サマータイム」などを歌うゴルダ・シュルツの歌である。普段からヒップホップ系の乗りを求めての彼女であるから、否応にも期待が高まる。いづれペトレンコのヴァルトビューネ初登場の時には出演して欲しいと思わせる出来となるかどうか?

ネット生中継に続いて、日曜日に再放送としてアジア向けに無料で流される(日本時間19時より)


プログラム:
"Cuban Overture"
"An American in Paris"
"Summertime"
"I Got Rhythm"
"Three Dance Episodes"
"Lonely Town" aus "On the Town"
"Somewhere", "Tonight" aus der "West Side Story"
Rodgers & Hammerstein:
"My Fair Lady"
"Gay Divorce"
"Paris"
"A Little Night Music" & "Cinderella"



参照:
「私のこと考えてくれて」 2019-02-25 | 女
ミュージカル指揮の意味 2019-01-27 | マスメディア批評
コメント
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