Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

正夢と幻想の束の間

2008-12-31 | アウトドーア・環境
年末年始の準備は整った。とは言っても、ワインの計画に従って食料を買いこんだだけである。その内容は改めて記すとして、方々で良いお年をと告げる声が響いて、クリマスほどではないにしても盛況である。以外に魚売り場に並ぶ人が居て驚いた。

帰り道にそのまま散歩に出かけたが、陽射しは本日のほうが強かった。色々と難しい考え事もあったのだが、またもや体が温まってくるとついつい惚けて仕舞う。

迎えから来るおばさんが昨日の娘さんに似ているかと思って挨拶をすると、記憶や印象が大変怪しくなってきた。これだけ歩き回っていても未だに通っていない道があるのも驚きで、地所パラディースガルテンのエヴァ像を遠くからは予てから拝まして貰っているのだが、初めて足元へと向った。

そこには、ゴルバチョフ、サッチャー、メージャー、ヴァイツゼッカーなどの葡萄の木が植えられているのである。それにしても下から写真を取り、態々顔を見に行って失望してしまった。遠くから眺めておくべきであったと後悔しても始まらない。

先日見た夢はまた不思議でその分析すら出来ないでいる。現在使っているレコードプレーヤーが主役であった。そのアーム部分に発光ダイオードか何かが埋め込んであるのだが、それは恐らく演奏の最後になるとスイッチが切れる機構のパイロットランプとなっているらしい。その光の反射がしばしば気になることもあるのだがそれがどうも夢のきっかけになっている。

レコードプレーヤーにLP載せて廻していると突然その光の当たりから火花を発し出すのである、驚いて慌てふためいていると、益々その火花は激しくなり燃焼し出すのであった。不快で焦る夢のないようだったのだが、それ以上には大きな恐怖感や破局へとは至らなかった。

なるほど最近は、アナログ録音のCDまで鳴らす事になっていて、LPを廻す機会が減っているのも事実である。一月ほどそれを使っていない。レコード針がちびる事もないのでそれはそれで良いのであるが、どうしてこのような不安な夢を見たのだろう。

八百屋で支払った額18ユーロ、魚屋で買った燻製鮭の残り全部のサーヴィス、改めてじっとレシートを眺めるのであった。



参照:
ガラード401のアイドラー修理 デジタルタブローとは。
春へと向う陽射しの中で [ 女 ] / 2008-12-30

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春へと向う陽射しの中で | トップ | 索引 2008年12月 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今回はオーディオについてお尋ねします。 (Saar Weinen)
2008-12-31 10:37:41
pfaelzerwein様、こんにちは。僕も軽くですが自分のアパートを片付けてこれから実家に帰るところです。確かにLPを聞くのはジャズ党の僕でも減ってきていてCDが中心になってきています。やはりそちらのアナログプレイヤーのメーカーだとThorensやDualが思い浮かぶのですが(各々の機種によるでしょうが)pfaelzerwein様的にはどんな印象をお持ちでしょうか。またメインソースがクラシックということでMC型を主に使っていらっしゃるのでしょうか。因みに僕は米シュアー社の安物のカートリッジを(MM型)使っております(笑)。 話は変わりますが昨日お送りした写真添付のメールの解像度はどうでしたでしょうか。いや例によって携帯電話のカメラなのでよくはないと思うのですが‥‥‥
返信する
要点は解像度ではありません (pfaelzerwein)
2008-12-31 14:47:34
写真の要点は解像度ではありません。写そうとしているものなのです。

プレーヤーは、前使っていたレガ社のものが壊れたので急いでネット注文したトーレンス社製のものです。今まで使ったデュアルやデノンなどに比べて、家庭用の使用では総合的に優れているように思われます。つまり、ハウリングが置き難く、SNも優れていて、ある程度基本性能が高ければも音質が優れていれば良いと言うことです。なにが再生されるかが問題で、解像度などは二の次です。

カートリッジは、AT33シリーズでやはり価格相当103よりは遥かに高級と感じています。
返信する
今年恐らく最後の書き込みです。 (Saar Weinen)
2008-12-31 20:25:16
pfaelzerwein様、こんばんは。なるほどまず何を対象にするかが大事ということなのですね。考えさせられました。

書いていらした103とはデノンのDL‐103シリーズのことでしょうか。因みに僕の父が使っているのは103の原型とその10年くらい前に出たその発展型、そしてモノラル用に(SPも再生可能とのことですが)DL‐102(僕が誕生日プレゼントであげたのですが)を使っております。父に言わせると「しっくりくる」のだそうです。因みにモノラル録音のLPもかなりお持ちと思いますがカートリッジの使い分けはしていらっしゃいますか?

今年は色々と大変お世話になりました。また来年もご指導の程よろしくお願い申しあげます。
返信する
いつの事になりますか (pfaelzerwein)
2008-12-31 20:36:32
モノラル用は昔も出ていたと思います。私の持っているのは1980年代のものです。針交換するときに新しいのにすると思いますがいつの事になりますか。

モノラル用には使い分けていません。
返信する
今年初の書き込みです。 (Saar Weinen)
2009-01-01 10:53:31
pfaelzerwein様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申しあげます。さて昨晩グーグル検索してみたのですがAT33シリーズにもモノラルは現行で発売されているそうです。実はこのメーカーに対しては安価なMM式カートリッジと高性能のマイク・ヘッドホンというイメージしかありませんでした。機会があれば秋葉原辺りで試聴してみたいと思います。


交換は日本に一旦戻られた時になさるおつもりですか?
返信する
オーディオ趣味でないので全く興味がない (pfaelzerwein)
2009-01-01 14:44:52
交換は去る四月にしました。その前は本社郵送でしました。八年に一度ほどですからなんとかなります。

今日本で通常に購入できる価格ではATとDLが双璧と聞きました。ATは此方で奨められて購入してからグレードアップで仕方なく使っているだけで、商品イメージはありません。現行の商品は現代的な音作りですが、基本性能は高く、十分な情報量をピックアップしてくれます。ただDLと比較して、それなりに高価ですから趣味との兼ねあいです。DLを使っていてこれを態々購入するのは可也なマニアに限られるのではないでしょうか。

雰囲気趣味ならオルトフォンなどの方が良いのかも知れませんが、私はオーディオ趣味でないので全く興味がなく何とも言いかねます。
返信する

コメントを投稿