デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



ベルリンOST駅からベルリンが世界に誇る美術館ゲメルデガレリーまでは、Sバーンに乗り換えて町を見下ろしながらの移動だった。本当にベルリンに来たのだな、でもゲメルデガレリーの開館時間に間に合うだろうかと、なぜか時間的なことであせっていた。
Friedrichstr駅で乗り換えのはずだったが、路線図を持っていなかったので人の良さそうな駅員さんに尋ねた。すると、降りるべき駅を即答で教えてくれて、私が下手な英語で路線図はどこにあるのですか?と尋ねると、手にしていた路線図を「どうぞ」といわんばかりに私に差し出してくれた。私は「ダンケ(ありがとう)」を繰り返した。
ゲメルデガレリーへはポツダム広場駅(Potsdamer Platz)が近い。そこで下車し、外に出ると、まず私を待っていてくれたのはベルリンの壁だった。


小さいが存在感はあった


旅行ガイドブックに今は壁の一部が保存されている、みたいなことが書いてあったが、このような形だったとは思いもしなかった。1989年といえばまだ最近かも知れないが、今となっては遠い過去のように思えてしまう。だが、この壁は見に来る人を引き付ける。私もやはり引き付けられた。そして愚かしい過去に思いを馳せた。


この方向に行くとゲメルデガレリーへ


しばらく佇んだあと、人に道を訊きながらゲメルデガレリーへと歩いて行った。とはいえ、ここは旅行者も多いので美術館の位置を知らない人も多かったが、そんな人でも一生懸命地図をこねくりまわして必死に考えてくれたりしたことが嬉しかった。そして、ちょうどゲメルデガレリーに行く途中のドイツ人?熟年夫婦と出会い、一緒に美術館に向かった。

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